猫のウェットフードのメリット・デメリットとは?おすすめフードもご紹介

猫のフードの種類には、ドライ、セミモイスト、ウェットなどさまざまな種類があります。それぞれにメリットやデメリットがあり、愛猫に合わせて選ぶことをおすすめします。ここでは、ウェットタイプのメリットやデメリット、おすすめのウェットフードについてご紹介します。 2021年07月08日作成

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ウェットフードのメリットとは?

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猫用のフードにはドライタイプ、セミモイストタイプ、ウェットタイプのものがあります。基本的にドライフードを与える方が多く、ウェットタイプはお誕生日などの特別な時や、体調が悪い時にも活用することができます。
ここでは、ウェットフードのメリットについてご紹介します。

嗜好性が高い

ウェットフードは嗜好性が高く、偏食や体力がない猫でも食べてくれる可能性が高いです。
普段のドライフードにトッピングすることで、食事の満足度が上がることも期待できます。

食べやすい

ウェットフードは少量でもカロリーを摂取することができ、食べやすいのが特徴です。また、何らかの病気を患っている猫でも食べやすいです。口腔内にトラブルを抱えており、固形の食べ物を食べることができない猫にも最適です。

水分補給ができる

ウェットフードは水分量もドライフードより高く、なかなか水分を摂取してくれない猫にもおすすめです。
夏の暑さでバテてしまった猫にもおすすめです。

ウェットフードのデメリットとは?

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たくさんのメリットがあるウェットフードですが、もちろんデメリットもあります。ここでは、ウェットフードのデメリットについてご紹介します。
ウェットフードを与える時にはメリットとデメリットを確認してから与えるようにしましょう。

価格が高い

ウェットフードはドライフードに比べて割高な価格設定となっています。
また、ドライフードは一袋に大量に入っていて長期の保存が可能なのに対し、ウェットフードは少ない量で一度開封してしまうとドライフードほど長く保存はできません。

総合栄養食でない場合がある

ウェットタイプのフードは大きく分けて総合栄養食と一般食の2種類があります。総合栄養食はそれ一種類だけでしっかりと栄養を補給できるものですが、一般食はおやつのようなものになります。
一般食のみ食べ続けていると健康的に生活するための栄養を摂取することができないため、栄養に偏りがでてしまいます。

ウェットフードを与える場合は、総合栄養食であるかをしっかりと調べてから購入しましょう。

ドライフードを食べなくなる可能性も

ドライフードはウェットフードより香りや嗜好性が低いです。そのため、ウェットフードを食べ続けるとドライフードに見向きもしなくなる場合があります。
ウェットフードはカロリーが高く、肥満を引き起こす可能性もあります。さらに、ドライフードより価格が高いため、食費が高くなってしまいます。

ウェットフードの正しい与え方とは?

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1日の給与量をしっかり守る

ウェットフードはトッピングとして活用する方法と、メインの食事として与える方法があります。どちらにしても、1日の給与量をしっかり守りましょう。とくに、トッピングする場合はカロリーオーバーになりやすいため注意が必要です。

ウェットフードの給与量は、パッケージに表記されているので、しっかり確認して与えるようにしましょう。

食べ残しは片付ける

ドライフードに比べてウェットウードは腐敗しやすいです。長時間放置してしまうと猫がお腹を壊してしまう可能性があります。ドライフードであればある程度の時間は問題なくても、ウェットフードは危険です。
そのため、ウェットフードをトッピングしたフードも食べ残しがある時には片付けてあげましょう。

おすすめウェットフード 4選

ウェットフードはドライフードに比べると種類が少ないですが、たくさんの種類があります。原材料も異なるため、どれを選んでいいのかわからなくなりますよね。
ここでは、おすすめウェットフードについてご紹介します。

C&R ツナ タピオカ&カノラオイル

ツナを原料として作られたウェットフードです。嗜好性が高く、動物性のタンパク質にアレルギーを持っている猫にも与えることができます。トッピングとして利用することもおすすめです。


C&R ツナ タピオカ&カノラオイル

ナチュラルバランス オーシャンフィッシュ

白身魚をベースに肉類を配合したウェットフードです。消化吸収も良く、お腹に負担をかけにくくなっています。ドライフードに混ぜても、そのまま与えても問題ない総合栄養食です。


ナチュラルバランス オーシャンフィッシュ

ニュートロ キャット デイリーディッシュ

成猫向けのウェットフードです。さまざまな種類があり、総合栄養食のためこのフードだけでも栄養をしっかり摂取することができます。
原材料には、高品質な肉や厳選した自然素材を使用しているので安心して与えることができます。さらに、穀物フリーで作られているので、穀物アレルギーを持っている猫にも安心です。


ニュートロ キャット デイリーディッシュ

ロイヤルカナン インスティンクティブ ウェット

生後12ヶ月以上の健康的な成猫向けのウェットフードです。タンパク質、脂質などの栄養を調節しているだけでなく、食いつきを良くするために3タイプの異なる形状を採用しています。ウェットフードのみでも、ドライフードのトッピングとしても与えることができます。


ロイヤルカナン インスティンクティブ 成猫用

猫の体調に合わせてごはんを選ぼう

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ここでは、ウェットタイプのメリットやデメリット、与え方についてご紹介しました。
ウェットフードは嗜好性が高くて食べやすく、水分補給もできるので、疾患やトラブルを抱えていたり食事をとってくれない猫にもおすすめです。
しかし、与えすぎてしまうとドライフードを食べなくなる可能性がありますので、注意が必要です。
ウェットフードは猫の体調やライフステージに合わせて与えることで、猫の体にも優しいごはんです。適切に活用して、快適な生活を送りましょう。

参考サイト

ペットの診療所犬猫療法食&サプリ (参照日:2021-06-15)
https://item.rakuten.co.jp/drugstore-of-pet/yaz-0090/

ペットニュートリション楽天市場店 (参照日:2021-06-15)
https://item.rakuten.co.jp/petnutrition/nbc-of/

charm 楽天市場店 (参照日:2021-06-15)
https://item.rakuten.co.jp/chanet/252135/

ペットファミリー(参照日:2021-06-15)
https://item.rakuten.co.jp/familypet/52906002/

著者情報

こばやし

犬、ハムスター、うさぎ、爬虫類、魚類などの生き物と生活していたので小さい頃から動物が好きでした。
動物関係の専門学校を卒業後、動物看護師として動物病院で勤務していました。
動物看護師、愛玩動物飼養管理師などの資格を取得しており、現在はドッグアロマやドッグマッサージについて勉強中です。

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