猫がキャットタワーに登らない原因とは?
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猫は高い場所に登ることを好む傾向があります。そのため、運動不足解消のためにもキャットタワーの設置をおすすめされることも多いです。しかし、実際設置しても登ってくれないということもあります。
ここでは「猫がキャットタワーに登らない原因」についてご紹介します。
上下運動に慣れていない
猫は運動神経が良いイメージがありますが、上下運動に慣れていないと登らないことがあります。キャットタワーに慣れれば登るようになることもありますが、おっとりした性格の猫の場合はキャットタワーで遊ばずに終わってしまうことがあります。
上下運動に慣れていない場合、猫が慣れることができるようにおもちゃなどで誘導してみましょう。ほとんどの猫が自分で自由に遊びますが、慣れるまで見守ってあげることをおすすめします。
逆に、キャットタワーに慣れすぎてしまい、登らないということも可能性として考えられます。今まで遊んでいたのに遊んでくれなくなった場合は、キャットタワーに楽しめるポイントがあるかどうか(爪とぎ、おもちゃなど)確認してみましょう。
子猫やシニア猫なため登れない
キャットタワーは商品により段差が高く、子猫やシニア猫にとっては登ることが難しい場合があります。子猫やシニア猫のキャットタワーを選ぶときは、スロープが付いたものや低めのものを選ぶことがおすすめです。
高い場所から降りることで、猫の骨や関節などに負担をかける可能性もあります。骨や筋力が未発達な子猫や、運動能力が低下しているシニア猫は着地を失敗してしまうこともあるため、年齢に応じてキャットタワーの種類を変えてみましょう。
猫の性格とキャットタワーの高さが合っていない
猫にはそれぞれ個性があり、猫ごとに性格も異なります。高い場所に登ることを好む活発な猫もいれば、低い場所でゆっくり過ごすのが好きな猫もいるでしょう。猫の性格をみながら、キャットタワーの大きさなどを変更していくことをおすすめします。
猫がキャットタワーに登らないときの対策法
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せっかくキャットタワーを購入し設置しても、猫が登ってくれないと困ってしまいますよね。どうしたら猫はキャットタワーを楽しんでくれるのでしょうか。
ここでは、猫がキャットタワーに登らないときの対策法をご紹介します。
高さを猫の年齢や性格に合わせる
キャットタワーは高いものから低いものまで、さまざまなタイプがあります。そのため活発な猫の場合は高さが高い商品を、おっとりしている猫の場合は低い商品を選びましょう。
さらに、猫の年齢によってはスロープが付いている商品を選ぶこともおすすめです。
キャットタワーによってはオプションで部品を交換できるものもあります。長期的に使用したい場合は部品交換できる商品を選びましょう。
猫が楽しめるような工夫をする
単純にキャットタワーに飽きてしまっている場合は、猫が楽しめるようにおもちゃを新調することがおすすめです。他にもキャットタワーで楽しむことができるようにハンモックや猫ハウスなどがあるものを選びましょう。
動物病院を受診する
怪我や病気などによりキャットタワーに登らない場合は、原因に対する治療を受けることが望ましいです。症状が緩和されることで、再びキャットタワーで遊んでくれることもあります。
猫がキャットタワーに登らなくなったときは、猫の体調に問題がないかもしっかり確認しましょう。
おすすめのキャットタワーをご紹介
キャットタワーにはたくさんの種類があり機能性も異なります。そのため、猫の性格に合わせて選ぶことがおすすめです。
ここでは、おすすめのキャットタワーをご紹介します。
CROWN170 キャットツリー 据え置き
2部屋付きのキャットタワーです。高さは170cmあり、程よい高さで楽しむことができます。階段はスロープ式なので、子猫やシニア猫でも登りやすくなっています。おもちゃも複数付属しているので、多頭飼育でも一緒に楽しむことが可能です。
キャットタワー 据え置きタイプ CTHR-61
高い場所が好きな猫におすすめな、高めのキャットタワーです。頑丈で安定しており、省スペースでも使用することができます。上には見晴台があり、隠れ家も2つあるため、いろんな遊びを楽しめます。階段はスロープ状になっており、登りやすい仕様になっています。
キャットタワー ネズミおもちゃ ハンモック付き
5パターンの楽しみ方が詰まったキャットタワーです。階段がついているため運動が苦手な猫にもおすすめです。ハンモックや隠れ家、爪とぎなど猫が楽しむポイントがたくさんあり、長期間猫が楽しむことができます。
Mauタワー エスカリエ
低めのキャットタワーです。子猫やシニア猫、運動が苦手な猫でも使用することができます。大きなステップ台があるため、着地が苦手な子でも安定して楽しむことが可能です。真ん中には猫の隠れ家もあるためリラックスして休むこともできます。
キャットタワーは猫に合わせて選ぼう
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ここでは、猫がキャットタワーを登らない原因や対策法などをご紹介しました。
キャットタワーには色んな種類のものがあるため、購入するときには猫の性格を見ながら選ぶことがおすすめです。子猫やシニア猫、おとなしい猫は高さがあまり高くない商品で、好奇心旺盛で遊ぶことが好きな猫にはしっかり体を動かせる大きめなキャットタワーを選びましょう。
・マックスシェアー maxshare (参照日:2023-05-13)
https://item.rakuten.co.jp/maxshare/a04934/
・キャットランド (参照日:2023-05-13)
https://item.rakuten.co.jp/cat-land/9590341/
・ユメカ・インテリア(Yumeka) (参照日:2023-05-13)
https://item.rakuten.co.jp/yumekatokyo/mx008384/
・オリジナルキャットタワー Mau (参照日:2023-05-13)
https://item.rakuten.co.jp/maushop/mt-002/
著者情報
こばやし
犬、ハムスター、うさぎ、爬虫類、魚類などの生き物と生活していたので小さい頃から動物が好きでした。
動物関係の専門学校を卒業後、動物看護師として動物病院で勤務していました。
動物看護師、愛玩動物飼養管理師などの資格を取得しており、現在はドッグアロマやドッグマッサージについて勉強中です。