パグのドッグフード選びで見ておきたいポイントとは?健康を考えたフード選びのコツとおすすめフード15選

パグは、独特な顔と体型、愛らしい性格でとても人気の高い犬種です。しかし、パグがかかりやすい病気もいくつかあり、できるだけ健康的に過ごすためにはフード選びも重要なポイントになります。ここでは、パグのことを考えたフード選びのポイントと、おすすめのフードをご紹介します。 2024年04月22日作成

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パグがかかりやすい病気やトラブルとは

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パグは、遺伝的にかかりやすい病気、なりやすい健康上の問題がいくつかあり、フード選びではその他の犬種と同様に肥満の予防や栄養バランスのとれた食事以外にも気を付けるポイントがあります。

皮膚のトラブルが起こりやすい

シワの寄った顔やつぶれたお鼻は、パグの魅力の1つです。しかし、このシワの間には汚れが溜まりやすく、いつも清潔に保たないと皮膚が荒れたり湿疹ができたりする可能性があります。

また、パグはもともと全身が脂っぽくなりやすい犬種で、そのぶん痒みも出やすいとされています。痒くてかいた足であちこち掻くうちに、湿疹が広がったり脱毛が起こったりすることもあるため、いつもシワの間を拭いてあげたりシャンプーをして清潔を保つ必要があります。

肥満になりやすい

肥満になりやすい犬種はパグばかりではありませんが、特にパグの場合は食欲が旺盛な反面あまり多くの運動を好まない子が多いことから、肥満のリスクは高いと言われています。

ぽってりとした筋肉質な体型は、パグ独特のフォルムで素敵ですが、油断するとあっという間に太ってしまうため注意が必要です。

目や膝の骨に異常が生じやすい

目が大きく突出しているパグは、いわゆるドライアイのような状態になりやすいです。また、膝の骨が脱臼して痛みが出てしまう症状に悩む子もパグの場合は他の犬種に比べて多いとされています。

フード選びで健康上のリスクを少なくできる可能性もある

パグがかかりやすいすべての病気や症状を、フード選びで解決できるわけではありません。しかし、アレルギーに配慮したフードや、栄養バランスが優れダイエットにも向いているフードなら、皮膚の病気や肥満によって起こる病気の一部のリスクを減らすことはできるかもしれません。

実際、フードを変えたら体調が良くなった気がする、といった声も珍しくないことから、愛犬に合うフードを考えるメリットは大きいと言えます。

パグのためのドッグフード選びのポイント

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パグの健康を考えたフードを選ぶ時、どんな点に注意すれば良いのでしょうか。ポイントを見ていきましょう。

良質なタンパク質を主原料としている

犬にとって、重要な栄養であるタンパク質は、ドッグフードの第一主原料として構成されるのが多いです。そのタンパク質が、どんな食材によって含まれているのかがとても大切なポイントで、できる限り「鶏肉」や「サーモン」「鹿肉」など、その表記を見るだけで何のお肉が使われているのか分かるものがおすすめです。さらに、その食材があ人間も食べられるレベルのものであると安心でしょう。

消化にすぐれ低カロリー低脂肪であること

特に食欲が旺盛で、運動量が少ない子の場合、肥満のリスクが高まります。本来、ダイエットは肥満傾向にある子が行うべきものですが、実際は肥満になってからダイエットに励むのはなかなか難しい面もあるでしょう。もし、少しでも肥満が気になるようなら、消化によく低カロリー・低脂肪をうたうドッグフードを検討するのも1つの方法です。

オメガ3・オメガ6脂肪酸がふくまれている

必須脂肪酸である、オメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸は、皮膚の健康を保つ上で重要な栄養となります。これは、体内で作ることができないため、食事として摂取して取り入れる必要があります。オメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸については、含まれていても表記されていない可能性がありますが、できればどのくらい含有されているのか書かれているフードだと選びやすいですね。

不要な添加物が含まれていない

添加物のすべてが悪いわけではありませんが、化学的な着色料や香料、甘味料などの添加物はできるだけ含まれていないものが安心です。長期にわたり摂取することで、こうした化学的な添加物がアレルギーの原因になることが懸念されています。

パグの飼い主さんによく選ばれているおすすめフード15選

モグワン ドッグフード

太りやすく、皮膚や目の病気が心配なパグにとって嬉しい栄養とバランスの整ったフードです。炭水化物を含む食材は低アレルゲンのものばかりで、じゃがいもは使われていません。サーモンオイルは皮膚や目の健康を助け、ココナッツオイルはダイエットに役立つとも言われています。


モグワン ドッグフード

シェフドッグ おためし

人間が食べられるレベルの生肉と、とれたての魚を主原料とした、全年齢・全犬種対応のドッグフードです。石川県の食材をたっぷりと使った国産品で、添加物は不使用。こちらはお試し用なので、フードの切り替えの検討にぴったりのサイズとなっています。


シェフドッグ おためし

ニュートロ ナチュラルチョイス 小型犬用 成犬用 チキン&玄米

新鮮なチキンが第一主原料として使われています。口の小さな小型犬のために考えられた食べやすい形状・サイズで、玄米やオートミールによってお腹の健康維持にも配慮。リノール酸や亜鉛の配合によって、皮膚や被毛の健康に気をつけたい飼い主さんにもおすすめです。


