猫の1日に必要な水の量や水を飲まない時の対処法は？おすすめの自動給水器4選

まず、あなたの家の猫は1日にどれくらいの量の水を飲んでいますか？なかなか把握しづらいと思いますが猫の健康のバロメーターの一つとして目安になるので、しっかり猫を観察してあげましょう。

猫は水道水を飲んでも問題ありません。日本の水道水は基本的にミネラルが少ない軟水なので安心して与えられます。

猫や犬はミネラルを多く含んだ水ではミネラルにより、尿路結石を引き起こすリスクを高めてしまいます。購入した水をあげる際は、なるべくペット用のもので、ミネラルが含まれていない軟水をあげるようにしましょう。

猫が1日で必要な水の量は体重1kgあたり40mlと言われています。猫の祖先は砂漠地帯原産の生物のため、少ない水の量でも活動できる性質を持っています。

水分は単純に水を飲む行為だけではなく、食事からもとることができます。ドライフードを与えている体重5kgの猫は、一日あたり200ml水を飲むのが理想です。ウェットタイプのフードにはドライフードよりも水分が多く含まれているので、ウェットタイプのフードを食べた猫はあまり水を飲まない場合もあります。

また、気温や運動量でも摂取する水分量は変わってくるので、猫が飲みたいタイミングで水を飲めるように準備しておいてあげることが大切です。

猫は臭いにとても敏感なので、あまりにも安価なプラスチックの容器などを使うと、容器から漂う臭いを嫌がって水を飲まないことがあります。また、神経質な猫はヒゲに何かが当たると水を飲むことをやめてしまうこともあるので、ヒゲが容器のフチなどに当たらないよう、口の広いものを選んであげましょう。高さはごはんのお皿と同じくらいの容器を用意してあげましょう。

長時間出かけたり旅行に行ったりする場合は、ペット用の自動給水機などを使うといつでも新鮮な水が飲めて安心です。

猫が積極的に水を飲まない動物とは言え、あまりにも水を飲まない場合はどうしたらいいのでしょうか。
ここでは、猫が水を飲まない時の対処法や注意点をご紹介します。

あまり水を飲まない猫に水分を与えたい場合には、普段の食事から摂取させる方法があります。今食べているものがドライフードの場合、ウェットフードに変更しましょう。食事に含まれている水分を摂取することができます。

また、現在与えているドライフードを水で少しふやかしてから与えるのもおすすめです。現在与えている食事の総量は増やさずに、小分けにして食事の回数を増やすことも効果的です。

嗅覚が敏感な猫は、水道水のカルキ臭を嫌がって飲みたがらない場合があります。そのような場合は、水道水を沸騰させてカルキ臭を消したり、鶏肉のゆで汁などを少量加え臭いを消してあげることで、飲みやすくなる可能性があります。その他にも、水に溶けるタイプのマタタビを少量、水に溶かしてあげる方法もあります。

猫は新鮮な水を好んで飲むため、こまめに水を変えてあげるか、自動給水機のフィルターでろ過した水を飲めるようにしておくといいでしょう。

近年では、浄水機能が備わった自動給水器も多く販売されています。お手入れが簡単で掃除がしやすい、猫が嫌がらない静穏性などの点から、おすすめの自動給水器を紹介します。

3層フィルターでカルキ臭や残留塩素を除去する機能が備わっている自動給水器です。稼働音は静かで、2リットルの大容量なため長時間のお出かけでも安心です。

静音性にこだわった自動給水器です。お皿の部分がステンレスでできているのが衛生的で、お手入れもとてもしやすくなっています。

猫が水を飲みたくなるよう設計された自動給水器です。循環する水にアタッチメントで2種類の水流をつくことができ、動くものに興味のある猫は水流にくぎ付けになるでしょう。活性炭入りフィルターで常に清潔な水を飲むことができます。

循環機能が備わった自動給水器です。穏やかな水流を再現することで、猫の水を飲む意欲を掻き立てるよう設計されています。

今回は猫の水分補給についてまとめてきました。
猫があまりにも水を飲まない場合には、フードや水飲み場の環境を見直してあげましょう。
また、猫が飲みたいときにいつでも新鮮な水が飲めるよう、自動給水機を活用してあげて、しっかりと健康を維持できる環境を作ってあげることがおすすめです。