愛犬の飛びつき癖はやめさせるべき?!飛びつき癖の対処法とは?

愛犬が尻尾を振って飛びついてくることは嬉しい事でもありますが、それが他の人にも…という事になると問題行動になってきます。今回は、犬の飛びつきという行動に関してまとめています。 2018年05月21日作成

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飼い主さんに対してだけ、飛びついてくる「愛情表現」は飼い主さん本人が嫌でなければいいのですが、飼い主さんがその行動を許していると、他の人にも飛びつくようになってしまい、問題行動になってしまいます。
飛びついた人がこけてけがをしてしまったり、不快な思いをさせてしまったりする場合もあるので、やめさせたい行動の一つです。

1.どうして飛びついてくるの?

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・愛情表現
大好き!という気持ちが行動に出てしまうというなんとも嬉しい愛情表現です。

・褒めてくれるから、抱っこをしてくれるから。
飛びつくと飼い主さんが撫でてくれる、嬉しそうにする。
飛びついたら抱っこをしてくれるなど、飛びつく=自分にとって嬉しい出来事がある。
と覚えてしまう事で、飛びつき癖が出来てしまいます。

・自分の方が上位だと思っている
犬にとって、相手の上に乗る、足をかけるという事は自分の方が偉い!と示す行動です。

・飼い主が食べている物や持っている物に興味がある時
物を持っている場合やニオイに誘われて、「なにそれ?おいしそう!頂戴!」と、気になる物に対して「私も!」という気持ちが飛びつきに繋がります。

2.犬の飛びつきによって起こる危険性

・転倒の危険性
これは、体が小さい小型犬でも、飛びついた相手が子供だと転んでしまう危険性があります。
中型犬、大型犬になってくると、大人でも支えきれず、転んでしまいます。

・犬同士の喧嘩
よく散歩をしていて、すれ違う犬に向かって飛びかかろうとする姿を目にしますが、リードを持っているから防げている事であって、もしリードを誤って離してしまったら、犬はその勢いのまま飛びついて、犬同士の喧嘩に発展し、相手の犬にケガを負わせてしまう危険性があります。

3.飛びつきをやめさせるしつけ方法。

辞めさせるしつけの方法は2つあります。
一つ目は、褒めてしつける方法です。
まず、しつけの基本でもある「お座り」を必ず覚えさせましょう。
飛びついてきたときに、「お座り」と指示を出します。
言う事を聞いたらご褒美を、辞めなければ、辞めるまで続けましょう。
辞めたらご褒美を、という根気はいりますが、飛びつきをしない様になるまで根気強く続けることが大切です。

もう一つは、罰を与える事です。
罰を与えると言っても、手を上げることは絶対にしないようにしましょう。

例えば、大きな音を鳴らしてびっくりさせる。
犬の苦手な「お酢」や「柑橘系」のスプレーを鼻に吹きかける。
(目には入れない様にしてください。入るとかなり痛いので。)
といった、「これをしたら自分に不幸が起きる」と思わせることです。

可哀想なのであまりしたくはない方法ですが、人や犬をケガさせたり、物を壊したりして、裁判沙汰になったりすると飼い主にも負担がかかりますので、一番愛犬が言う事を聞いてくれる方法でやめさせるようにしましょう。

4.飛びついてきて顔を舐めさせるのはNG

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飛びつきという行為もダメなのですが、もっとダメな事は顔を舐めさせる事です。

犬の口の中はとっても汚いです。
いくら可愛い愛犬だからと言っても、汚い事には変わりません。犬が顔を舐めるという行為はあいさつや愛情表現と言われていますが、犬の口の中には沢山のばい菌が潜んでおり、その中でも人間にうつると言われているのが「パスツレラ・ムルトシダ」という菌が引き起こす「日和見感染症」に感染してしまう恐れがあり、気管支炎や肺炎などを引き起こす原因になります。

又、犬の歯周病は人にもうつるのではないかと言われています。
いくら、毎日歯を磨いてあげている犬でも、菌は口の中に潜んでいますので、しつけの為にも、愛犬には顔や口周りを舐めさせないようにしましょうね。

著者情報

UCHINOCO編集部

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