ニュートロ ナチュラルチョイス 小型犬用 成犬用 チキン&玄米

SOLVIDA グレインフリーチキン 室内飼育7歳以上用

7歳以上の、室内飼育のワンちゃんのことを考えて作られたフードです。運動量が少なくなりがちな室内飼いのことを考慮し、タンパク質やカロリー、脂質が調節してあります。特に肥満が気になる7歳以上のパグに選びやすいのではないでしょうか。使われている食材は、高品質なチキンやオーガニックの野菜・フルーツなどで、無添加・グレインフリーである点も特徴です。


SOLVIDA グレインフリーチキン 室内飼育7歳以上用

ドッグフード工房 選べる750g×3袋セット

使われている食材はすべて人間が食べられるレベルのものだけ、完全無添加で作られている国産フードです。馬肉・鶏肉・野菜・鹿肉の4種類から選ぶことができます。


ドッグフード工房 選べる750g×3袋セット

ニュートロ シュプレモ 小型犬用 成犬用

小型犬ならではの様々な栄養問題に着目して作られたフードです。素材にこだわった自然派フードで、他のドッグフードではあまり見られないチアシードやココナッツなどがふくまれている点もポイント。


ニュートロ シュプレモ 小型犬用 成犬用

ウェルネス 穀物不使用 小型犬種用・1歳以上用 骨抜き七面鳥

本来の犬の食性を考慮し、穀物は一切使用せずに作られています。第一主原料はターキーで、亜麻仁油のオメガ3脂肪酸やグルコサミン・コンドロイチンなどパグにとって嬉しい栄養がふくまれています。


ウェルネス 穀物不使用 小型犬種用・1歳以上用 骨抜き七面鳥

ロイヤルカナン パグ 成犬・高齢犬用

ロイヤルカナンのフードは、それぞれの犬種専用に作られた製品のバリエーションが多い点が特徴の1つです。パグ専用フードの場合、独自のバランスで皮膚の健康をサポートするEPAやDHAが含まれており、パグでも食べやすいサイズ・形状になっています。


ロイヤルカナン パグ 成犬・高齢犬用

GreenFish ドッグ ドライフード

お魚を主原料とし、人間用の食材を用いて作られた小麦グルテンフリーのドッグフードです。食欲旺盛なパグでもお魚がメインに使われていることから太りにくく、毛づやを助けてくれるオメガ3・オメガ6脂肪酸も含まれている点が魅力。


GreenFish ドッグ ドライフード

ニュートロ ナチュラルチョイス ラム&玄米 超小型犬~小型犬用

7歳からのシニア犬の健康を考えて作られたフードです。第一主原料は高品質なラム肉で、アレルゲンになりにくい食材が使われています。シニア期の総合栄養食として、消化の良さや皮膚・被毛の健康維持、関節の健康などに配慮されています。


ニュートロ ナチュラルチョイス ラム&玄米 超小型犬~小型犬用

愛犬ワンダフル お米のドッグフード 馬肉タイプ

栄養豊富で消化に良く、低カロリー低脂肪・高タンパクで知られる馬肉のドッグフードです。子犬やシニアでも食べやすく、小麦は使用されていません。


愛犬ワンダフル お米のドッグフード 馬肉タイプ

エーワン 馬肉ドッグフード

国産飼育の馬肉をたっぷりと、原材料の50%を占めるほど使用しています。肉類は、馬肉以外のお肉は使っていません。総合食肉会社のお肉を使用しているため、品質もおすみつき。鶏肉や牛肉のアレルギーがある子にも食べやすくなっています。


エーワン 馬肉ドッグフード

オーシーファーム オリジナル Wan! Dish

こだわり抜いた食材を、低温・低圧で製造するため、自然由来の美味しさや栄養をできるだけ損ねず仕上げられています。主原料は鹿肉・魚肉・鹿レバーで、全犬種対応ですが小粒なので食べやすくなっています。


オーシーファーム オリジナル Wan! Dish

このこのごはん

主原料は鶏ささみ、鶏むね肉、鶏レバーで、その他には玄米やフルーツなど安心できる食材だけで作られている国産フードです。小型犬が食べやすい小粒となっており、さらに毛並みや目元の健康、トイレのにおいなど、小型犬の悩みがちなポイントにアプローチできる素材がふくまれています。

イヌのまんま

産地まで公開された国産の素材を無添加で、人間でも食べられるレベルの高品質なお肉やお魚を使って作られています。原料の50%を生肉と生魚が占めており、バランスのよい総合栄養食です。

ドッグフード選びにこだわってパグと元気に暮らそう!

出典:https://www.shutterstock.com

ドッグフードにあまりこだわりがない、という飼い主さんも多いのではないでしょうか。しかし、今はこだわり抜いて丁寧に製造されているドッグフードがたくさんあり、もしかすると健康上の不安もフード選びによって改善する可能性もあります。できるだけ、パグの体の負担や健康の維持を考えて、美味しく安心して食べられるものを選んでみてはいかがでしょうか。

著者情報

こば

小さな頃から保護された犬や猫を迎えて生活。現在は黒猫の「ジジ」に翻弄されながら、発見と感動の毎日を送っています。
実体験を振り返りつつ、飼い主さんの役に立つような情報を分かりやすく記事にすることを目標にしています。

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