オス猫を飼う方で去勢手術をさせる方は大変多いです。
しかしながら、去勢後には様々なことが変わると言われています。
そこで、ここではオス猫の去勢後の性格の変化についてご紹介をしていきます。
オス猫の去勢とは
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オス猫の去勢は、性ホルモンを除去するものです。
オス猫の場合には精巣が取り除かれます。
このことから、メス猫の卵子を受精させる精子が産生されなくなってしまい、子孫を残すことができなくなります。思春期前後に行うことが理想です。
手術は10分程度で終わり、日帰り手術となっています。(猫の状態により1泊入院)
一般的には、メス猫の避妊手術と比べるとはるかに簡単で費用も少ないと言われています。
オス猫の去勢のメリット
オス猫の去勢を行うことによって、実は嬉しいメリットが数多く挙げられています。
病気を予防できる
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去勢することにより、様々な病気を予防できます。
例えば、性交渉することによりほかの猫からエイズなどの病気を貰う場合があります。
しかしながら去勢をしていれば性行為をすることもないのでそのような病気になることがありません。
その他にも発情期が無くなるので猫同士の喧嘩によるけがも無くなります。
性格にも嬉しいメリットが多数
実は、去勢すると性格にかなりの変化が出てくることから、メリットが多く挙げられます。
こちらについては、この後ご紹介をするオス猫の去勢後の性格の変化の欄にてご紹介をします。
尿の匂いが良くなるなど排泄に変化
去勢していない猫は縄張り意識などから尿の匂いが強いです。
しかしながら、去勢をすると尿の匂いが弱まることから臭く無くなります。
また、さまざまな場所へマーキングをすることもなくなります。
オス猫の去勢後の性格の変化
喧嘩が減る
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とにかく去勢前のオス猫は縄張り意識が強く、少しでも自分自身の縄張りに別の猫が入ってくると喧嘩へと繋がってしまいます。
もちろんこれは猫の本能であることから仕方ないことです。
しかしながら、去勢をするとこの縄張り意識が弱まることから、喧嘩が減るのです。
徘徊がなくなる
発情期に入る猫はメス猫を探して徘徊をします。
しかしながら、去勢をすると交尾をしなくなるのでこのような徘徊が無くなるのです。
このことから、動き回らない落ち着きのある猫になります。
元気がなくなる
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子孫を残す意思のあったオス猫はとにかく活発で元気がとてもあります。
しかしながら、子孫を残せなくなった去勢後には落ち着きを取り戻し、元気がなくなってしまったように思えます。
甘えん坊になる
とにかく去勢後から甘えん坊になったという猫も少なくありません。
去勢をしていないオス猫は、少しのことでストレスを感じがちです。
甘えることもあまりありません。
しかしストレスの無くなったオス猫は、のびのびと過ごせます。
結果的にベッタリとくっついてくるなど甘えることが多くなるのです。
何も変わらない猫もいる
発情期を1度も経験せずに去勢したオス猫は、去勢したからといって特に何も変わらない場合がほとんどです。
もちろん、少しは元気が無くなったかなとも思うようですが、ほとんど変わらないと言われています。
病気の心配が減り健康な毎日を送ることができる
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オス猫の去勢後の性格にはかなりの変化が現れてきます。
これまでの接し方とは違う接し方をしなければ、悪循環をもたらしてしまう場合もありますので注意が必要です。
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UCHINOCO編集部
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