うさぎ用ケージの種類は様々
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うさぎをお迎えするにあたり、必要不可欠なのがケージです。初めてうさぎを飼う人にとては、種類が多すぎて何を選べば良いのか分からず、困っている方もいるでしょう。また、今よりもさらにうさぎが快適に過ごせるようなケージを探している飼い主さんもいるかもしれません。
うさぎ用のケージは、広さや高さ、素材など、バリエーション豊かです。何でも良いと思われるかもしれませんが、うさぎがストレスなく過ごすためには、注意点もいくつかあります。
うさぎ用ケージを選ぶ際のポイント3つ
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うさぎ用ケージを選ぶ際に、特に検討すべきポイントは主に3つあります。それは、サイズ、安全性、床材です。それぞれのポイントについて、もう少し詳しく見てみましょう。
うさぎにとって快適なケージのサイズ
うさぎは、1日のほとんどをケージの中で過ごします。犬や猫とは違い、家の中のあちこちを自由に移動するわけではないため、ケージの中こそ快適に過ごせる環境でなければストレスが溜まってしまいますね。
うさぎにとって理想的な広さとは、寝転んだり体を伸ばしても十分にゆとりのあるサイズです。さらに、ケージの中に棚を置いても上下運動が可能な高さもあると良いとされています。ここで注意すべきなのが、ケージの中にはエサ入れやトイレ、巣箱なども入れるということです。最低限必要な設備を置いても、うさぎが伸び伸びとできる広さのものを選びましょう。
うさぎの大きさは種類によっても変わってきますし、成長により体が大きくなることも配慮しなければなりません。小型種なら横幅50~60cm、奥行き50cm程度は欲しいところ。大型種になると、横幅70cm~、奥行き50cm以上が理想です。高さについては、最低でも40cm以上あった方が良いとされています。ケージに頭をぶつけない高さで、圧迫感を感じにくい高さであることが大事です。
ケージが大きすぎたり小さすぎる時は
ケージが小さすぎる時は、ちょうど良い大きさに買い替えた方が後々のことを考えると良いでしょう。しかし、家屋の状況により大きなケージを置けない場合、ケージから出してあげる時間を増やしてみるという対処法もあります。あまりにも小さすぎるケージはよくありませんが、「少し窮屈かな?どうかな?」という程度であれば、定期的にケージから出してあげるのも良いかもしれませんね。
一方、大きすぎるケージの場合はどうでしょうか。一説には、大きいケージに小さなうさぎを入れると落ち着かないという意見もあります。しかし、成長に伴い徐々にちょうど良くなったり慣れたりして、最終的には大きめで良かったというケースもあります。もし、大きいケージで落ち着きがないようであれば、巣箱などの隠れられるスペースを作ってあげましょう。慣れに伴い、元気良く運動するようになるため、必要に応じて設備は整えてあげると良いですね。
うさぎが安全に過ごせるケージとは?
広さや高さだけでなく、安全性の高いものを選ぶことも大事です。特に注視すべきなのが、ケージのワイヤーの素材と、スノコの穴の大きさです。
うさぎ用ケージの金網は、ねじっているものやビニールコーティングされているものではなく、シンプルなものがおすすめです。ねじってあるものは足や爪を挟みケガをしてしまう恐れがあります。また、ビニールコーティングされたものは、うさぎがかじって食べてしまうかもしれません。
床板の穴と素材
床板には、排泄物が自然に落ちるように穴が開いています。この穴が大きすぎると足がひっかかりケガのもとになります。かといって、穴が小さすぎれば排泄物が落ちず、衛生的に良くありません。床板の素材はワイヤー、木材、プラスチックが主流です。金属製の場合、洗いやすい反面、固すぎて足に負担がかかることも考えられます。プラスチックなら洗いやすく種類も豊富でおすすめです。木製も良いですが、洗ったあと乾かすのに時間がかかるため、ストックをいくつか用意しておく必要があります。
人気の高いおすすめうさぎ用ケージ
それでは、多くの飼い主さんに選らばれているおすすめのうさぎ用ケージを4つご紹介します。
うさぎケージ 三晃商会
掃除がしやすくお手入れが楽だと人気のあるうさぎ用ケージです。
大きな扉で出入りが楽で、簡単に取り外すことができるため汚れはトレイに落ちる仕組みになっています。床板は樹脂プラステックなのでうさぎの体に優しく清潔も保ちやすいです。また、4輪のキャスター付きで移動も簡単でロックも可能なので安全です。
マルカン うさぎのカンタンおそうじケージ ワイドB
広々としたサイズでコスパが良いうさぎ用ケージです。
使いやすさや掃除のしやすさにこだわって作られてます。
側面天面ともに扉が開くので出入りが楽です。また、トレイは2つに分かれているため、汚れた部分だけを替えることができ衛生的にも清潔に保つことができます。
マルカン うさぎ クリアケージM
ロフトをつけても十分な高さがあり、お手入れもしやすいケージです。クリアカバーが付いており、おしっこの飛び散りを防いでくれます。
イージーホーム ネクスト70
こちらも掃除がしやすいことで人気のウサギ用ケージです。
2分割されたスノコで部分洗いが可能なので衛生的にもばっちりです。
汚れが流れ落ちるように斜設計されているのでお手入れも楽々です。
シンプルなデザインと心地よい内部の設計でうさぎも安心した居場所になることでしょう。
うさぎ用ケージは体の大きさに合った安全性の高いものを
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今回は、うさぎ用ケージを選ぶ際のポイントや、おすすめのケージをいくつかご紹介しました。1日の大半を過ごすケージは、うさぎにとって心地よい環境に配慮して選んであげたいものです。
うさぎ用ケージを選ぶポイントは、広さ・高さ、金網の素材、床板の3つです。うさぎが伸び伸びと過ごせて、そしてケガをしにくいものを選びましょう。また、飼い主さんが掃除しやすいかどうかも大事なポイントになります。
初めてうさぎを迎える飼い主さんはもちろん、ケージの買い替えを検討している方も、ぜひ参考にしてみてくださいね!
charm(参照日2024-7-08)
https://item.rakuten.co.jp/chanet/202712/
https://item.rakuten.co.jp/chanet/194778/
https://item.rakuten.co.jp/chanet/197795/
ペット健康便(参照日2020-8-23)
https://item.rakuten.co.jp/kenkoubin/mr306/
著者情報
こば
小さな頃から保護された犬や猫を迎えて生活。現在は黒猫の「ジジ」に翻弄されながら、発見と感動の毎日を送っています。
実体験を振り返りつつ、飼い主さんの役に立つような情報を分かりやすく記事にすることを目標にしています。