アジリティーってどんなドッグスポーツ?
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まずは本題である、アジリティーのルールなどについてご説明します。
日本でも頻繁に大会が開かれており初心者でも楽しめるため、愛犬といっしょにチャレンジしてみても良いでしょう。
犬の障害物競走
アジリティーとは、簡単に言えば犬の障害物競走です。
ハンドラーと呼ばれる指導手が、犬に指示を出しながらコース上に設置されたハードルやトンネル、シーソーなどの障害物をコース通りにクリアしていきます。
コース上に設置された障害物は、すべてクリアしなければいけない順番が決まっており、ひとつでも間違えればその場で競技終了となる、シビアなドッグスポーツです。
また、ハンドラーがハードルを飛び越えるように「ホップ」という指示をしたのにも関わらず犬が支持を拒否した場合には、減点が課されます。
アジリティーは、日頃から犬とどれだけ多くの練習をしているかが、クリアの鍵となるでしょう。
ちなみに、最終的にはタイムによって順位が決まりますが、先述した減点なども含めて優勝者が決定します。
アジリティーのレベル分け
アジリティーには、さまざまなレベルに分かれています。
犬の体高でスモール、ミディアム、ラージという3クラスに分かれて、その中でもレベルの低い順からアジリティー1度、2度、そして最上級の3度のランク分けがされています。
愛犬の体高やレベルに合わせて競技に参加できるため、初心者でも楽しめるドッグスポーツといえるでしょう。
ちなみに、初心者向けのランクであるビギナーランクも設けられていることが多く、はじめてアジリティーに取り組む犬はビギナーランクの完走を目指すと良いでしょう。
ハンドラーの練習も大切
アジリティーは、犬だけが練習しなければならないドッグスポーツではありません。
当然ながら、ハンドラーとなる飼い主の練習も必要です。
なぜなら、犬は毎回変わるアジリティーのコースをぶっつけ本番で走らなければならず、コースの順番を理解しているのはハンドラーだけだからです。
本番前にはハンドラーだけでコースを走るコース検分というのもが行われ、ここでハンドラーは犬をどのように走らせるのかを入念にシミュレーションします。
アジリティーに向いている犬種
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アジリティーはドッグスポーツなので、どうしても犬種によって向き不向きがあります。
大会で上位入賞を目指すことが目的でなければどんな犬種でも楽しめますが、もしも本格的にアジリティーに取り組んでみたいと考えているのであれば、この犬種をパートナーとして迎え入れるのも良いでしょう。
ボーダーコリー
アジリティーにもっとも向いている犬種は、ボーダーコリーでしょう。
毎年行われる世界大会でも、ほとんどがボーダーコリーです。
ボーダーコリーは運動能力がとても高く頭も良いため、アジリティーやフリスビーなどに向いている犬種といえるでしょう。
アジリティーはどんな犬種でもできる!
アジリティーは、どんな犬種でもチャレンジすることができます。
もちろん向き不向きはありますが、どんな犬種であっても練習を重ねることで必ずコース完走までたどり着けるでしょう。
特に、日頃から元気が有り余った犬種であれば、アジリティーはストレスや運動不足解消に最適です。
室内でも使えるアジリティーグッズ4選
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アジリティーは、広めの室内でも楽しめます。
これらのアジリティーグッズを使用して、雨や雪などで外のアジリティーができないときにも練習に励みましょう。
Sippole アジリティ ハードル
家でも気軽に練習できるハードルです。
バーが柔らかくなっているため、もしも犬がバーに足をぶつけても傷める心配がありません。
また、使用しないときは折りたたんでコンパクトにできるのも嬉しいポイントです。
Sippole アジリティ ウォール
ウォールは、飛んだ先が見えないためハードルよりも高レベルです。
はじめてウォールにチャレンジする犬でも、柔らかい素材でできており安心でしょう。
レベルによって、パーツの取り外しも可能です。
Sippole アジリティ タイヤ
タイヤは、ハードルやウォールのようにジャンプをしてタイヤの中をくぐりぬけなければなりません。
ハードルやウォール以上に、ジャンプのときの正確性が問われます。
このグッズは犬のレベルによって輪の高さを変えることができるため、はじめてタイヤ練習をするときにも最適です。
ドッグアジリティ スラローム
スラロームは、アジリティーの中でも最も高レベルといっても良いでしょう。
また、スラロームの華麗な動きは、アジリティーの花形ともいえます。
このスラロームは外でも室内でも使えるため、いつでもスラロームの練習が可能です。
愛犬とアジリティーを楽しもう!
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アジリティーは、一見難しそうに感じますが、誰でもどんな犬種でもできるドッグスポーツです。
特に、日頃から元気の有り余った犬であれば、アジリティーをすることで思い切り発散できるでしょう。
また、日頃の練習を重ねることは、愛犬とのコミュニケーションにもなります。
はじめの一歩までのハードルが高いかもしれませんが、チャレンジしてみたいのであれば、近郊のドッグトレーナーに相談してみるのもおすすめです。
PEPPY(参照日:2022-10-19)
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著者情報
けんぴ
若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。