体を清潔に保ってあげよう！フェレットのシャンプーの仕方とおすすめシャンプー5選

フェレットの臭いは、臭腺という器官から発生しています。
これはフェレットが持つ自分の縄張りを主張するための「マーキング」なのです。
特に発情期は臭いがさらに強くなります。

ペットショップで売られているフェレットは、ほとんど臭腺除去や去勢手術、避妊手術が完了している場合が多いです。
ただし、手術していたとしても臭いが完全に除去されるわけではありません。
そのため定期的にシャンプーをする必要があるのです。身体を清潔に保つためにもシャンプーをしてあげてください。

身体を清潔にすることは、衛生面からみてフェレットにとっても飼い主にとっても大切なことです。
ただし、毎日シャンプーをすることは禁物です。洗いすぎると皮膚炎の原因になります。
週に一回、または週に二回程度で十分です。

生後3か月～6か月くらいを目安にシャンプーしてあげましょう。
生まれて間もないと、免疫もまだ低いので病気になってしまう恐れがあります。
少し大きくなってきたら、シャンプーしてあげてください。

①フェレットに使っても大丈夫なシャンプーやリンスを揃えましょう。
お風呂場などで洗う場合は、脱走しないように排水口や窓に逃げないように工夫しましょう。
あらかじめ逃走経路がないかをチェックしてから洗うようにしましょう。

②水の温度を調節しましょう。
熱すぎてもぬるすぎてもいけません。触ってみて少しぬるいかなぐらいが丁度いいです。
フェレットは大きい音に敏感なので、シャワーが苦手だった場合は流水に切り替えてあげてください。

③あらかじめ、シャンプーを水に溶かしておきましょう。
洗面器かお風呂に水をためてそこでシャンプーしてあげてもいいです。
シャンプーを直接つけるのは刺激が強くて皮膚が荒れてしまう危険があるので、薄めてから使うのが良いでしょう。

④はじめは、足元から徐々に水に慣れさせてあげてください。
全体を水で濡らしていきます。
そして背中の方から洗っていきます。ごしごしこすらず、優しく洗ってください。
顔は入念に洗う必要はありません。手指や濡れたタオルでそっと拭きましょう。
目に入らないように気を付けてあげてください。

臭いが気になる場合は、お尻も入念に洗ってあげましょう。

⑤全体を洗い終わったらしっかりとすすぎましょう。
洗い残しがあると肌荒れの原因になりますので隅々まですすいでください。
慣れてきたら、耳掃除も出来るようになります。

なかには、水が怖いくて嫌がってしまう子もいるかもしれません。慣れるまで浅めのお風呂で遊ばせたりして、気長に付き合ってあげましょう。
嫌がる原因として、いきなりお風呂に入れる。顔に水がかかった。水温が適切でない。音にビックリした。などが考えられます。

⑥シャンプーが終わったらしっかりとタオルドライしてあげましょう。
その時も優しく撫でるように拭いてあげましょう。
フェレット用のバスタオルを用意してあげるといいでしょう。
ドライヤーで乾かす必要はなく、自然乾燥で大丈夫です。

フェレット専用ノンシリコンのシャンプー、爽やかなシトラスの香りです。
パラベンやフェノキシエタノール、動物性油脂、合成着色料など余計な成分が入っていない安心して使用できます。
天然成分のオリーブエキスが被毛を柔らかく、潤いや光沢を与え艶やかにします。
弱酸性、低刺激なので皮膚を保護、乾燥を防ぎ敏感肌のフェレットでも安心して使えます。

アロエベラ葉末とホホバオイルを配合した低刺激のフェレット専用リンスインシャンプーです。
メロン＆キューカンバーの爽やかな香りですが、乾いたら香りが落ち着くようでメロンの香りが苦手でも使いやすいとのお声が多いです。
お手頃なお値段なので頻繁にシャンプーしてあげたい飼い主さんには嬉しいですね。

A.P.D.C ティーツリーシャンプーはワンちゃんにも使えるシャンプーですが、フェレットのシャンプーとしても使用できます。
消臭・消炎効果のあるティーツリーをはじめとした6つの植物成分が配合されています。
紅藻エキスや植物性ヒアルロン酸が、しっかりと汚れを落とし優しく洗い上げてくれます。
被毛をふんわりしなやかに仕上げ皮膚のコンディション調整、虫除け効にも期待できます。

マーシャル毛つやシャンプーは甘くさわやかな香りのシャンプーです。
フェレットの皮膚に最適なpHバランスに調整されているので皮膚に優しく敏感肌の子でも安心です。
アルビノからダークセーブルまであらゆる毛色に適応しているため被毛の輝きを保ってくれます。

フェレットの体質に考慮された天然ハーブエキスやオイルが配合されています。
天然ハーブオイルが配合されているので毛並みを整え皮膚を清潔に保ちます。
ムースタイプなので飼い主さんも使いやすいですね。

フェレットは定期的にシャンプーしてあげることが必要だということが分かりいただけたでしょうか？
フェレットの特性を理解して洗い方も慣れてくれば、フェレットも安心して身を委ねてくれる事かと思います。
お互い気持ちよく生活できるように、日頃からきちんとケアしてあげてくださいね。