愛犬の服を手作りしたい!犬の服の手作り手順を解説

愛犬を暑さや寒さから守るために、服を着せている人もいるはずです。
また、「愛犬のために服を手作りしてみたい!」と考える人も多いでしょう。
この記事では、犬の服を手作りする際の手順や注意点について解説します。 2024年12月22日作成

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犬の服を手作りする際の手順

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まずは本題である、犬の服を手作りする際の手順をご説明します。
これに沿って作っていくことで、愛犬の身体に合った服を作ることができるでしょう。

材料と道具を準備する

まずは、必要な材料と道具を揃えましょう。
布は、犬の肌に優しい素材を選ぶのがポイントで、綿やフリース素材などがおすすめです。
次に、犬の体型やデザインに合わせて、布の色や柄を選びます。
道具としては、裁ちばさみやチャコペン、ミシン、針と糸、定規、メジャーなどが必要です。
初心者でも使いやすい道具を準備して、作業スペースを整えることも大切です。

犬のサイズを測る

愛犬に合った服を作るためには、正確なサイズを測ることが欠かせません。
犬の服を手作りする上で測るべき部分は、首まわりと胴まわり、そして着丈の3か所です。
首まわりは、犬の首の根元を一周した長さ、胴まわりは前足の付け根の一番太い部分、着丈は首の根元から尾の付け根までをそれぞれ計測します。
もしも測定が難しい場合は、犬がリラックスしているときに行うと良いでしょう。
また、少し余裕を持って測ることで、犬が動きやすい服になります。

型紙を作る

それでは、測ったサイズをもとに型紙を作成しましょう。
初心者の人には、市販の型紙や無料でダウンロードできるものを使用するのもおすすめです。
型紙を布に当ててしるしをつけ、裁断線に沿ってカットします。
この際には、先述したように犬の体型や動きに合わせたゆとりを考慮すると、着心地の良い仕上がりになります。
また、型紙は複数回使用できるので、一度作ったからといって、捨てないで保存しておくと便利です。

縫い合わせる

布を裁断したら、ミシンや手縫いで縫い合わせていきます。
初心者は、シンプルなデザインから始めると良いでしょう。
縫い目がほつれないように、始めと終わりは返し縫いをすると丈夫になります。
また、愛犬が快適に動けるように、伸縮性のある素材を使ったり、脇やお腹の部分にスリットを入れたりするのもおすすめです。
仕上げに飾りボタンや刺繍などを加えると、おしゃれな一着に仕上がるでしょう。

試着・調整

完成した服を犬に試着させて、サイズや着心地を確認します。
特に、首まわりや脇、胸の部分がきつくないかをしっかりチェックしましょう。
試着後は、必要に応じて丈を調整したり、ゆとりを足したりすることで、愛犬がより快適に過ごせる服になります。
ちなみに、試着の際には愛犬におやつを与えたり声をかけたりして、無理なく着せてあげると良いでしょう。

犬の服を手作りする際の注意点

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次に、犬の服を手作りする際の注意点を解説します。
愛犬が快適に着られるように、注意点もチェックしておくと良いでしょう。

素材選びに注意

犬の肌は人間よりも敏感なため、素材選びには注意が必要です。
特に、アレルギーを引き起こす可能性がある、合成繊維や刺激の強い化学染料が使われている布地の使用は避けるようにしましょう。
犬の服を手作りする際は、布やコットン、フリースなどの通気性と柔らかさに優れた素材がおすすめです。
また、冬用の服では保温性、夏用の服では通気性が良いものを選び、季節に応じて使い分けることも大切です。

サイズにゆとりをもたせる

サイズが合わない服は、動きづらく、犬のストレスにつながります。
首回りや胴まわり、着丈の3つを正確に測って、少しゆとりをもたせて愛犬が動きやすいように工夫しましょう。
試着をしながら微調整を行い、犬にとって快適なフィット感を確認することが大切です。

装飾品やボタンの誤飲

犬の手作り服に装飾品やボタンを付ける場合は、犬が誤って飲みこまないように注意が必要です。
ボタンやビーズなどの小さな装飾は、しっかりと生地に縫い付けるか、シンプルなデザインにすることにより、安全性が高まります。
また、リボンなどの大きめの装飾品は、犬が引っ張って外れないように取り付けるか、可能な限り、取り付けを避けると良いでしょう。
犬の服を手作りするのであれば、安全を第一優先に考え、愛犬が喜んで着られるデザインを目指すことをおすすめします。

犬の服を手作りするための本4選

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最後に、犬の服を手作りするための本をご紹介します。
これらの本を利用することにより、より簡単に犬の服を手作りすることができるでしょう。

犬の服を手作りするための本(1)かわいい犬の手作り服 13サイズ

小型犬から大型犬まで、ほぼすべての犬の服を作ることができる本です。
ダックスフンドなどの胴長の犬種にも対応しています。
シャツ、ワンピースなどさまざまな服があるため、楽しんで犬の服を手作りすることができるでしょう。また、全てのウエアに実物大型紙ついていることも嬉しいポイントです。


かわいい犬の手作り服 13サイズ

犬の服を手作りするための本(2)うちの犬の服+小物

チワワなどの小型犬からゴールデンレトリバーなどの大型犬まで、ぴったりのサイズに対応した型紙のほか、ペットマット、消臭ポーチなどの小物まで作ることができる本です。
洋服の種類としては、タンクトップなどからコートまで、さまざまな服を作ることができます。
この本1冊で色々なアイテムを楽しめるでしょう。


うちの犬の服+小物

犬の服を手作りするための本(3)小型犬のための かわいい犬のお洋服

チワワやトイプードルなど、小型犬の服作りのために作られた本です。
定番品から、浴衣などの季節ものまで洋服20点、小物8点を手作りすることができます。
写真で細かく解説しているページや実物大の型紙があり、犬の服をはじめて作る人でも安心です。


小型犬のための かわいい犬のお洋服

犬の服を手作りするための本(4)かわいい犬の手編み服 SS、S、M、L、LL

犬の冬服を作るのであれば、この本がおすすめです。
保温性はもちろん、動きやすさなどの実用性も重視しており、デザインも豊富です。
セーターやコート、帽子などさまざまな冬服が用意されているので、一冊持っておくだけで重宝するでしょう。


かわいい犬の手編み服 SS、S、M、L、LL

愛犬のために服を手作りしよう

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犬の服の手作りは、やってみると、意外と簡単なものです。
材料や道具を用意して愛犬のサイズを測り、型紙を作りそれに合わせて縫い合わせれば、犬の服を作ることができます。
また、手作りの服の場合、装飾品にこだわりたいと考えてしまうでしょう。
しかし、大きな装飾品やビーズなどの細かい装飾品は、犬が引っ張ったり誤飲をしたりする原因となるため、避けることをおすすめします。
はじめて犬の服を作るという初心者の人は、今回ご紹介した本を参考にして製作してみるのも良いでしょう。

参考サイト

bookfan(参照日:2024-11-01)
https://item.rakuten.co.jp/booxstore/bk-4074547937/

Shugale(参照日:2024-11-01)
https://item.rakuten.co.jp/shugale/398013/
https://item.rakuten.co.jp/shugale/398563/

Rakutenブックス(参照日:2024-11-01)
https://books.rakuten.co.jp/rk/005e88b6504b36448d776ea722350bea/?variantId=005e88b6504b36448d776ea722350bea

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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