どうする?文鳥の爪切り方法を紹介

手乗りの文鳥は愛らしく飼い主さんの肩に乗ってくると癒されますよね。しかし、手や肩に乗ってきた際に、チクチクして見てみると爪が伸びていたなんてこともあります。

中々難しい文鳥の爪切りのポイントを紹介します。
2019年10月19日作成

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文鳥に爪切りは必要?

文鳥の脚をよく見てみると白く伸びている部分とピンクの部分の二種類があります。

このピンクの部分は神経になるので、伸びた白い部分のみ爪切りをします。
では、根本的に文鳥の爪切りは必要なのと疑問に感じる飼い主さんもいるかもしれませんが、答えはイエスです。

野生の小鳥は木の幹などで爪を削るため、自然と爪が削れますが飼われている小鳥はなかなか自然に爪を削ることができません。

定期的にお家の中で放鳥して、止まり木などに止まれば爪を削る機会もあるかもしれませんが、鳥かごの中にいる子は爪が伸びたままになってしまいます。

爪が伸びすぎてしまうと、うまく留まり木に留まることができなくなり転落の危険もあります。
また、飼い主さんや文鳥自身の身体を傷つけてしまう可能性もありますので、定期的に爪切りをしてケアしてあげる必要があります。

爪を切るためには?

文鳥の爪は小さいため家庭で切る場合には飼い主さんがしっかりと保定をして行うことが大切です。小動物用の爪切りを用意してカットするようにします。
人間用の爪切りなどは小さい文鳥の爪を切りすぎてしまう危険があるので、必ず小動物専用のものを使用します。

また、家庭で爪切りを行う場合には無理をしないことが大切です。
なによりも文鳥は身体が小さく、強く保定しすぎてしまうと骨折などの危険もあります。また、無理矢理押さえつけて爪切りをすると神経を切って出血してしまうこともあります。ストレスから突然死してしまう危険もありますので、慎重に検討して下さいね。

文鳥の爪切りをする時には、最初は2人で保定係と切る係に分かれて行うと良いでしょう。無理は禁物ですので動物病院などでプロの方の力を借りましょう。

動物病院で爪切りをしてもらうポイントは?

まずは文鳥の爪切りを行なってくれる動物病院を探すことが必要です。
近くに小鳥専用の動物病院があれば問題ありませんが、中々専門の動物病院は少ないものですので、犬や猫をメインで診ているという動物病院がほとんどかと思います。

その場合には文鳥の鳥かごにはカバーなどの目隠しをかけて行くのがオススメです。犬や猫にとって小鳥などの小動物は刺激になり、院内で興奮してしまうことがあります。鳥かごなどを倒されてしまうと文鳥のけがの原因にもなりますし、事故の危険もあります。
また、自然界では鳥は狼などの野生動物に狙われる獲物と認識されてしまいます。

本能的に犬や猫も文鳥を獲物のように感じて、姿をじっと見たり吠えられることがあります。すると文鳥も強いストレスを感じてしまいます。
あまり混まない時間帯を狙うために、受診前に混み具合を電話で確認してから向かうと確実ですね。

動物病院での爪切りは、その子に合わせた爪切りのサイクルを勧めてもらえたり、全身を診てもらい健康チェックをしてもらうこともできるのでオススメです。
また、家庭での爪切りのケアについても相談できますのでかかりつけの信頼できる獣医さんわ探しておくと緊急時にも安心ですね。

文鳥爪切りは定期的に

そのこによっても爪切りの感覚には個人差がありますが、2、3ヶ月に1回動物病院で爪切りをしてもらうのが理想的です。

また、家庭で爪切りをする場合には月に一度先端部分を切ってケアしてあげるのが良いでしょう。

爪切りは定期的に行わないと、爪が伸びすぎてしまいけがの原因にもなります。飼い主さんが文鳥の爪を観察してケアしてあげましょう。

著者情報

UCHINOCO編集部

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