小型犬を飼っているみなさん、散歩はしていますか?
小型犬は体が小さく運動が必要ないため散歩はしなくても良い、室内で遊んでいるだけで十分、という話を聞くことがありますが、本当にそうなのでしょうか。
小型犬に散歩が必要な理由、そして散歩の時間や頻度を解説します。これから小型犬を迎える家庭も、今まで散歩をしてなかったという家庭も、一度散歩について考えてみてください。
どうして小型犬にも散歩がおすすめなの?
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小型犬は大型犬や中型犬に比べて、確かにそれほど運動量は必要ありません。
しかし、散歩の目的は運動をするだけではなく、「気分転換やストレス発散」「外の環境に慣れる」「犬同士のコミュニケーション」など、運動以外の目的のほうが重要です。
ずっと室内で過ごしていては、決まった人としか触れ合わず、狭い空間でストレスもたまりやすくなります。また、他の犬と触れ合うことが無いため、いざドッグランなどで他の犬と出会っても、どう関わっていいのか分からずパニックになってしまったり、攻撃的になってしまう事があります。さらに外の環境に慣れていないと、旅行に連れて行こうと思った時などに、環境に順応できずストレスから体調を崩してしまうこともあります。
外に出て、太陽の光を浴びて、いつもと違う道を歩くだけでも気分転換になりストレス発散になります。散歩中に出会った犬や人とコミュニケーションをとることもでき、色々な音や環境にもなれることができるので、散歩はとても重要な時間だと言えます。
小型犬の散歩の時間と頻度
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では散歩に必要な時間や頻度はどのくらいなのでしょうか。
飼い主の生活スタイルにもよりますが、小型犬であれば1日1~2回、1回15分程度が良いといわれています。きっちり時間を決めるのではなく、飼い主や愛犬が可能な範囲で行うのが良いでしょう。雨や雪、猛暑の日は散歩に行かなくたっていいし、たまに公園で思いっきり遊ばせてあげたり、ちょっと遠くまで歩いてみたりしてもいいですね。臨機応変に散歩していきましょう。
あまりに小さい犬だと、体力がなく途中で歩かなくなってしまったり、逆に一生懸命歩かせすぎると関節などを痛めてしまう事があります。愛犬の体調や仕草などを観察しつつ、帰り道は抱っこしてあげたり、時間や頻度を調節してあげたほうが良いですね。
また毎日同じ散歩ルートを通るよりも、違ったルートを通ったほうが気分転換や刺激にもなるので、色々な散歩ルートを開拓してみてはいかがでしょうか。
散歩をする時は、いくら小型犬でもリードの装着が必須です。急に走り出して車にひかれてしまったり、他の人や犬に噛みついてしまう可能性も十分あります。マナーとルールを守り楽しく散歩したいですね。
散歩は犬にとっても楽しい時間で、飼い主と犬の絆を深める時間でもあります。大切なスキンシップの時間を楽しく有意義に過ごしていきたいですね。
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UCHINOCO編集部
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