住環境の居心地が悪くなった
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「犬は人につき、猫は家につく」という言葉があるように、猫は自分の住んでいる環境にとてもこだわりがあります。
住みなれた家に、何か不満ができたからいなくなったのかもしれません。
猫はとても気分屋な生き物です。
新入りの猫と折り合いが悪いとか、ご飯が気に入らないとか、理由は様々でしょう。
できるだけ、猫が嫌がるような環境の変化をしないようにしましょう。
猫のテリトリーは案外狭いです。
家出しても、いきなり自分のテリトリー外に行くことはあまりしません。
自宅周辺をくまなく探すようにしましょう。
外飼い猫は、家をいくつも回っていたりします。
あなたの家に来なくなってしまったなら、他の出入りしている家に住み着いた可能性もあります。
交通事故
野良猫や外出自由な飼い猫の死因第1位は、交通事故です。
事故にあって命は助かっても、体のケガで動けなくなり、帰れないこともあります。
首輪が枝などにひっかかったり、猫に害のある植物を食べたり、野良猫と喧嘩をしたり、外の世界には危険がいっぱい潜んでいます。
車の大きな音にビックリしたり、ライトの強烈な光に目をやられて立ち止まり、事故にあうことも。
それでも、怪我を負って動けない場合なら、回復して帰って来ることもあります。
放し飼いは、危険に囲まれています。
出来るだけ、完全室内飼いをおすすめします。
発情期がきた
猫が出て行ってしまう理由で一番多いのは、パートナーを探しに行くこと。
成長が早い猫の場合、生後6ヶ月ごろになると発情するようになります。
オス猫はマーキング、スプレーをするようになり、メス猫はフェロモンを出します。
そして、パートナーを探しに旅立ちます。
繁殖を望まないのであれば、猫の体の負担も考えて去勢や避妊をおすすめします。
迷子になった
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猫は自分のテリトリー内を巡回し、確認をしています。
野良猫に追いかけられるなど、何らかの理由で自分のテリトリーから出てしまうと、迷子になってしまう可能性があります。
自分の匂いを付けながらテリトリー内を巡回しますが、テリトリーの外は自分の匂いがなく帰り道が分からなくなります。
もし、長い間帰ってこないときは、猫の縄張りの外も探してみましょう。
保健所などの迷い猫が持ち込まれる施設に連絡を入れておくと、見つかる可能性が高くなります。
病気・老衰
猫は死ぬとき、姿を隠すと聞いたことはありませんか?
猫は体調が悪くなると敵がいないところに隠れて、回復を待ちます。
最悪の場合、そのまま回復できずに死んでしまうこともあります。
完全室内飼いだと体調不良を早く見つけることができます。
命が救えたり、痛みや苦しみを和らげてあげることもできます。
飼い猫の最期を看取りたい飼い主さんには完全室内飼いをお勧めします。
迷子になった猫の探し方
まずは猫のなわばりである、家の周辺を重点的に調べてましょう。
猫のテリトリーはそう広くないので、遠くない場所に潜伏していることが多いです。
猫はなわばりの外へ行くのが不安な生き物なので、そんなに時間が経ってないなら家の周辺にいることが多いです。
病院などに連れ出すときに、脱走した!
こんな時は、まずは居なくなった場所付近を捜しましょう。
猫は、なわばりの外へ行くのが不安です。
なので、物陰や茂みに逃げ込み、じっと身を隠します。
この場合、周りが静かになればひょっこり出てくる可能性も。
猫がどうしても見つからないときには、様々なケースを考えましょう。
誰かが保護している可能性や、事故にあってしまったことがあげられます。
迷子札がついてる場合は、常に連絡が取れる状態にしておきましょう。
事故の場合は動物病院に運ばれていたり、誰かが役所などに連絡をする可能性があります。役所や警察などにも連絡を入れておきましょう。
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UCHINOCO編集部
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