夏の本番前に読もう!!犬の熱中症は早めの対策が鍵となる

これから暑い夏が始まっていきますね。愛犬を守るために、早めの対策を打つ事が必要です。
今回は熱中症についてご紹介していきます!! 2019年07月02日作成

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ジリジリ…。とセミが鳴き始める暑い夏が目の前まで来ていますね!
熱中症は命を落とす、とても怖い病気です。
予防と早めの対策が鍵となってきます。
今回は熱中症ついてご紹介していきたいと思います。

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犬は汗をかけない?!

私たち人間は、暑くなったら汗をかき体温調節ができますよね。
ほぼ体全体の汗腺から汗をかくことができます。

では犬の場合はどうでしょうか?!

犬の場合はあの可愛い肉球と鼻の頭の一部分でしか汗をかくことが、
出来ないのです。
ですから犬の毛が汗で湿っているという感覚は、感じたことはないでしょう。

汗をかくということは、体温を下げるためには一番大切なことです。
この小さい範囲しか汗をかけないので、もし愛犬の肉球が湿っていたら今暑いんだなと意識していきましょう。

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犬の平均体温って何度?

犬の体温の平均は、
37.4〜39.0度です。人より少し高いイメージを持つといいでしょう。
体温は犬の耳を指先で触ってみてください。耳は血管が集中していて温度が測りやすいのです。
もし自分の体温より、明らかに高かったら体に熱があります。対処が必要でしょう。

体温が上がった時の症状とは?

犬の体温が上がってきた時にみられる症状をご紹介します。

⒈ 肉球、鼻の頭に汗をかく

先ほどお伝えしたように、ここから汗をかいていきます。
歩いていて肉球の跡がついた形跡があったら、かなり体の温度が上がってきている証拠です。

⒉ バウンディング

犬が舌を出して、ハアハアとする行為をバウンディングと呼びます。
これは体温が上がってきた時に、口をあけて唾液を蒸発させることにより、体温調節をしています。
この様子が見られたら少し暑いのかな?と気にかけてあげましょう。

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熱中症の症状ってなに?

熱中症を初期段階にて気付ければ、そこまで大事になることはありません。
症状を見逃してしまうと、熱中症は命を持っていく怖い病気です。
このような症状が見られたらすぐに対処しましょう!

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初期症状とは

犬の体温が40度を超え始めてきたら注意が必要でしょう。
日陰に休ませて水分を与えてもバウンディングがおさまらなく、元気がない場合は熱中症の初期症状です。
すぐに病院へ行き適切な処置をしてもらいましょう。

重症化すると

初期段階を見逃して重症化し始めると次のような症状が見られてきます。

・嘔吐
・下痢
・ふらつき
・よだれ
・呼吸困難
・発作
・震え


このような症状が見られたらかなり危険な状態です。
すぐに対処してください。意識が消失するまで時間の問題です。
病院に行かないと命を落としてしまう危険性が高いでしょう。

さらに悪化すると血尿がみられます。
これは腎臓に負担がかかり、機能障害を起こしているためです。
他の臓器にも負荷がかかってます。命が助かっても後遺症を残す可能性があるでしょう。
(脳神経障害、腎障害など)

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まず体温を下げよう!

動物病院へ行く間なども油断は出来ません。
体が熱いからといって、氷水を体につけるのはNGです。
急激に温度を下げると血管が収縮して逆効果となり、熱が体内にこもり放出できません。これには特に気をつけてください。

・室内を涼しくする、または風通しを良くする
・水を体全体につける
・脇の下など血管が太いところに、冷たいタオルを置く。または保冷剤などをタオルに包んで脇に置く。
・水を飲ませる
(意識がない場合は、誤飲してしまう場合があるので避けましょう。)
・頭にタオルで包んだ保冷剤や氷をまく(意識消失の場合)

これが病院へ行くまでの対処になります。これをすることにより、最悪の場合を避けられる可能性がグッとアップします。

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熱中症は初期の段階で気付ければ、命を救える確率が高いです。
愛犬のサインを見逃さずに、この夏を乗り切りましょう!

著者情報

UCHINOCO編集部

UCHINOCO編集部では、ペットに関するお役立ち情報をお届けしています。

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