犬がクリスマスツリーをイタズラすることで考えられるトラブル
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まずは、犬がクリスマスツリーをイタズラすることで考えられるトラブルについて見ていきましょう。
犬がクリスマスツリーをイタズラすることで、あわや大惨事…ということもあるため、注意しなければなりません。
飾りの誤飲
犬がクリスマスツリーをイタズラすることで考えられるトラブルとして第一に挙げられるのが、飾りの誤飲です。
クリスマスツリーの飾りにはさまざまなものがありますが、まん丸のオーナメントや雪に見立てた綿など、犬が誤飲すると危険なものが多くあります。
また、棚に飾ることができるような小さなクリスマスツリーであれば、犬が噛んで破壊してしまい、破片を誤飲してしまうこともあるでしょう。
クリスマスツリーを倒す
クリスマスツリーの飾りが気になり、ツリーを引っ張って倒してしまう犬もいるでしょう。
クリスマスツリーが倒れることで犬が怪我をすることは少ないでしょうが、赤ちゃんや小さな子どもがいる家庭では、クリスマスツリーが倒れることで大きな事故に繋がる可能性もあります。
電源コードが漏電する
クリスマスツリーには、キラキラとしたイルミネーションで彩られていることが多いです。
私たち人間はそれを見て癒されるでしょうが、犬はイルミネーションの電源コードを噛んでしまい漏電や感電をするリスクがあります。
漏電や感電は犬の命に関わることはもちろん、火災の原因にもなるため、特に注意しなければなりません。
犬からクリスマスツリーを守る方法
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それでは本題である、犬からクリスマスツリーを守る方法についてご紹介します。
犬が怪我をしないように、そしてクリスマスツリーが倒れて台無しにならないように、これらの対策をすることがおすすめです。
クリスマスツリーのまわりにケージを設置する
少し景観が悪くなりますが、クリスマスツリーのまわりにケージを設置することで、犬のイタズラからクリスマスツリーを守ることができます。
犬は物理的にクリスマスツリーに近づくことができないため、安心してクリスマスツリーを設置することができるでしょう。
高い場所に設置する
犬が届かないような高い場所にクリスマスツリーを設置するのもよいでしょう。
高い棚などにクリスマスツリーを設置することで、犬はツリーにイタズラをすることができなくなります。
小さなクリスマスツリーを棚に飾る
小さなクリスマスツリーを犬の届かない場所に設置することで、派手さはなくなりますが犬にクリスマスツリーをイタズラされる心配はなくなります。
しかし、万が一その小さなクリスマスツリーが床に落ちてしまった際には、犬がおもちゃと勘違いして遊んでしまう可能性があることに注意しなければなりません。
電源コードのイタズラ防止カバーを付ける
犬がクリスマスツリーの電源コードを噛んでも漏電や感電しないように、イタズラ防止カバーを付けるのがおすすめです。
イタズラ防止カバーは100円均一など、安価で簡単に手に入るため、犬を飼っているのであれば予備を常備しておいてもよいでしょう。
犬とのクリスマスパーティーの際に気を付けること
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クリスマスツリー以外にも、犬とパーティーをする際に気を付けることがあります。
最後に、犬とのクリスマスパーティーの際に気を付けることを見ていきましょう。
クリスマスケーキの誤飲
クリスマスパーティーの楽しみといえば、家族みんなで食べるケーキです。
クリスマスにはさまざまなケーキが販売されますが、特にチョコレートケーキを選んだ場合には気を付けなければなりません。
犬がチョコレートを食べてはいけないのは有名ですが、それはチョコレートやココアに含まれるテオブロミンという成分が原因です。
テオブロミンを犬が摂取すると、中毒症状により嘔吐や痙攣などの症状が現れます。
最悪の場合は命に関わることもあるため、注意する必要があるでしょう。
また、通常のスポンジケーキであっても、肥満を避けるためにも犬に与えるのはやめておいたほうがよいといえます。
クラッカーの音に注意!
犬にとって花火などの大きな音は、ストレスの原因となります。
犬がストレスを溜めることで、下痢や食欲不振などの症状が現れ、場合によっては病気になってしまうこともあるでしょう。
そのため、クリスマスパーティーに使用するクラッカーには注意が必要です。
理想はクラッカーを使用しないことですが、もしもクラッカーを使用したいのであれば、鳴らすときだけ犬を別の部屋に移すなどの対処をすることをおすすめします。
クリスマスツリーをイタズラされないようにしっかりと対策しよう!
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犬にとってクリスマスツリーは、キラキラ光るイルミネーションやさまざまな飾りなど、気になるものがたくさんあります。
そのため、飾りの誤飲や電源コードを噛むことによる漏電など、さまざまなトラブルに発展する可能性があるでしょう。
多くのトラブルから犬を守るためには、私たち飼い主が対策しなければなりません。
また、クリスマスケーキの誤飲やクラッカーの大きな音にも注意しましょう。
犬と家族が楽しくクリスマスを過ごすことができるように、しっかりと対策することが大切です。
著者情報
けんぴ
若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。