子猫のうちに与える餌は、生涯にわたって影響が出ると言われています。どんな餌が猫にとっていいのか、市場で選ばれる理由とともに確認していきましょう。
1.子猫の餌を選ぶときのポイント
子猫が食べる餌は、与える時期によって見た目や性質が異なるものになることを注意しなくてはなりません。それぞれに「子猫用」「幼猫用」「成長期向け」など種類が分かれており、移行時期を目安に餌を変えていきます。
2.子猫用の餌の種類と時期について
先ほど、子猫に与える餌は時期によって違うという話に触れましたが、どの時期にどんな餌を与えるのがいいのでしょうか?以下で見ていきましょう。
生後3週間ごろまでの授乳期
母乳が理想ですが、難しいときは高脂肪・高タンパクであり、乳糖が調整された子猫用のミルクを与えてください。
生後8週目ごろまでは離乳期
時期としては、成猫用より少しやわらかな幼猫用のキャットフードに切り替わっていきます。成長の仕方にもよりますが、目安として生後7~8週目あたりまででミルクは与えない食事にしていきます。
生後3ヶ月ごろまで
この時期の成長は著しく、エネルギーを確保するためにも栄養価の高い幼猫用キャットフードを引き続き与えます。ウェットフードを好む猫が多いようですが、虫歯対策にはドライフードのほうが向いています。
生後4ヶ月目以降
この時期になるとこれまでの餌では栄養価が高すぎるため、成長期向けフードを与えるようになります。
3.子猫用の餌皿、自動給餌機について
出典元:https://www.shutterstock.com/
子猫用の餌皿を選ぶときに気にしたい点は、深さ、大きさ、重さ、素材です。
深さ
浅すぎるとこぼれ、深すぎると食べづらくなるので、家にある皿で食べやすそうな深さを確認してから買うとよいでしょう。
大きさ
成長過程で餌の量も変化するとともに、猫は顔を皿に入れて食べることから、大きさに余裕があったほうが調整しやすくなります。
重さ
ある程度重いほうがずれたりひっくり返したりする心配が減るので、少し重たいものがおすすめです。
素材
コスト面でよいものはプラスチック、重さなら陶器、傷がつきづらいものならステンレス、とさまざまあります。餌皿はきれいに保つのが基本ですので、その点を守るなら、あとは子猫にとって安全性が高いものを選ぶといいでしょう。
番外:自動給餌機
ダイエットにも効果的な自動給餌機ですが、家とフードに慣れたころ(生後半年以上経って)からの使用がいいでしょう。
4.【時期別】人気の子猫の餌
最後に、人気の子猫用の餌ランキングをチェックしてみましょう。
授乳期用 第1位
ワンラック・キャットミルク270g
産まれたばかりの幼猫を、同商品だけで哺育できるとされています。母猫の母乳成分に近い成分がポイントです。授乳期の子猫だけでなく、成猫にも与えられる、お腹にもやさしいミルクとなっています。
幼猫用 第1位
ニュートロ ナチュラルチョイス 室内猫用 キトン チキン 2kg
ミートファーストで抜群のおいしさを保ちつつ、最適な栄養バランスを実現した、室内猫向けのキャットフードです。
成長期 第1位
ピュリナワン(全年齢)ターキー 2.2kg
子猫からシニアまですべての年齢に対応した、高タンパク、低脂肪、低カロリーの栄養設計です。抜群なおいしさで消化吸収もすぐれているためか、よく食べる猫が多いようです。
出典元:https://www.pakutaso.com/
初めて子猫を飼おうと考えている方は不安なことやわからないことが多いかと思います。商品レビューや知り合いの意見も参考にしてみてくださいね。
著者情報
UCHINOCO編集部
UCHINOCO編集部では、ペットに関するお役立ち情報をお届けしています。