柴犬は遊びが大好き?
柴犬の歴史はとても古く、一万年以上前から存在していたと言われています。今も昔もとても人気で、日本のみならず海外にも熱心なファンがたくさんいますよね。
柴犬が喜ぶおもちゃや、遊び方を知りたい時には、柴犬のもつ特性や傾向を理解することからはじめてみてはいかがでしょうか。もちろん、柴犬でも個体差があり、性格もそれぞれですが、もしかするとおもちゃ選びのヒントになる情報があるかもしれません。
性格は好奇心旺盛で遊ぶのも大好きだと言われています。頭がよく学習能力も高いため、遊びながら何かを学んだり覚えたりするのも得意です。とにかく元気いっぱいに走ることが好きなタイプが多いため、日頃から運動時間は多めにとってあげると良いとされています。
運動量の目安は、散歩であれば1日2回以上、1回あたり30分以上が望ましいようです。なかなか十分に運動させてあげられていないな、という場合は、定期的にドッグランのような広々とした場所で自由に走らせてあげることをおすすめします。
柴犬はどんな遊びを好むの?
元気いっぱい走り回ったり動いたりする柴犬は、もちろん遊ぶことが大好き。飼い主さんと一緒に遊ぶことも好きです。
どちらかといえば、激しめな遊びを好み、力いっぱい本気になって遊ぶ子が多いようです。
そんな姿を見ていると、飼い主さんの方が元気をもらえそうですね。
ボールを投げてもらうのが好き
走り回るのが好きな柴犬にとっては、じっとした遊びよりも、アクティブに動き回る遊びの方が好きなようです。ボールをポーンと投げてあげて、もってくるといった単純な遊びももちろん大好き。
屋外なら思いっきり投げて遊べるように、少し重めのボールを選ぶと良いでしょう。
逆に、室内の場合は軽くて柔らかい、ゴムなどのボールが良いかもしれません。万が一、喉につまらせてしまわないように、咥えられる範囲で大きめのサイズを選びましょう。
柴犬は、もともとは猟犬として生活してきました。そのため、狩猟本能が強く、そのような必要性がなくなった現代でも、ボール遊びを通じて狩猟の疑似体験をすると夢中になりやすいようです。
ボールを追いかけ捕まえて飼い主のところに持って帰るという一連の遊びは、狩りでは獲物の追跡と捕獲、回収となるわけです。こうした狩りの疑似体験は、柴犬の本能を満たすとも言えるのでしょう。
綱引きも好き
柴犬はロープをねじったようなおもちゃを使い飼い主と綱引きをするのも大好きです。柴犬の飼い主さんなら心当たりもあるかもしれませんが、なにかを咥えて離さない時の柴犬の顔は真剣そのもの。
おもちゃを使って、柴犬の力に合わせながら押したり引いたりして力比べをしてあげてはいかがでしょうか。たまにはわざと負けてあげると、とっても喜んでくれるはず。
頭を使う遊びも好き
頭が良いとされる柴犬なら、知的玩具も向いています。知的玩具とは、頭を使いながら遊んでご褒美にたどり着けるという、学習の要素もあるおもちゃのことを言います。
例えば、ボールのおもちゃを転がすとおやつが出る、パズルを動かすとやがておやつにたどり着くなど、色々な種類があります。走り回って遊ぶことが難しい時などに使ってみてはいかがでしょうか。
柴犬のおもちゃを選ぶ時は
柴犬用のおもちゃを選ぶ時には、以下のポイントに注意すると失敗を防ぎやすくなります。
まず、犬用のおもちゃには対象犬種が決められていることが多いです。柴犬の場合は中型犬になりますので、必ず確認しましょう。
柴犬は、力いっぱい噛んだり引っ張ったりして遊ぶ傾向にあります。おもちゃはどんなものでもいずれ壊れたり破れたりしますが、できるだけ耐久性が高く壊れにくいものを選びましょう。口で咥えるものについては、オーガニック素材のものが安心です。
柴犬におすすめの犬用おもちゃ4選
デンタルジーンズボーン
ジーンズとコットン生地を編み込んで作ったおもちゃです。リメイクジーンズが使われており、その風合いはそれぞれ異なり、世界に1つだけのものです。
手縫いで丁寧に作られており、とても丈夫なのも嬉しいポイントです。柴犬が思いっきり引っ張っても、噛んでも、しばらく楽しめそうですね。
おやつボール
子犬から大型犬まで幅広く使える知的玩具です。たまご型のボールをころころと転がすと、おやつが少しずつ出てきて楽しめます。
お留守番用のおもちゃとして活用する家庭が多いようです。暇潰しになるようなおもちゃを探している飼い主さんには特におすすめです。
デンタルジーンズボール
リメイクジーンズとコットンを編んだ生地で作られたボールです。つるつるとしたボールに比べると、歯が食い込みやすくキャッチしやすいという特徴があります。
カジュアルな見た目が可愛く、他にはないオンリーワンの風合いを楽しみながらリピート買いする飼い主さんも多数。屋外で遠くまで投げて遊んであげたくなるボールです。
スマイルボール
こちらは子犬・小型犬用のおもちゃです。柴犬がまだ小さい頃には、こちらのおもちゃが良さそうです。とても大きな鳴り笛が入っているため、どこを噛んでもピーピーと音が鳴り、より興味をそそります。
布のおもちゃは遠くまで投げにくいものが多いですが、このボールは比較的投げやすくちょうどよい重量。屋外でも室内でも使いやすいですし、とてもカラフルで見た目も可愛いのが嬉しいですね。
柴犬のおもちゃは丈夫で長持ちするものを
今回は、柴犬の喜ぶおもちゃや遊び方についてご紹介しました。柴犬の特徴を理解することで、どんな遊びを好むのか分かりますね。もちろん、柴犬といってもそれぞれ性格は違います。今回ご紹介した内容の遊びやおもちゃを100%喜ぶとは言えません。もし、何となく「うちの柴犬に当てはまりそう」と思われたなら、ぜひ遊びの参考にしてみてくださいね。
柴犬の多くは、やや激しめの遊びを好みます。思いっきり遊べるように、用意するおもちゃは頑丈で長く使えるものを選ばれることをおすすめします。
ルシアン・エ・サヨ (参照日2020-10-27)
https://item.rakuten.co.jp/sayo/803614/
https://item.rakuten.co.jp/sayo/803606/
https://item.rakuten.co.jp/sayo/01101030/
Crafters Market (参照日2020-10-27)
https://item.rakuten.co.jp/craftersmarket/0505/
著者情報
こば
小さな頃から保護された犬や猫を迎えて生活。現在は黒猫の「ジジ」に翻弄されながら、発見と感動の毎日を送っています。
実体験を振り返りつつ、飼い主さんの役に立つような情報を分かりやすく記事にすることを目標にしています。