猫砂はベントナイトの猫砂がおすすめ！特徴などをご紹介

ベントナイトとは火山灰からできた粘土系の鉱物です。吸水性が高く、水分を含むと強く固まる性質を持っていることから、固まるタイプの猫砂の原料にはよく使用されている素材です。

猫が排泄した後は固まった部分を取り除くだけで良いので、後始末も簡単。吸水性が良いぶん最小限の大きさで固まってくれるため、使用量を抑えることができて経済的という面もあります。

ベントナイトのサラサラした触感は自然の砂や土に近く、初めて使用する猫でも警戒しにくいというメリットがあります。一度警戒心を持つと排泄を我慢してしまったり、トイレを使わなくなったりする猫もいるため、重要なポイントといえます。

また、木製や紙製の猫砂にくらべてベントナイトの砂は粒子が細かく、かつ適度な重さがあるので、砂掻きの手ごたえもあります。ベントナイトの猫砂は消臭効果が高い商品が多く、気になる排泄物のニオイを抑えてくれるのも、おすすめのポイントです。

ベントナイトの猫砂は、トイレにそのまま入れて使うのが一般的です。尿がかかって固まった部分だけを取り除き、取り除いた分の猫砂を追加しましょう。

使用済みの猫砂は、パッケージに記載されている方法に従って処理します。トイレに流せるタイプや燃えるゴミとして処分できるタイプなど商品によって処理方法が異なるので、必ずチェックしてください。

また、おすすめの使い方は広めの猫用トイレに砂を多めに入れてあげること。猫が砂をかきやすくなって使いやすくなります。愛猫が気持ちよくトイレができるように、猫砂は床面から7～10cm程度まで入れてあげると良いでしょう。なお、ベントナイトの猫砂は粒が細かいゆえに周囲へ飛び散りやすい傾向があるため、トイレ周りは定期的な掃き掃除がおすすめです。

ここでは、ベントナイトを主成分とした猫砂（システムトイレ用以外）を5つご紹介します。爽やかな香り付きのものや特に消臭効果が高いもの、ほこりが立ちにくいものなどがおすすめです。ぜひお気に入りの猫砂を見つけてみてくださいね。

米国産のベントナイトを使用した、砂粒が非常に細かい猫砂です。固まる猫砂のなかでも吸収力が高く、活性炭活性炭配合の特殊な粒によるにおい吸収効果が期待できます。

おしっこがかかると瞬時に固まり、お部屋にはほんのりと爽やかな香りが漂います。不純物が取り除かれているので、ほこりが立ちにくいのも特徴。微香タイプなので、香りに敏感な飼い主さんや猫ちゃんにもおすすめです。

国産のベントナイトを使用した、抗菌粒・消臭粒入りの猫砂です。600℃もの高温で乾燥処理された砂は、水分を含むと瞬時に固まります。固まりが早いぶん雑菌やニオイも密閉してくれるので、気になるアンモニア臭が発生しにくい点もおすすめのポイントです。

固まった部分を捨てるだけで簡単に後始末ができますし、ほこりが立ちにくいのでお部屋の床や空気を汚しにくいですよ。

国産のベントナイトを使用した、消臭効果の高い猫砂です。緑茶成分配合で、猫の排泄物臭をしっかりブロック。ブルーの粒は消臭剤で、イヤなニオイを吸収・分解する効果が期待できます。

抗菌剤であるピンクの粒は猫に影響が出にくい成分です。おしっこがかかった部分はしっかり固まるので、日々の後始末も楽ちんです。

銀イオン粒が配合されたベントナイトを使用しているため、消臭効果が期待できる猫砂です。濡れた部分はがっちり固まります。銀イオンとは、ミネラルの一種である銀をイオン化したもの。銀イオンには優れた消臭、抗菌、防カビ作用があり、猫はもちろん、人への安全性も高いという特徴を持っています。

こちらの猫砂はおしっこの吸収力も高いので、気になる排泄物臭をしっかり封じ込めてくれますよ。使用後は小さく固まった部分だけスコップですくって処分すれば良いので、家計にも優しい猫砂といえるでしょう。

原料にベントナイトを含む鉱物系素材と、軽量の植物系素材を使用した猫砂です。5リットル入りにも関わらず重量約2.2kgと非常に軽く、女性でも持ち運びやすいのが特徴です。袋には持ち手が付いており、トイレに砂を入れやすいよう配慮されている点もおすすめのポイントですよ。

もちろん消臭効果や水分の吸収力も高いので、猫砂の中でも特に使い勝手の良い商品といえるでしょう。使用後はよく固まって処理しやすいですし、燃えるゴミに出せる点も高評価です。

ベントナイトの猫砂は吸水性が高く、処理がしやすいというメリットがあります。濡れた部分だけ固まってくれるので経済的ですし、後始末の回数を減らすことにもつながります。

また、ある程度の重量があるため猫が砂を掻きやすいというのも嬉しいポイントではないでしょうか。

基本的にベントナイトの猫砂はゴミとして処分する商品が多いですが、なかにはトイレに流せるタイプもあります。処理方法についてはしっかりとパッケージの記載を確認するようにしましょう。