とても小さい!「ノーリッチテリア」とは?

テリア種の中でも小さめのノーリッチテリアは、骨格がしっかりとした犬です。個性的な犬種ですので、知れば知るほど興味が湧く犬種でもあります。今回は、そんなノーリッチテリアをご紹介します。 2018年06月09日作成

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1.ノーリッチテリアの基本情報

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ノーリッチテリアの体はとても小さいです。体高は25〜26cmと、一般的な小型犬と変わらないほどの大きさですが、体重は5〜6kgです。体格はずんぐりむっくりで、なんとも愛らしい感じがします。

先端がとがった三角の立ち耳も、ノーリッチテリアの特徴です。体高より体長の方がわずかに長いのも、トレードマークの一つです。骨格はがっしりとしている感じです。

ノーリッチテリアの被毛はレッド、クリーム、ブラック&タン、グリズルの4種類です。ノーリッチエリアの性格は、とにかく明るくやんちゃでおてんばというイメージです。

体を動かすことが大好きで、いつまでも遊びたいと思いながら過ごしているのがノーリッチテリアなのです。人や遊びが大好きという底抜け明るさと、天真爛漫さが魅力的な犬種です。そして、実はいたずらするのも大好きです。

頭の良い犬で何事にも好奇心を抱き、どんなことにも挑戦したいと考える性格です。飼い主に対してはとても忠実ですが、用心深い性格でもあるのです。

2.ノーリッチテリアの特徴や性格について

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テリア独特の明るさを持ち合わせており、じっとしていることよりも体を動かすことが大好きという活発な犬種です。好奇心も強く、「恐れるものは何もない」という無防備な性格でもあります。なかなか社交的な気質をしていて、誰とでも仲良くなれる傾向が強い犬種です。また、実に甘えん坊で飼い主とのスキンシップに至福の時を感じます。

ただ、嫉妬の感情や独占欲の強さが目立つ犬種でもあります。相手を選んでしまう傾向も強く、一度苦手意識を持ってしまうとなかなか心を開かない場合もあるようです。しかしながら、闘争心をむき出しにすることはありません。

しつけ面では物覚えが良く服従訓練も入りやすい犬種でもあります。テリア種の良い部分を多く引き継いでいるのが、ノーリッチテリアの特徴です。

3.ノーリッチテリアの歴史

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ノーリッチテリアはイギリス産ですが、現地では「トランピトン・テリア」と呼ばれていました。元々ノーリッチテリアは、人間が育てている穀物を荒らすネズミ退治の目的で飼われていました。

19世紀頃になると交配が盛んに行われて、ノーリッチテリアとノーフォークテリアと呼ばれる犬が多く繁殖されるようになりました。

当時のノーリッチテリアの気質はまだまだ強く勇敢なものでした。その後はアメリカにも子孫が増え品種改良をした後に、現在のノーリッチテリアが完成しました。

その後1932年にイギリスで、1936年にアメリカで、ノーリッチテリアは正式名称として登録されました。

4.ノーリッチテリアの気を付ける病気

ノーリッチテリアは、基本的に遺伝性疾患の少ない犬種です。それでも小型犬に起きやすい膝蓋骨脱臼には用心してください。その他にはアレルギー性皮膚炎白内障、そしてシニア期には心臓疾患などにも注意が必要です。

ノーリッチテリアは決して短頭種ではないのですが、稀に呼吸困難を起こしてしまう場合があり、肥満が原因で起きることが多いようです。肥満になるとどうしても気道狭窄となる場合も多いので、体重管理には気を付けてください。

5.ノーリッチテリアの食べ物の注意点

基本的にアレルギー対策を万全に行うと良いでしょう。ドッグフードはグレインフリーのものを選ぶようにしましょう。そして、ドッグフードを選ぶときには原材料にもこだわってください。つまり、人間が口にする食事と同じ目線で選ぶことです。特にタンパク質の含有量が多いものがおすすめです。

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UCHINOCO編集部

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