オーストラリアンテリアの特徴は?
オーストラリアンテリアはオーストラリア原産のテリア種であり、ヨークシャーテリアやスカイテリアなどを掛け合わせて作出されました。
1860年代に原種となるテリア種がオーストラリアに渡り、1870年代に確立したといわれているオーストラリアンテリアですが当時は猟犬として活躍していました。
その他畑を荒らすうさぎや毒蛇大事にも力を発揮しており、様々な面で作業犬として重用されていました。
成長すると5〜6キロ前後に成長して小型犬に分類されます。
テリア特有の硬めの被毛をしており、やや胴長短足気味で筋肉質な体つきをしています。
その筋肉質な身体つきからわかるように運動能力が高くスタミナがあり、一日中山中を駆け回れる体力があります。
カラーはタンアンドブルーがいっぱんてきですが、レッドやサンディーの単色も人気があります。
オーストラリアンテリアの性格は?価格は?
オーストラリアンテリアは陽気で遊び好きなムードメイカーな性格の子が多いです。
ボール遊びや運動が大好きなので長時間の散歩が必要です。
最低でも1日2回1時間以上散歩してあげるのが理想的です。
また、猟犬特有の賢さや忠誠心を持ち合わせているためしつけは入りやすく、飼い主やその家族には従順に従います。
しかし、他人や他の犬に対しては警戒心が高く神経質な面もあるため幼少期からの社会科で慣らしておくことが大切です。
小さな子供や自分より小さいものに対しては猟犬の本能により、攻撃に転じてしまう可能性もあるためしつけが必須になります。
しかし、他のテリア種に比べると愛玩犬として愛されてきた歴史が長いことから、人に対する攻撃性はシルキーテリアよりは低いです。
オーストラリアンテリアを飼いたいなと考えたときにはブリーダーさんからの直接購入がオススメです。
ペットショップでは取り扱いが少なく、なかなか手にはい可能性があります。
価格はブリーダーさんにより異なりますが35万円〜50万円前後になります。
オーストラリアンテリアは日本での取り扱いブリーダーが少なく、海外からの輸入購入も視野に入れて探す必要があります。
その希少性の高さからほかのテリア種に比べると高額になります。
さらには手に入るまで時間がかかることもあり、信頼できる購入先を計画的に探す必要があります。
遺伝的な疾患などを持っていないか慎重にしらべた上で購入しましょう。
寿命は13年前後です。
オーストラリアンテリアのかかりやすい病気は?
オーストラリアンテリアは顔まわりや身体の被毛が硬く定期的にカットしないと顔が隠れてしまうほど伸び続けます。
清潔さを保つために定期的にブラッシングやトリミングサロンでのカットが推奨される犬種です。
そのため被毛が不衛生になると毛玉や菌が繁殖してしまいマラセチア 皮膚炎や膿皮症になる危険があります。
さらには、外耳炎にも注意したい犬種のため定期的な耳掃除が大切です。
耳掃除には少しコツが入りますのでご家庭で無理やり耳掃除することは避け、動物病院などでプロに定期的にメンテナンスしてもらうことがオススメです。
オーストラリアンテリアは少々胴長短足のためヘルニアや関節炎などの筋肉の疾患にも注意したい犬種になります。
シニア犬や子犬は段差などに注意して、腰や関節を痛めないように配慮してあげましょう。
特にフローリングは滑るため滑り止めのマットなどを活用してケアしてあげることがオススメです。
著者情報
UCHINOCO編集部
UCHINOCO編集部では、ペットに関するお役立ち情報をお届けしています。