子猫にとってまず最初に覚えなければならないのはトイレです。正しい場所で適切にトイレをしなければなりません。どういった点に飼い主は気を付けたらいいのでしょうか。
1.トイレの場所を教えこむ
出典元:https://www.shutterstock.com/
犬よりも猫の方がはるかに簡単にトイレの場所を覚え、そこで必ずおしっこなどをすることを知らない方が結構多いものです。
しつけの中でどこでおしっこなどをするのかは小さい頃から教えておかなければならないものですが、この点では犬よりも猫の方が容易です。
猫の本能の部分で砂の上でおしっこなどをすることを生まれた時から知っているため、猫が必ず同じ場所でおしっこなどをするためには砂を用意しておくことがまず必要な条件となります。
ただ用意する砂も不潔だったり、悪臭がするようなものだと猫はその場所を避けてしまいます。
猫はとても清潔な動物のため、不潔な場所をトイレとすることはあまりないものです。
悪臭がしたり不潔な砂を用意すると、そこを避け、別の場所でおしっこをしてしまいます。
また食事をする場所の周辺ではおしっこなどをしたがらないため、食事をする場所から離れた場所にトイレを置くといったことも理解しておかなければなりません。
必要な条件が揃えば猫は意外と簡単に毎回同じ場所でおしっこなどをしてくれるようになります。
2.最初からトイレが出来る子はいない?
出典元:https://www.shutterstock.com/
生後3週間を超えたあたりになると子猫でも自分でトイレができるようになります。
ちょっとした工夫を飼い主の方でしてあげると自然と同じ場所で習慣的にトイレをスムーズにするようになるため、トイレを上手にできるように飼い主がちょっとした努力をすればその後でストレスを感じることがありません。
まず子猫が穴を掘るような動作をしたりするとトイレがしたくなった合図です。
その際にまず飼い主が子猫に優しく声掛けをして抱きかかえ、そしてトイレの上に子猫を置くようにします。
そうすると子猫は自然とおしっこなどをします。
おしっこなどが終わったら優しく声掛けをします。
その際にちょっとしたおやつをあげてもいいでしょう。
何度か同じことを繰り返していると、子猫も自然とトイレに向かっておしっこをするようになります。
ただトイレは頻繁に清潔にしておくことが大切です。
猫はきれい好きのため、トイレが汚れていると他所でトイレを勝手にするようになってしまいます。
せっかくに身に着けた習慣を間違えないように、飼い主はトイレを清潔に保つように心掛けてください。
3.失敗しても強く怒らない
子猫によっては最初の段階で違う場所でおしっこをしたりすることもあります。
またトイレの砂を周辺にばらまいたり、うんちをトイレを入れているボックスに付着させるなど、ちょっとした失敗をしてしまうことはよくあるものです。
飼い主としては、最初の段階では失敗しても強く怒らないようにすることが何よりも大切です。
失敗は最初はどんな子猫でもするため、大きな気持ちで見守ってあげるようにすることが何よりも大切です。
子猫がトイレで失敗をしても怒らず、まずは優しく声掛けをしてあげるようにしましょう。
上手にできた時には優しくほめてあげてください。
その時におやつをあげるのもいいでしょう。
正しいトイレをしたときには良くほめてあげると子猫の方も正しい方法を習慣にしていくことができます。
反対にトイレで失敗をすると子猫は再度失敗したり、同じ間違いをしてしまうようになることが良くあります。
結局怒ることで正しい習慣は身につかないものです。
飼い主の方は子猫がトイレが上手になるように、長い目で見てあげるようにすることが大切です。
4.トイレの場所も変えてみる
出典元:https://www.shutterstock.com/
案外トイレの場所は飼い主によっては無頓着になりがちですが、猫は不潔な場所にトイレを置くと、そこでおしっこなどをしなくなることがあります。
もっと清潔な場所を探してそこでおしっこをするようになってしまうことはよくあります。
また食事をする場所の隣なども猫は嫌がるものです。
そのため、トイレは清潔な場所、また食事をする場所からは離しておくことが大切になります。
著者情報
UCHINOCO編集部
UCHINOCO編集部では、ペットに関するお役立ち情報をお届けしています。