新しい住まいを探す際は、猫にとっても重要になってきます。物件によってはペット可であっても気をつけなければならない点が多くあります。では、何を気をつければ良いのでしょうか?今回は猫と暮らす賃貸を探す時に、気をつけておきたいポイントをお伝えします。
建物選びで気をつけるポイント
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猫を飼える賃貸かどうか調べる
まず基本中の基本的として、猫が飼える賃貸であるかどうかを調べておきましょう。もし、ペット不可の賃貸であった場合、見つかってしまった時に猫を手放さなければならない状態になってしまったり、賃貸を追い出される可能性もあるので十分に気をつけて選びましょう。もし、ペット不可の賃貸を選ぶのであれば一度大屋さんに相談してみましょう。
高層階の危険性
次に高層階でないことを確認しましょう。猫はベランダや階段付近など、思わぬ場所に登ったり歩いたりします。高層階である場合、落下事故など考えられますのでくれぐれも高層階は避けましょう。できれば1~3階までの間で考えておきましょう。
部屋選びで気をつけるポイント
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水周りは安全か?
浴室やトイレなど、水回りは猫が簡単に侵入できない状態で、換気ができるかどうか確認しましょう。また、浴室は水を張ったままにしておくと知らないうちに侵入したなどで溺死の可能性も出てきます。使用しない時は極力水を張らないよう気をつけましょう。
コンロにロック機能はあるか?
まずは猫にキッチンに入らせないようにする必要がありますが、もしふとした時に侵入してしまった場合、コンロに触って火傷をしてしまう可能性があります。そのため、コンロにはロック機能があるか確認しておいきましょう。もしコンロにロック機能がない場合は、仕切りや猫除けグッズなど置いたりして猫をキッチンに近づけさせないよう工夫しましょう。
床や壁の素材や状態はどうか?
床材はすべりにくいものかどうか確認しましょう。2階以上であるなら防音性のある床材が理想的です。もし、そうでない床材だった場合はカーペットやマットなどを敷いて対策をしましょう。壁材は傷つきにくく、汚れにくいものが理想的です。違う壁材だった場合は、保護シートなどを貼って対策すると良いでしょう。保護シートはホームセンターなどでも売られています。賃貸でもし汚れや傷などが多い場合、退去の際に敷金内に収まらずこちらの負担になってしまいます。気をつけて壁や床の状態を見ていきましょう。
住んでから気をつけるポイント
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例えペット可の賃貸だったとしても最低限のマナーは大切です。特に騒音や匂いに配慮する必要が出てきます。猫の鳴き声が気になるという方も見えるので、発情期の猫の鳴き声などに注意しましょう。できれば去勢、避妊手術などをして対策しておいた方が後にトラブルなど避けることができます。あとは退去をする時には匂いが極力つかないよう、事前に猫のトイレを常に綺麗にしておくことや換気などをして臭いの対策もしておきましょう。
猫のために気をつけるポイント
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賃貸の場合、猫は完全室内で外に出すことは控えましょう。外に出さない代わりに、猫にとって良い環境作りをしていきましょう。例えばキャットタワーや登れる場所をつくっておくなどしていくと良いでしょう。他には、留守中の温度管理にはくれぐれも気をつけておきましょう。特に夏は室内が暑ければ熱中症になる可能性も考えられます。エアコンなどで涼しくしておくと良いでしょう。あとは動物病院が近場にあることも重要です。遠い場所になってしまうといざという時、猫も飼い主さんも困ってしまいます。
近くに動物病院があるか確認しておきましょう。
猫を賃貸で飼うとなるとたくさんの注意が必要になってきます。あとから問題に気付いても遅いので、なるべく決める前に注意する場所など見ておくと良いでしょう。今回お伝えしたことを是非参考に、猫と一緒に暮らす生活を楽しいものにしていってください。
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UCHINOCO編集部
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