子犬はいつから?おやつを食べて良いの?

ペットショップに行くと、子犬用のおやつが多く販売されています。実際には、子犬が食べて良いおやつは、いつから与えれば好いのでしょうか?おやつの与え方で注意をすることはどのような点でしょうか? 2019年07月12日作成

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子犬におやつは必要ある?ない?

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生後2か月頃から1歳の誕生日を迎えるまでの間に、おやつを与えることについてはいろんな意見、考え方があります。もちろん、飼い主さんがそれを決めるわけですが先住の犬がいる場合にはどうしても食べている姿を見ては欲しがるという傾向もあります。その場合には、どうすれば良いのか?と迷ってしまうのが本音ではないでしょうか。

子犬は生後2か月以降、トイレトレーニングやパピー教室などで、訓練のためにおやつが必要になる場合もあります。つまりおやつ=ご褒美という考え方です。最初の間は必要な時だけ数粒与えるという形の方が良いでしょう。一般的にボーロ類は生後3か月以降から食べ始めても良いと、パッケージには記載されています。その時期に、トイレトレーニングや、服従訓練のために与えるおやつとしては少量であれば問題ないと考えます。

全くご褒美類を使わずに完璧に、トレーニングを完結させるという方法を選ぶ人も中にはいます。しかしながら、子犬もご褒美があってこそ、いろんなことに取り組むわけです。その楽しみを奪うことなく、体に負担を掛けずにおやつを楽しめるようにしてあげるのは、一番良い方法です。

おやつは子犬にとっては補助的なアイテム

栄養価の高いボーロなどは、どの子犬も喜んで食べてくれるものです。通院や移動などで、食事の時間が空いてしまうと低血糖などを起こしやすくなります。そこで、間食としておやつを少量だけ与えることは、安全なおやつであればとても役に立つものです。そして、各種トレーニングを行う期間、おやつの存在は不可欠です。そう考えると、予め子犬には不要なものという考えは、あまりにも偏っているようです。

美味しいおやつに依存させない方法は?

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基本的には餌(ペットフード)や手作りご飯が基本となります。子犬が食べても良いと言われているおやつは、とてもおいしくできているのがほとんどです。一度口にすると、どうしても「もっと欲しい」という気持ちになってしまうのは仕方のないことです。だからこそ、おやつはご褒美でありスペシャルなものという、位置づけにしておいてください

飼い主さんの方でその線引きがきちんと出来れいれば、食べるべきものは主食であり、おやつはたまにもらえる特別なもの、という解釈が徐々にできるようになります。これもすべては飼い主さんのおやつの与え方次第です。

静かにしてほしいからついつい与える・・

おやつを与えると静かになってくれるから、というのはおやつを与える動機としては、よくないことと認識しておいてください。その場合には、普段から食べているドッグフードを一粒持ってきて、それを代用する方が安全です。おやつを多用してしまうと、依存心もその分強くなるからです。

子犬でも美味しいものはきちんと覚えているものです。おやつで健康を維持することはできません。それを飼い主さんが肝に銘じておやつの扱いを自分の中で、線引きする必要があります。

子犬とおやつの関係性を改めて考えてみる

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おやつをもらうときの輝く瞳に魅せられてしまい、ついついおやつに依存してしまうのは、飼い主さんも同じです。そこで、子犬の消化面にも目を向けて、まだまだ未熟な内臓に対して、おやつを多用することの危険性を自分の中で危惧する意識を持つことが必要です。

あくまでも躾の一環のご褒美という対象として与えることが子犬にとってのおやつの価値です。それ以外の意図でおやつを与えることは、基本的に1歳を過ぎるまでは控えるようにしてください。またガムやジャーキー類については最初から危険、と捉えて与えない家庭も多いのです。くれぐれも、子犬の口に入るものについては、立ち止まって考え合わせる必要があるのです。

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UCHINOCO編集部

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