フクロモモンガはなつく?
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結論から言うと、フクロモモンガは個体や性格によっては、飼い主になつきます。
これは当然のことですが、フクロモモンガにも個性や性格があるため、飼い主がどれだけ愛情を注いでもなつかないこともあるでしょう。
しかし、人懐こい性格のフクロモモンガであれば、飼い主から離れたがらないようになるほどなつくことがあります。
特に、成体になってからよりも、赤ちゃんの頃から育てていることにより、なつきやすくなるはずです。
フクロモモンガの基本情報
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次に、フクロモモンガの特徴や性格についてご説明します。
併せて、フクロモモンガの寿命についても知っておきましょう。
フクロモモンガの特徴
フクロモモンガは、小さな身体と大きな瞳、そして頭部から背中にかけて黒い縞模様が入っているのが特徴です。
また、飛膜が前足と後ろ足に繋ぐように備わっており、この飛膜を利用して滑空することができます。
ちなみに、滑空は風の力を利用しているため、鳥のように羽ばたくことはできません。
しかし、風によっては50m以上を滑空することも可能です。
さらにフクロモモンガについて詳しく知りたい場合は、下記リンクも参考にしてみてください。
フクロモモンガの性格
フクロモモンガの性格は、どちらかというと警戒心が強くて臆病な性格の持ち主が多いです。
また、オスのフクロモモンガは縄張り意識も強いことから、オスの多頭飼いをすると縄張り争いの喧嘩に発展してしまうこともあります。
しかし、フクロモモンガが子どもの頃から親の代わりにしっかりと育て上げることで、飼い主になつかせることが可能です。
フクロモモンガの寿命
フクロモモンガの寿命は、平均すると約7年から10年になります。
これは小型の哺乳類としては比較的長い方ですが、適切な環境下で育てることにより、15年以上生きることもあります。
ちなみに、フクロモモンガはビタミンやカルシウムが不足することで「クル病」という病気を発症することがあるため、人間と同様に食生活には気を配ることが大切です。
フクロモモンガの飼育するために必要なもの
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最後に、フクロモモンガを飼育するために必要なものをご紹介します。
これらのグッズは最低限必要なものなので、チェックしておいたほうが良いでしょう。
ケージ
フクロモモンガを飼育するためには、ケージは必ず用意しなければなりません。
縄張り意識の強いフクロモモンガのために、自分だけのスペースを用意してあげましょう。
また、ケージには金網とアクリルの2種類がありますが、それぞれにメリットやデメリットがあります。
金網製のケージは、見た目はあまり良くありませんが掃除がしやすく通気性に優れているでしょう。
アクリル製のケージは、保湿性に優れていますが、掃除がしにくいというデメリットも挙げられます。
それぞれのケージのメリットやデメリットを踏まえた上で、自身の生活スタイルとも照らし合わせて選ぶと良いでしょう。
止まり木
フクロモモンガは木の上で生活をする動物なので、止まり木も設置してあげましょう。
止まり木は、ケージ上での移動手段や休憩スペースとして使用します。
また、食事をする際も止まり木の上で行うでしょう。
餌入れ
当然ながら、フクロモモンガの食事のために餌入れも設置しなければなりません。
フクロモモンガには、フクロモモンガ用に作られたフードを与える必要があります。
しかし、嗜好性のためにフルーツやナッツ類が多く含まれているものもありますが、嗜好性よりも栄養バランスに優れたものを選ぶようにしましょう。
理想は、食事とおやつ用の2つの餌入れを設置することです。
水入れ
フクロモモンガはトイレを覚えないため、水入れは食器にしないほうが良いです。
基本的は給水ボトルを使用することが理想で、飲み水は毎日取り換えてあげましょう。
フクロモモンガによっては給水ボトルの使い方がわからないこともあるため、はじめのうちは給水ボトルをフクロモモンガの口に近づけてあげて、飲み水だということを知られてあげることをおすすめします。
寝床
フクロモモンガは臆病な性格の持ち主であることもあり、寝床は隠れられるようなものがおすすめです。
フクロモモンガの寝床にはさまざまな種類がありますが、基本的にはハンモックやかまくら型などのぶら下げるタイプのものが多いです。
また、室温の変化に対応しやすいように、ケージの上下にタイプの異なる寝床を設置してあげるのが良いでしょう。
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床材
フクロモモンガを飼育する際は、排泄物の処理や保温のために床材を敷いてあげることをおすすめします。
床材には、おがくずやペレットなどが一般的ですが、細かく裂いた新聞紙でも良いでしょう。
ペットシーツ
先述したように、フクロモモンガはトイレを覚えることはありません。
そのため、床にはフクロモモンガの排泄物が落ちているはずです。
そんな排泄物を簡単に取り除くために、ペットシーツを敷くと良いでしょう。
ペットシーツがあれば、フクロモモンガのケージ内の掃除も楽に済ませることができます。
フクロモモンガは育て方によってはなつくこともある
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フクロモモンガは、臆病な性格をしていることが多いため、愛情を注いでもなつかないこともあります。
しかし、赤ちゃんの頃から飼育する場合や人懐こい性格であったりする場合は、飼い主にべったりとなつくこともあるでしょう。
フクロモモンガを飼育する際は、必要なものは買い揃えておく必要があります。
今回ご紹介したものを参考にして、フクロモモンガが快適に生活できるようにしましょう。
よろずやマルシェ(参照日:2024-08-16)
https://item.rakuten.co.jp/onestep/pe4104/
charm(参照日:2024-08-16)
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https://item.rakuten.co.jp/sbspet/hoglit6/
著者情報
けんぴ
若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。