猫がダンボールを好きな理由を知りたい！おすすめのダンボールベッドもご紹介

せっかくちゃんとした猫用のベッドがあるのに、ダンボールを気に入ってしまってなかなか出てこない……そのような経験をしたことのある飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
ベッドが嫌いなわけではなく、ダンボールのほうが好きだからかもしれません。猫がダンボールを好きな理由を紹介します。

猫が好むダンボールは、体がスッポリちょうどよく収まるサイズであることが多いです。猫は狭くて暗い場所を好みます。ダンボールは夏には涼しく冬には暖かいので、キャットハウスとしておすすめです。ついつい猫がリラックスしてしまうのでしょう。

ダンボール製の爪とぎが多数売っているように、ダンボールは硬すぎず柔らかすぎず、猫の爪とぎにぴったりな素材となっています。

猫がダンボールに入っているときに「なんでダンボールに入っているの？」と飼い主に声をかけられたことを成功体験として覚えています。ダンボールに入ると飼い主がかまってくれると覚えているため、かまってほしい時はダンボールに入るようになっているのかもしれません。

子猫がダンボールをかじっている場合は、乳歯からの生え変わりで歯がかゆいためダンボールをかじっています。ムズムズしているのでダンボールをかじって、むずがゆさを軽減させようとしています。

猫の習性から、ほとんどの猫はダンボールが好きと思われていますが、中にはダンボールが転がっていてもなかなか自分から入っていかない猫もいます。ダンボールでせっかくキャットタワーやハウスを作ったのに、使ってくれないなんてこともあります。猫がダンボールに入ってくれない理由とは何なのでしょうか？

ダンボールは狭くて暗く、猫の好みそうな場所ですが、性格が慎重な猫は初めて見たダンボールに警戒心を抱いてしまいます。猫のダンボールに対する警戒心を解いてあげるとダンボールに入りやすくなるでしょう。他にもダンボールのサイズが猫より大きすぎると、狭いところを好んでいる猫からすると居心地が悪いのかもしれません。
猫がピッタリ入るサイズのダンボールに変えてあげると喜んではいるかもしれません。猫に合わせて工夫してあげましょう。

猫は自分の隠れ家や寝床のにおいにもこだわりがあるので、ダンボールのにおいが気に入らないのかもしれません。猫がダンボールに入ってくれるようになるためには「自分の居場所」や「入るといいことがある場所」と覚える必要があります。
箱の中でおやつをあげたり、思いっきり褒められたりにすると、ダンボールに入るといいことがあると認識できます。

こちらのベッドは円形のダンボール製の爪とぎになっています。表面が平ではなく、猫がこの上で休めるようにボウル上に少し凹んでいます。大き目の猫でも上に載乗ってのびのびすることができます。両面とも同じ形になっているので、ひっくり返すことで長く使える爪とぎ用ダンボールベッドです。

猫の体にフィットするように作られており、表面は猫が顎を乗せて寝るのにもってこいのソファ型クラウチングタイプの形状をしています。猫の好きなまたたびの成分が入っているので、猫も夢中になる爪とぎ用ダンボールベッドとなるかもしれません。

密度のある高品質なダンボールシートを巻いて作られたキャットベッドです。猫がゆったりとくつろげるよう緩やかなカーブになっているため、安心して眠ることができます。またたびが1袋付属していているので、爪とぎやダンボールベッドに興味を示さない猫でも喜んで使ってくれるでしょう。

ダンボール製のキャットハウスです。内部も全面がダンボール素材の爪とぎになっているので、いつでもどこでも爪がとげるので居心地抜群です。

今回は猫がなぜダンボールが好きなのかの理由についてまとめました。爪とぎは猫のストレスを発散させたり、縄張りを主張したりと、とても大切な行動です。心行くまでダンボールで爪とぎができて、猫が安心して眠れるベッドを用意してあげれば、猫もきっと喜びますね。