猫が笑っているような表情をする時は実際にあります。表情もニッコリしていたり、ニヤリとしていたり、様々な表情を見せてくれますよね。では、実際にその時、どういう状態なのかをご紹介させて頂きます。
猫が笑顔の時の状態について
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猫は人間のように嬉しいから笑う、面白いから笑うといったような感情を表情に出しているわけではありません。
猫は嬉しい時は鳴き声や態度に表すことが多く、ボディランゲージで人間に伝えようとしています。
ですので、人間のように笑顔を作って嬉しいという気持ちを表情から伝えようとすることはないのです。
では、なぜ、笑ったような表情をしているのでしょうか?
それは、フレーメンという動物には良くある現象ではないかと考えられています。
猫の前歯の裏側には2つの穴があり、その穴はフェロモンのにおいを感じ取るヤコブソン器官というものです。
このヤコブソン器官でフェロモンを感じようと息を吸い込むと猫は独特の表情になり、笑っているような顔に見えてしまうのです。
このフレーメンは発情期を迎えた猫が、異性の猫と戯れているときに見かけることが多く、体を寄せ合っている時にも見かけることがあります。
人間の近くで笑う表情をするのもフレーメン現象?
でも、私といる時は本当に笑っているのよ!という飼い主の方もいらっしゃるかと思います。
そして、本当に猫は人間と一緒にいるときにも笑ったような表情をすることがありますし、見かけたことがある方も多いのではないかと思います。
この場合の猫が笑っているような表情をするのは、飼い主の匂いを猫が感じるために息を深く吸い込んだ時に、猫の表情がフレーメン現象の様に笑顔に近い表情に偶然なってしまっているということが考えられています!
元々笑顔のロシアンブルー!
猫の種類の中でも認知度の高いロシアンブルー!
このロシアンブルーは、元々の顔の作りで口元が切れ上がった形をしています。
ですので、普通にしていても笑っているような微笑んでいるような表情に見えるので、ロシアンスマイルと言われることもあるんです。
猫は感情を表情にはあまり出さない動物
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いかがでしたでしょうか?
猫の笑っているような表情についてお話しさせて頂きました。
猫は感情を表情には出さない動物ですので、日頃からの猫の変化に気づいてあげることが大切になります。
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UCHINOCO編集部
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