外飼いが向いている犬種と不向きな犬種がいる?!

犬には沢山の種類が居て、外飼いが不向きな犬種も沢山います。
その沢山の種類の中でも日本でも多く飼われている犬種の中で、外飼いが向いているか向いていないかを数種類まとめていますので、是非参考にしてください! 2018年05月13日作成

  • 犬のカテゴリ - 犬と暮らす犬のカテゴリ - 犬と暮らす
  • VIEW:33,270

あなたが今、外で飼おうか迷っている愛犬は実は外で飼うには向いていない犬種かもしれません。外で飼うには向いていない犬種を外で飼ってしまうと、体調などに問題が出て来る場合もあります。ここでは、外飼いの向き不向きについて、分かりやすく犬種別でまとめていこうと思います。

何故外飼いOKな犬種、NGな犬種がいるの?

出典元:https://pixabay.com/

日本の風土に最も適していると言われている日本犬は基本的に外で飼っても問題ないと言われています。

日本には四季があり、その四季に対応できない犬がいます。それが、外国から来た犬種です。外国には、一年中寒い地域、一年中暑い地域があります。
日本では、一年のうちに、快適な時期もあれば、暑い時期も、寒い時期もあります。
例えば、寒い地域で作られた犬種は、寒さをしのげるように毛が厚いなどの特徴があり
夏場の暑い時期には耐えられない犬種が居ます。逆に、暑い時期が多い地域で作られた犬種は、毛の量が少ない犬種が多く冬の寒い気温は耐えられないという犬種もいるのです。

外飼いが可能な犬種

①柴犬・北海道犬・甲斐犬・秋田犬・紀州犬・四国犬

この6種類は、日本の天然記念物にも登録されている大人気な犬種です。日本で作られた犬種ですので、日本の様々な気候の変化にも対応でき外飼いに最も向いている犬種だと言えます。また、警戒心が強い子が多いので、番犬にも匹敵します。

②ダブルコートの犬種

・コーギー
・シェットランドシープドック
・ボーダーコリー
・ゴールデンレトリバー
・ラブラドールレトリバー
・スピッツ

ダブルコートとは、1年に2回毛が生え、いわゆる毛が沢山抜けると言われている犬種です。上記に記載した犬種は皆、ダブルコートの犬種です。ダブルコートの犬種はまだまだ沢山いますが、全種類のダブルコートの犬種が外飼いが向いているとは言えません。

・シベリアンハスキー
・サモエド
・バーニーズ

などの犬種は寒い地域で産れた犬種ですので、冬は外で飼う事が可能ですが、暑さにとても弱いので、夏は室内の涼しい環境で育てないといけません。

外飼いが向いていない犬種

出典元:https://pixabay.com/

・マルチーズ
・トイ・プードル
・ポメラニアン
・ヨークシャテリア
・ミニチュアダックスフンド
・フレンチブルドック
・チワワ
・ミニチュアピンシャー
・ミニチュアシュナウザー
・シーズー
・ビーグル

など、愛玩犬の項目に入る犬種は家の中で飼われるという事が前提で作られた犬種ですので、寒さにも暑さにも弱い犬種です。外で飼ってしまうと、最悪の場合死に至ってしまう場合もありますので、気をつけましょう。

ミニチュアダックスフンドやチワワはダブルコートですが比較的毛量が少ない犬種ですので、外で飼うには向いていません。

ビーグルは外で飼っている方も多く見られますが、実は外飼いは向いていないのです。
ダブルコートで毛量も多く、比較的頑丈とも言われておりますが、短毛ですので寒さにはあまり強くありません。

外飼いは寿命を縮めてしまうことも?外飼いでの注意点。

出典元:https://pixabay.com/

外で飼える犬種でも、家の中より外で飼っている方が寿命が短いと言われています。
その中の主な原因の一つは、「フィラリア症」です。定期的な注射や投薬をしていれば問題ないのですが、していない場合、フィラリア症にかかって亡くなってしまい、外飼いの死亡原因No.1になっています。

そして、いくら日本の風土に適しているといえど、何も対策をしていなければ、熱中症になったり、低体温症になってしまう危険もあります。犬は人間のように自分で服を着たり、脱いだりなど温度の調節をすることができないので外で飼うのであれば、暑さ対策、寒さ対策を必ず行うようにしましょう。

犬を外で飼おうか検討している方は、ペットショップの方に確認してから購入するようにしましょう。又、今飼っている愛犬を外で飼おうと考えている方は自己判断はせず、獣医さんに一度相談してみることをおすすめします。

著者情報

UCHINOCO編集部

UCHINOCO編集部では、ペットに関するお役立ち情報をお届けしています。

オススメ

新着記事