日本犬の代表と言われる柴犬ですが、今海外で人気になっています。柴犬は日本の忠犬ハチ公の物語「ハチ公物語」のアメリカでのリメイク映画「HACHI約束の犬」によって有名になり人気が出たと言われてます。しかしハチ公は秋田犬なので、やはり日本人と違い海外の方はなかなか秋田犬と柴犬の区別がつきにくいのかもしれません。ここでは日本の方にも海外の方にもよくわかるように柴犬の魅力と胸キュンとする動画を紹介します。
オオカミに近くシンプルな容姿
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柴犬は海外でも人気となってきました。今では「Shiba Inu」として1992年にアメリカに認知されました。その容姿は小さくピンとした耳、涼しげでありながら、それでいてくりくりとしたつぶらな瞳が日本古来のオオカミに近い容姿であると言われています。
柴犬は縄文時代から続いていると言われ、進化を遂げてきました。1936年には「天然記念物」に指定されています。柴犬には祖先に近い面長の細い顔で引き締まった細めの体の「キツネ型」である長野県原産の「信州柴」と、丸い顔で筋肉質な体の「タヌキ型」である岐阜県原産の「美濃柴」がいます。
柴犬の被毛はダブルコートなのでお手入れはしやすく、換毛期は毎日のブラッシングを必要としますが、トリミングは基本的にあまり必要としません。毛色は大きく分けて4色です。柴犬の中で最も多い赤色(成長とともに薄い茶色になる)と、黒毛、白毛、赤・黒・白が混じった胡麻色です。
飼いやすくあっさりした性格
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柴犬は大変飼いやすい性格ですが、警戒心が強く自分より立場が上のものに対しては忠実で従順です。柴犬は主人と認めた者にだけは警戒心を解きリラックスした姿を見せてくれます。
そんな性格からか飼い主さんや家族以外の人間や他の犬に対してはなかなか心を開くことをせず慣れるまでには少し時間がかかります。
警戒心の強い性格ゆえにきちんとした社会科トレーニングがされていないと、他の犬に攻撃したりする危険性があるのでドッグランや公園などでは注意が必要です。
柴犬の性格は長い間日本人と暮らしてきた影響からか日本人によく似ていて、人と適度な距離感があり海外の犬種との間には築くことのできない関係を持つことができます。
高い運動能力
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猟をする時、海外では複数の犬によりそれぞれ役割分担があります。例えば獲物を探す犬、追い立てる犬、捕まえてくる犬などです。しかし日本で行われていた猟は一人の猟師に一人の犬という「一銃一狗」です。漁師と一緒に猟をしていた柴犬は海外の猟犬と違い、1匹ですべての役割をこなしていたので大変運動能力が高いと言えます。
柴犬を飼う上での注意点
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柴犬は自分より立場が上の物には大変忠実で従順です。従って自分より立場が下の者には決して従うことはありません。
しつける際には子犬の頃からきちんとした社会科トレーニングと飼い主に服従するトレーニングを行う必要があります。かわいいからといって甘やかすことはせず、遊びや散歩、おやつや食事など飼い主が主体となり行い柴犬より飼い主が上の立場であるとはっきりとわからせましょう。
胸キュンする柴犬の動画
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柴犬の日本人に似た大変奥ゆかしい性格は、海外の人には大変新鮮に映るようでとても魅力的に感じるようです。洋犬にはないあっさりした適度な距離感と、その一方で飼い主にだけ見せる愛くるしい姿が人気の秘密のようです。
柴犬の胸キュンとする動画もたくさん配信されていて多くの人の胸をキュンとさせています。あなたも動画を観て胸キュンしてみませんか。
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UCHINOCO編集部
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