子犬の睡眠について
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産まれたばかりの子犬の睡眠時間はとても長く、ほぼ1日を眠って過ごします。
食べて、寝てを繰り返し、体力を蓄え成長していきます。
人間の赤ちゃんと同じで昼も夜も関係なく、眠って食べてを繰り返すんですね。
小さい時は動きすぎて低血糖などを起こしてしまう場合があるので、遊んだ後はゆっくりと休ませてあげましょう。
犬は人間よりも自然に近い生活サイクルをしています。
人間が夜になっても電気をつけてテレビを見ていると、犬も目が覚めてしまうため睡眠不足になるといわれています。
特に小さい子犬には、ストレスや睡眠不足は体調を崩してしまう原因になるので落ち着いて眠れる環境を用意してあげましょう。
子犬の睡眠時間はどのくらい?
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産まれて数ヶ月から半年の子犬は、だいたい約17時間前後、眠る必要があると言われています。
数ヶ月経った子犬は、産まれたばかりの頃に比べ、起きている時間が増えてくるでしょう。
食べる量が増え、動きも活発になってきます。
それぞれ個体差があるため、よく眠る子、あまり眠らない子などいる事もあります。
起きているようで、ウトウトしている事もよくあるので、眠っていないんじゃないか、と心配になる事はありません。
体力がついてくるのもこの頃で、朝から吠えて起こされるなどの睡眠トラブルが出てくる時期です。
今までの寝てばかりの赤ちゃん時代よりも体力がついてきているため、今までの活動量では足りなくなってきています。
中には小さい頃からあまり寝ず、元気一杯の子犬もいます。
とても元気のある子なので、早い時期から、朝吠えが始まるかもしれません。
子犬だから、とは思わずその子、その子にあった運動量を与えてあげましょう。
心配なのは、元気な子犬は少なからずトラブルも多いという事です。
寝ない、吠える、いたずらするとなると、飼い主も困ってしまいますよね。
犬の幼稚園や、しつけをしてくれる所もありますので、もし悩んでいる方がいれば一度相談に行ってみてはいかがでしょうか。
子犬だから、と甘くみていると人間側が育児ノイローゼになってしまう事もあります。
たくさんの刺激をもらえるのでぐっすりと眠ってくれると思いますよ。
子犬の睡眠時間の種類
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犬の睡眠は人間の睡眠と同じように、ノンレム睡眠、レム睡眠があることが分かっています。
ノンレム睡眠は、眼球が動かず、ぐっすりと眠っている深い眠り
レム睡眠は、眠っても眼球が動いており眠りが浅い状態です。
犬は外敵に襲われてもすぐに動けるように、本能として深く眠る事があまりありません。
そのため日中、ウトウトする事はあっても深くは眠っていないため、長く眠る必要があります。
1日中、やけに長く眠っているな、と思った時は体調不良を疑いましょう。
犬は体調不良を訴える事はありません。じっと動かず、回復を待ちます。
体のあちこちを触ってみたり、ご飯の食べ方、おしっこやウンチを観察してみてください。
生き物なので、たまたま長く眠っているだけという事もありますが念のためです。
もし、いつもと違う症状があるのであれば、動物病院で相談してみることをおすすめします。
子犬はよく寝ます。たまに例外も?
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子犬はとにかくよく眠ります。
体調が悪くないのであればいくら寝ても構いません。
たまに元気があって、眠らずに動き回っている子もいますが、それもその子の個性です。
その子に合った運動をしてあげる事でぐっすりと眠ってくれるはずです。
子犬の時だけに見られる無防備な寝姿を見られるのは今だけ、です。
たくさん食べさせて、たくさん遊んで、眠っている時はそっと見守ってかわいがってあげてください。
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UCHINOCO編集部
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