うさぎが木をかじる理由とは？おすすめのかじり木も紹介

うさぎを飼育するときには色んなものが必要になります。その中のグッズとしてかじり木というものがあります。うさぎはなぜ木をかじるのでしょうか。
ここでは、うさぎが木をかじる理由をご紹介します。

うさぎは、歯が伸びすぎないようにするために木をかじります。
うさぎは野生で生活しているときから葉や草、木などをかじり、そこから栄養を補給して生活していました。そのため、前歯が伸び続けるという特徴があります。うさぎの歯が伸びすぎないように木をかじり歯の長さを短くしています。

歯が伸びすぎてしまうと、口を閉じることができずそのまま伸びずつけてしまい、口を傷つけてしまう可能性もあります。

うさぎは葉や草、木などから栄養を補給していたため木があればかじります。本能のようなものなので、木をかじっていても心配しなくても問題ありません。

ただ、木をかじっているようすがおかしい、ずっと木をかじり続けている場合は体調を崩している可能性もあるため様子を見ることもおすすめです。必要に応じて動物病院の受診なども念頭に入れておきましょう。

動物病院の中には、うさぎをしっかり見ることができる専門の先生がいないこともあります。そのため、うさぎを飼育を始める際には、何かあったときに診察できる病院をあらかじめリサーチしておくことが大切でしょう。

うさぎは犬や猫のように鳴くこともなく、感情も読み取りづらいことから、一見ストレスもなく生活しているように見えます。しかし、うさぎも怒ることがあります。さらに、ストレスは死亡の原因にもなります。

うさぎはストレス解消のためにかじり木をひたすらかじっていることがあります。あまりにも長い時間かじっている場合は生活環境の見直しや運動不足ではないかなど確認してみましょう。

うさぎを家族として迎え入れたら、できるだけ長く一緒にいたいものです。では、うさぎにはどのようなケアをしてあげればいいのでしょうか。
ここでは、うさぎに必要な日常的なケアをご紹介します。

うさぎにかじり木を与えていても、定期的に歯の長さや状態は確認するようにしましょう。歯が伸びた状態になるとうまく食事ができずに衰弱してしまいます。定期的に確認し伸びすぎていないか見てみましょう。

うさぎの歯の長さを確認するためにはうさぎと仲良くなることも大切です。うさぎの骨は骨密度が低めのため、少しの衝撃で骨折していまう可能性があります。無理やり口の中を確認しようとして嫌がられ、飼い主の膝の上から飛び降りてしまうこともあります。それだけの衝撃でもうさぎにとっては危険なため、口の状態を確認する際には注意が必要でしょう。

うさぎは自分で毛づくろいを行います。そのため、抜け毛が体の中に入り込み、毛玉症になる可能性があります。毛球症を予防するためには、こまめなブラッシングは効果的です。長毛のうさぎは特に毛が絡まりやすいため、定期的にブラッシングしてあげることが望ましいでしょう。

うさぎは爪も伸びます。そのため、1～2ヶ月に1回は爪を切る必要があります。
爪切りのときには、うさぎが暴れないように抱っこをします。まず抱っこに慣れなければいけないため、うさぎが家や飼い主に慣れた頃から抱っこの練習をしましょう。
もし自宅でできない場合は、動物病院でお願いしてみましょう。

かじり木にはいろんな種類のものがあります。木の太さや種類なども商品により異なります。たくさんの種類の中からどれをえらんでいいのか迷ってしまいますよね。
ここでは、うさぎにおすすめのかじり木をご紹介します。

自然の恵みをそのままにおもちゃにしたかじり木です。国産のりんごの天然木を使用しているため安心して与えることができます。かじって遊ぶこととでデンタルケアや歯の伸び過ぎ防止にも効果が期待できます。

ケージに取り付けるタイプのかじり木です。しっかり固定することができるため思い切りかじることができます。歯の伸び過ぎ防止にも効果が期待でき、ストレス解消にもつながります。

曲げたりねじったりいろんな形に曲げることができるかじることもできるはしごです。固定タイプでかじりやすく、固定のネジで簡単に取り付けることもできます。

ほんのり甘くかじることができるかじり木です。天然のサトウキビでできているので安心して与えることができます。長い麻ひも付きなのでケージに固定することも可能です。

ここでは、うさぎが木をかじる理由や、おすすめのかじり木をご紹介しました。
うさぎは歯の長さを調整したりストレス解消のためなど、さまざまな理由でいろんなものをかじります。
日常的にうさぎの歯の状態などチェックし、様子がおかしいと感じたときには動物病院を受診することをおすすめします。