猫が観葉植物を食べるのはなぜ?理由や対策について

観葉植物は部屋に彩りを加えてくれるため、好んで飾っている人も多いのではないでしょうか?
しかし、猫が観葉植物を食べてしまい悩んでいる人もいるはずです。
この記事では、猫が観葉植物を食べる理由や、食べると危険な観葉植物などについてご紹介します。 2021年04月23日作成

  • 猫のカテゴリ - 猫と暮らす猫のカテゴリ - 猫と暮らす
  • VIEW:1,640

猫が観葉植物を食べる理由

出典:https://www.shutterstock.com

猫は肉食動物のはずですが、なぜ観葉植物も食べてしまうのでしょうか?
まずは、猫が観葉植物を食べる理由について見てみましょう。

毛玉を吐き出すため

猫が観葉植物を食べるのは、毛玉を吐き出すためと考えられます。
ペットショップやホームセンターなどに「猫草」という植物が販売されていますが、これも猫が食べて毛玉を吐き出すためのものです。
観葉植物を食べることにより胃の中が刺激されて、毛玉を吐き出すといわれています。
頻繁に毛づくろいをする猫は、定期的に毛玉を吐き出す必要があるため、観葉植物を食べて毛玉を吐き出そうとしているのでしょう。

便秘を解消するため

猫は肉食動物ですので、野菜を摂取しなくても健康に影響はありません。
しかし、肉のみを摂取していると、便秘気味になることもあるでしょう。
それを解消するために、観葉植物を食べているのかもしれません。

ストレス解消

猫が観葉植物を食べるのは、ストレス解消の意味もあります。
特に飼い主が構ってくれないときや運動不足のときには、ストレスが溜まってしまうでしょう。
それらのストレスを解消するために、観葉植物を食べることで気を紛らわせている可能性があります。

猫が食べると危険な観葉植物

出典:https://www.shutterstock.com/

猫草なども食べる猫は、好んで観葉植物を食べている可能性も考えられます。
しかし、種類によっては猫が食べると危険な観葉植物もあることを知っておかなければなりません。

チューリップやローズリリーなどのユリ科の植物

出典:https://www.shutterstock.com

チューリップやローズリリーなどのユリ科の植物は、彩りが華やかで甘い香りもするため、観葉植物として人気があります。
しかし、これらのユリ科の植物は、猫にとって猛毒となります。
花弁や葉はもちろん、花粉を摂取するだけでも大変危険です。
猫がユリ科の植物を摂取すると、急性腎障害を引き起こして命に係わります。
そのため、猫を飼っている家庭では、絶対にユリ科の植物は置かないようにしましょう。

カラジュームやモンステラなどのサトイモ科の植物

出典:https://www.shutterstock.com

大きな葉が特徴的なサトイモ科の植物も、観葉植物として人気です。
しかし、サトイモ科の植物の葉や根茎には、シュウ酸カルシウムが多く含まれています。
猫がサトイモ科の植物を食べることで、シュウ酸カルシウムが口内に刺さって痛みを感じることがあるでしょう。

アロエなどの多肉植物

出典:https://www.shutterstock.com

美容や健康に良いとされるアロエや、トゲの多いサボテンなどの多肉植物も、猫には危険とされています。
アトエには、バーバロインという成分が含まれており、猫の下痢などの原因となることもあるでしょう。
また、サボテンは見ての通りトゲがあり、猫が触ると怪我をしてしまうことがあるため、注意が必要です。

ドラセナ

出典:https://www.shutterstock.com

幸福の木として知られるドラセナですが、これも葉には強い毒性があるため、猫の近くには置かないようにしましょう。
もしも猫がドラセナを食べてしまうと、下痢や手足の腫れなどを引き起こします。
命に係わる可能性もあるため、注意が必要です。

猫にとって危険な観葉植物は700種類以上

上記の観葉植物以外にも、アサガオやパンジーなど700種類以上が猫にとって危険だといわれています。
逆に猫が食べても問題がないといわれているのは、ガジュマルやエバーフレッシュなどの植物です。
猫が食べても問題がない観葉植物は限られているため、どうしても観葉植物を部屋に飾りたいのであれば、事前に植物の下調べを行い、しっかりとした対策をとる必要があるでしょう。

猫が観葉植物を食べないようにするための対策

出典:https://www.shutterstock.com/

猫が中毒症状を起こしてしまわないように、飼い主が事前に対策をすることが大切です。
それでは、猫が観葉植物を食べないようにするには、どのような対策をすれば良いのでしょうか?

カバーを付ける

観葉植物にカバーを付けることで、猫が食べてしまわないようにすることが可能です。
カバーはホームセンターなどで販売されているため、鉢の大きさに合わせて選ぶと良いでしょう。
しかし、部屋を彩るための観葉植物にカバーを付けるのは、観葉植物としての意味がなくなってしまうことが懸念されます。

木酢液をスプレーする

猫は柑橘系や酢のにおいを嫌がるので、木酢液を観葉植物にスプレーしてみるのが良いかもしれません。
木酢液は本来、植物の病気や害虫対策として使用するものです。
これは猫にとって害にならないので、用法を守った上でスプレーをしてみてはいかがでしょうか?

猫の届かない場所に設置する

猫の手が届く場所に観葉植物があると、猫が観葉植物を食べてしまったり鉢を倒したりする可能性があります。
そのため、天井から観葉植物を吊るすなど、猫の届かない場所に設置をすると良いでしょう。
また、その際に設置する場所にも気を配る必要があります。
エアコンの近くや窓際に設置をすると、観葉植物の葉が揺れて猫がじゃれようとするかもしれません。
猫が動いている葉にじゃれると、思わぬ事故に繋がることも考えられます。
観葉植物を天井から吊るす際にも、場所には十分に気を付けましょう。

猫の近くには観葉植物を置かないほうが良いかも

出典:https://www.shutterstock.com

猫にとって有害となる観葉植物は、700種類以上といわれています。
そのため、部屋に彩りを添えてくれる観葉植物といえども、猫のことを考えると近くには置かないほうが良いといえそうです。
どうしても観葉植物を置きたいのであれば、猫に害のない植物を探す必要があります。
また、猫の届かない場所に設置をしたり、木酢液をスプレーしたりするなど、しっかりと対策をとった上で置くようにしましょう。
万が一猫が観葉植物を食べてしまったときには、なるべく早めに獣医師に診てもらうことをおすすめします。

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

オススメ

新着記事