犬が鼻水を垂らしている理由と対処法を解説!

犬が鼻水を垂らしているのはあまりみることはないかもしれません。垂れていたとしても犬はすぐに舐めてしまいわからないことが多いようです。もし鼻水をたらしていたらとても心配ですね。そこで犬の鼻水について解説します。 2019年12月17日作成

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愛犬が鼻水を垂らしていたらとても心配ですね。なぜなら犬は鼻水が垂れたらすぐペロリと舐めてしまうことが多いからです。人間ならば風邪をひいたのかな?とかアレルギー?と軽く考えがちですが本当に大丈夫なのでしょうか?愛犬の鼻水が心配でたまらない飼い主さんのためにこの記事で犬の鼻水の原因と考えられる病気、その対処法を解説します。

心配しなくてもいい鼻水

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犬の鼻水で心配しなくても大丈夫な鼻水があります。いわゆる生理現象で鼻の中に刺激があると鼻水が出てきます。たとえばほこりを吸い込んだりするとそれが刺激になり鼻水が出ます。他には水が鼻に入ったり、刺激的なにおいを嗅いでも鼻水が出る場合があります。生理現象による鼻水は何も心配はありません。

病気が原因の場合

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犬の鼻水は病気が原因で出る場合があります。鼻水だけでなく咳や嘔吐などの症状を伴う病気もあるので気をつけなければいけません。

鼻炎

鼻炎とは人間と同じで鼻の粘膜が炎症を起こし、刺激を受けるとくしゃみ鼻水などが頻繁に出ます。重症になるとさらさらした鼻水からネバネバ、そして膿が出たり血が混じった鼻水が出たりします。

鼻腔内腫瘍

その字のごとく鼻の中に腫瘍ができます。症状は鼻血がでたり、顔が腫れることもあります。

歯周病

歯周病の原因は歯垢の中の細菌です。重症になると歯肉だけではなく歯を支える骨まで炎症が起き、歯が抜けてしまったり、あごの骨を骨折ことがあります。

肺炎

病原体が肺に感染すると肺炎になります。肺炎になる原因はさまざまで寄生虫やアレルギーが原因だったり、食べ物を食道ではなく器官に入ってしまう誤嚥性肺炎などがあります。肺炎になると呼吸が苦しくなり、呼吸困難になってしまう場合もあります。

嘔吐

嘔吐はいろいろな病気の症状として現れます。胃腸炎や誤飲による腸閉塞などにもみられます。中毒、脳炎や神経の炎症、臓器の機能不全で血の中に毒素が溜まってしまい嘔吐することもあります。

鼻水の状態で判断

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犬の鼻水は、鼻水の状態により大丈夫な鼻水か病気による鼻水か判断することができます。以下で鼻水の状態別に解説しています。

さらさらした鼻水

さらさらした鼻水はほとんどは生理現象によるものです。心配はいりませんが、ときに病気を患っている場合でも初期の軽症の症状である場合があるので、あまり続くようでしたら注意して観察する必要があります。

黄色や白の鼻水

犬の鼻水が黄色や白の場合は、犬の体が細菌やウイルスに感染していて戦っているという事です。そのまま放置しておくと蓄膿症になってしまう可能性があります。早めに動物病院などに受診しましょう。

緑色の鼻水

鼻水の色が黄色から緑色に変化したら、さらに感染が悪化しているという事です。鼻水の状態がドロドロしていたり強いにおいがある場合は蓄膿症になってしまった可能性があるので直ちに動物病院で診てもらいましょう。

茶色の鼻水

鼻の粘膜から出血すると茶色い鼻水が出ます。粘膜の出血は回復が早いので茶色の鼻水は長引くことがありません。しかし長引いた場合は副鼻腔炎や蓄膿症の可能性があるので注意が必要です。

膿や血の混じった鼻水

鼻水の中に血が混じったり、膿が出る場合はすぐにでも動物病院で診てもらう必要があります。鼻の中に腫瘍ができていたり、また歯周病が悪化していたり、ケンネルコフなどの感染症の場合があります。

対処法は?

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生理現象による鼻水はほこりなどが原因の場合があります。飼育環境を整える必要があります。清潔な室内にしてほこりっぽくならないようにしましょう。冬場は乾燥しやすいので湿度をきちんと管理しましょう。

さらさらした鼻水だからといって安心せずに常に鼻水の状態を観察する必要があります。鼻水の色や状態が変化したら動物病院に受診して診てもらいましょう。

著者情報

UCHINOCO編集部

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