フェレットと一緒に過ごせなくなった時、里親はどうやって探すの?

大好きなフェレットとやむを得ずお別れしなくてはいけない、又は里子を迎えたい。
そんな時の気を付けたい里親里子についてまとめてみました。 2019年06月11日作成

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ある時、

一緒に過ごしていたフェレットを飼い続ける事が出来なくなったら?

どうしたらよいでしょうか。

知人友人に引き取ってもらいますか?
ペットショップに連れて行きますか?

新しい飼い主となる里親を探すという選択肢について
あなたは里親という制度についてどのくらいご存じですか。

フェレットの里親について考えてみましょう。

里親里子を考えるきっかけ

里親を探したい・・・家族として迎え入れて過ごしてきたフェレット。
様々な理由で飼育が難しくなり、里親探しをする必要に迫られてしまった。

里子を探したい・・・里親からフェレットを里子として受け入れたい。

理由は様々あるかもしれませんが、
それぞれどんな場合があるでしょうか。

里親を探したい

住宅事情

・マンション・アパートの更新で引越し先がペット不可の建物だった為に、
飼い続ける事が出来なくなった。
・転勤転職による引越しや長期出張が原因で飼い続ける事が困難になった。
・結婚して社宅に入居が決まり、社宅がペット不可な為に飼えなくなった。
など

健康問題

・家族にアレルギーが発症・発見し、飼育が難しくなった。
・妊娠や出産、またそれに伴う体調不良や育児が優先になり
ペットの面倒まで手が回らない為、飼育が難しくなった。
・家族が病気に罹患したり介護が必要になった事により、飼育が難しくなった。
など

このようにその家庭によって事情も価値観も異なりますが、
飼い続ける事が出来なくなると、
継続して飼育してもらえる新たな家族を探すことになります。

里子を探したい

それでは一方で、
フェレットを飼いたいと考えた中で、
里子を探したいという考えに達するのはどんな時なのでしょうか。

いくつかのパターンを挙げてみました。

新たに飼いたい

・フェレットについて調べたり、周囲で飼育しているフェレットを見て、
その可愛さに魅せられて、フェレットをペットとして迎え入れたい。

先に飼っていたフェレットとのお別れ

・既にフェレットの飼育経験があり、可愛がっていたフェレットが病気や寿命などで亡くなり、
新たにフェレットを迎え入れたい。

多頭飼いをしたい

・現在フェレットを飼っていて、遊び相手として仲間を迎え入れたい。
・飼い主が仕事などで留守番をさせる間に寂しくないように仲間が欲しい。
・色々な個体の個性を楽しみながら賑やかに飼育したい。

救いたい

引き取り手を探しているフェレットを
一匹でも引き取って安心安全な環境での暮らしをさせてあげたい。
そのような考えの元に里子の受け入れを考える方もいらっしゃいます。

里子に出される背景を考える

ただフェレットを飼いたいから里親となって里子を引き取りたい、
そんな一心な気持ちはとても素敵ですが、
果たして気持ちだけ先行して動いてしまってよいでしょうか。

命あるものを自分の責任で最後まで面倒をみてあげられるように
飼いたいだけで安易に里親を申し出る前に、
確認したい事がいくつかあります。

フェレットは国内繁殖していません、つまり・・・

里子は一般家庭で繁殖して増えたから出されるのではなく、
購入後に飼えなくなった、
または譲り受けたが飼えなくなったからです。

その理由は、飼い主側の理由の場合と、
フェレット側の理由の可能性もあります。

・噛み癖や引っ掻きなどの問題を抱えている。
フェレットの性質は個体差があります。
噛み癖が強く、飼い主が対応出来なかった。良くしようと努力をしなかった。

・人間不信
飼い主によって叩かれていたり、ケージに閉じ込めたまま、
コミュニケーションを取る事が無かったりすると人間不信になる場合があります。

里親のルール

ここまで、どんな場合に里親を探したり里子を探すのかについて
お話してきましたが、実際のやり取りに必要な事を確認しましょう。

手続き

・多くの場合に、契約書や誓約書を取り交わします。
・生体に対しての金銭の授受は禁止されています。
・毛色、性別、年齢、連絡先などをはっきり伝えます。

必要事項

里親里子はペットショップの店頭や、
インターネットサイト
(フェレット協会、サークル、ペットショップ、個人など)等で
募集しています。

記入事項はサイトによって違いますが、
身分証の提示など、細かく決められている所もあります。
ハンドルネームの二重使用の禁止をしている所も多くあります。

大事な命を扱っている為にそれだけ行き違いや間違いが無いように
セキュリティー強化しているのでしょう。

お互いの信頼関係

実際にやり取りの中で、

信頼出来る相手か?
ペットショップや他者へ転売や詐欺はもっての外ですが、
最期まで責任を持って飼育してもらえるか?など
確認した上でやり取りする相手を決定します。

引き渡しの時

いよいよ信頼出来る方が見つかったら、実際の引き渡しになります。

引き渡しの時は飼育時の状態の確認と、
その時のフードやタオルなどを一緒に授受しましょう。
環境が変わる時に、
フードも初めての味、身の回りは知らない匂いだらけでは
フェレットにとってストレスの元になります。

お互いを確認する意味でも手渡しで受け渡しをして、
受け渡し翌日や1週間後など、
後にも様子を連絡すると良いでしょう。

著者情報

UCHINOCO編集部

UCHINOCO編集部では、ペットに関するお役立ち情報をお届けしています。

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