真っ白な姿が人気!ウエストハイランドホワイトテリアについて

その真っ白で愛くるしい雰囲気の犬はウエストハイランドホワイトテリアです。愛称は「ウエスティ」と呼ばれ最近はドッグフードのパッケージなどでもお目にかかります。今回はこのチャーミングな犬種であるウエストハイランドホワイトテリアについてまとめてみました。 2018年06月26日作成

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1. ウエストハイランドホワイトテリア・基本情報

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おっとりとした雰囲気で穏やかな印象のウエストハイランドホワイトテリアは、美しいダブルコートを持ち合させています。これをダブルコートと呼ぶのですが触れると固くしっかりとした被毛でることに驚かされるほどです。雪のように白く黒い瞳のその姿が愛くるしくお迎えを決めた!という人も多いようです。独特の存在感を醸し出しているのが、ウエストハイランドホワイトテリアです。

歴史上えは狩猟犬であったことは今の姿からは想像しがたいのですが、その先祖は穴の中に住む小動物を狩るときの狩猟犬として飼い主に仕えました。キツネなどの小型獣を狩る狩猟犬だったことを思い浮かべると、今の可愛らしさとの差異を感じるのですが不思議な気持ちになりますね。その性格は今でも負けん気の強さに現れているのです。

2.ウエストハイランドホワイトテリアの特徴や性格について

こちらの犬種は元々が狩猟犬ということで好奇心が旺盛でとにかく活発です。街で見かけたウエストハイランドホワイトテリアから想像するよりも元気でよく動き回る犬種です。そして注意をしなければいけないのは案外と頑固で気性も荒い部分があることです。飼い主さんの指示を守らず困った独立心を見せる場面もあります。根気よく躾をすることが必要なのです。

3.ウエストハイランドホワイトテリアの歴史について

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1560年代にスコットランドで「白い被毛を持ったテリア」が存在するという文献が見つかっているほど古い歴史を感じさせる犬種です。その後、時が流れてようやく1908年には世界各国のケネルクラブがウエストハイランドホワイトテリアを犬種として公認しました。特にイギリスでは人気が高い犬種です。それに次いで、アメリカでも登録犬数が多く人気犬種として支持されるようになりました。映画出演やドッグフードの宣伝広告にも起用されるなど日本国内でも徐々にウエストハイランドテリアが認知され飼い主の数も増えてきたわけです。

4.ウエストハイランドホワイトテリアが気を付ける病気について

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ウェストハイランドホワイトテリアが注意をするべき病気は皮膚炎が多いことを覚えておいてください。他の犬種にもよく見られるノミによるアレルギー性皮膚炎と脂漏性皮膚炎(脂漏症・脂ろう症)が好発します。一般的に皮膚疾患が多い犬種ですので定期的なシャンプーやグルーミングが必要です。もう一つ、あまり知られていないのですが遺伝的な問題として顎が強すぎる傾向からウェスティの子犬は遺伝子的な問題で顎の発育不全を発症する場合が稀にあります。下顎に激しい痛みを訴える症状で子犬時代に発症します。飼い主がそれに気づいたときには早急に獣医師へ相談をしてください。

5.ウエストハイランドホワイトテリアの食べ物に関して

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アレルギー疾患の発症を抑えるためにグレインフリーのドッグフードなどを体重に合わせて準備して毎日適量与えるようにしてください。肥満はウエストハイランドテリアにも良い影響は与えませんので、適正体重維持しながら定期的な体重測定なども行うことをおすすめします。

手からおやつをあげるときに用心すること

ウエストハイランドテリアはとにかく顎が強い犬種です。少しでも噛み癖がある場合には徹底的に躾で正しておく必要があることを知ってください。万が一の事故が起きないためにも、噛み癖については真摯に捉えて、周囲に迷惑の掛からない飼育を心掛けましょう。躾も愛情の一つです。

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UCHINOCO編集部

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