子猫の爪切り、どれくらいの頻度ですればいいのか迷いますよね。子猫にとって爪は大切なもの。だからこそ、きちんとお手入れしてあげたいものです。本記事では、子猫の爪切りについて、どれくらいの頻度でやればいいのかをご紹介します。
1.子猫の爪は切ったほうがいい?
「子猫の爪切りは本当に必要なの?」と疑問を持つ方も多いかもしれません。確かに外で暮らす猫たちは、爪切りをしなくても特に問題なく、元気に過ごしていますよね。
爪きりの必要性は、猫がどこで生活しているかで変わってきます。外で暮らす子猫なら、狩りの練習をしたり、木登りをしたりと、ある程度とがった爪が必要になる場面があります。また、いろいろな場面で爪を使ううえに、アスファルトや砂利の上を歩くことで、爪の先端が丸く削られていきます。こうして外で暮らす子猫の爪は、切らなくても適度に保たれます。
一方、室内飼いの場合は、爪を使う場面がそれほど多くありません。子猫の爪は、どんどん鋭くなっていってしまいます。そうなると、インテリアを傷めるだけでなく、爪が折れやすくなり子猫自身がケガをしてしまうこともあります。さらに飼い主とのスキンシップのなかで、間違って飼い主さんを傷つけてしまうこともあるでしょう。
こうしたことにならないためにも、適度に子猫の爪切りをしてあげることが必要です。
2.爪切りの頻度はどれくらい?
子猫のうちは、7~10日に1度位の頻度で爪切りをしてあげましょう。ただし、一度に全ての爪を切れることはめったにありません。一度に2本か3本の爪を切れれば大成功と考えて、ローテーションで爪を切るようにしましょう。
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3.子猫の爪は伸びるのが早い?
猫の爪切りは、子猫の時期は7~10日に1度、大きくなったら2~3週に1度くらいが目安です。つまり子猫の時期のほうが、頻繁に爪切りが必要だということになります。
子猫のうちはとても運動量が多く、またたくさんの栄養を摂ってどんどん成長する時期です。運動量が多いことで、爪の発育が刺激され伸びるのが早くなります。また、成長期なので次々と爪が生え変わり、鋭い爪に生え変わっていきます。こういった理由から、子猫のあいだは頻繁な爪切りが必要です。
4.伸びやすい爪は?後ろ足も爪切りしたほうがいいの?
爪切りで見落としがちなのが、親指の爪です。親指は他の4本から少し離れているというのもありますが、猫は親指の爪が伸びやすい爪。木登りや狩りで一番活躍しているのが、実はこの親指の爪です。そのため一番太く、伸びやすいのかもしれません。
また、前足の爪に比べて、後ろ足の爪はとても切りにくいですよね。前足を少しのあいだつかませてくれる子猫はいますが、「後ろ足は我慢できない!」というタイプの猫も多いはず。とはいえ、後ろ足の爪は、実はあまり伸びません。そのうえ、飼い主や家具を傷つける可能性も、前足に比べると低いので、無理に切る必要は低いと言えます。
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5.頻繁に切るなら専用アイテムも
先述した通り、子猫の爪は早く伸びます。また、2、3本ずつのローテーションで切っていこうとすると、結構な頻度で爪切りをしていくことになるでしょう。頻繁にやるとしたら、やはり専門の道具を用意したほうが、飼い主にとっても、子猫にとっても安心かもしれません。
子猫の小さな爪には、ハサミタイプがおすすめです。ハサミタイプのほうがやわらかい爪を切りやすいことと、大きな爪切りは子猫が怖がってしまうこともあるからです。
子猫の爪切りは、以下のようなタイプが使いやすいでしょう。
キャティーマン ナチュラルスタイル 猫用爪切り
子猫の爪を切りやすい、ハサミタイプの爪切りです。カーブした歯で、やわらかく細い子猫の爪もスパッと切れます。
キャティーサロン カリーニャ にゃめらかカーブ爪切り CC-78
グリップと刃先に角度があるので、刃先を見やすいタイプ。小さいので子猫におすすめです。ラバーグリップと抗菌加工もうれしいですよね。
ネココ カーブつめ切り ストッパー付
深爪防止ストッパー付きで安心です。丸い刃で爪を囲い込みながら切るため、子猫のやわらかい爪も潰れずに切れます。
本記事では、子猫の爪切り頻度と、爪きりにおすすめのアイテムをご紹介しました。飼い主が傷つかないためだけでなく、子猫自身がケガをしないためにも、適切な頻度で爪切りをしてあげましょう。今回ご紹介したようなアイテムも、ぜひ活用してくださいね。
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UCHINOCO編集部
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