猫が側にきて座る理由は?
出典元:https://www.shutterstock.com/
猫が側にきて座る時にはさまざまな理由があります。
考えられる理由について紹介します。
①愛情表現
猫が側にきて座るのは安心してリラックスしている証拠です。
また、飼い主さんやその人に対して信頼している証でもあるため側にきて座ってくれると嬉しくなります。
猫は警戒している相手や嫌いな人には近づきません。
そのため、猫が側に寄ってきて座ってくれることは貴方が安全であると猫が理解して、もっと貴方とふれあいたいという甘えの合図でもあります。
特にお尻を向けた状態で身体の一部をくっつけて座ることは愛情証言であり、信頼度が高い方にしかしない行動です。
後ろは猫にとっては急所になるため、背中を見せても問題ないと判断してリラックスしているということになります。
できるだけ猫が側に寄ってすわってきたならば、なでてあげコミュニケーションを取りましょう。
絆を深めるチャンスです。
②なにか要求がある
他にも猫が側にきて座ってきた時は、なにか要求している合図かもしれません。
飼い主さんに自分の要求を訴えているときにはさまざまな理由があります。
一度、飼い主さんの側に座った時に希望が叶った成功体験を覚えており学習して行動している可能性もあります。
また、飼い主さんにアピールするために近くににきて
座る姿は愛くるしいものです。
おやつやご飯が欲しかったり、トイレを掃除して欲しい、遊んで欲しいなど様々です。
愛猫の要求に素早く反応するためにも普段から愛猫の様子を観察して個性を把握しておくことが大切です。
③体調不良を訴えている
一つ注意したいのは、側にきて座って体調不良を訴えている時です。
猫は人の言葉をしゃべることができませんから体調不良や身体の異変を訴えるために側にきて座っている可能性もあります。
病気や怪我が原因のときは他に下痢や嘔吐などの症状がないかまたは、脚などを引きずっていないかチェックしてみましょう。
少しでも異常がある場合には、早めに動物病院を受診すると安心です。
猫が側にきて座るようになるためには?
出典元:https://www.shutterstock.com/
猫が側にきて座る行動は信頼している証と紹介しましたが、出来れば猫が側にきて座るような行動をしてくれる猫に信頼される人になりたいものです。
猫が側にきて座ってくれるような人になるポイントを紹介します。
第一に猫は本来警戒心の強い動物ですので、かなりの人好きでなければ初対面で自分から近付いたりはしません。
大切なことは猫にとって自分が安全な人であると認識してもらうことが大切になります。
まずは同じ空間にいて必要以上に猫に接しないで、空気のような存在になることがポイントです。
猫の方から寄ってくるまで自然体で過ごし、自分に興味を持ってくれるのを待ちます。
猫は動作が激しい人や大声を出す人、追いかけて無理矢理抱っこする人は大嫌いです。
あくまでも猫が主体でふれあうようにして、余計なことはしない安心安全な存在であることを猫ちゃんに分かってもらいましょう。
また、気をつけたいのは香水などなの臭いです。
猫は臭いに敏感なため、柔軟剤や洗剤のきつい臭いを嫌がります。
香水は特に猫にとっては苦手ですので、臭いが強い人には寄ってこないことがあります。
できるだけ猫とふれあいをするときは香水や制汗剤をつけずに意識してふれあうことが猫に好かれる近道です。
猫はマイペースな動物ですので、ゆったりと大らかに接することで信頼度を高めることにつながります。
もちろん自分の身の回りの世話をしてくれる飼い主さんには信頼関係ができやすいので、積極的にお世話をしてコミュニケーションをとることが大切です。
著者情報
UCHINOCO編集部
UCHINOCO編集部では、ペットに関するお役立ち情報をお届けしています。