基本的に犬は噛むもの?
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犬=噛まれるという考えをする人もいます。それは大きくは外れてはいません。実際に犬は噛むという行為を行います。そこには理由が必ず存在するものです。子犬が噛む理由については大きく分けて3つの理由が考えられます。
・歯の成長によって痒みがある場合
・遊びの延長で噛んでしまう場合
・防衛心が働いてしまう場合
まずは子犬の中にはこのような心理が存在することを飼い主さんがきちんと理解をしてあげてください。そこから噛み癖の改善方法を模索していくべきなのです。飼い主さんが何も学習をしていない状態で、子犬にばかり多くを求めても何も解決はできません。
いきなり噛むことを禁じても大丈夫??
子犬は様々な情報を噛むことで得ようとします。そこで、「噛んではいけない」ことを頭ごなしに教えるのではなく、噛んでも良いものを噛んで、噛んでいけないものを噛まないという教え方をしてください。噛み癖というのは、どの子犬にもありがちな話です。まずは噛むもの、噛まないものをおぼ得られるようにしつけることが先決です。
子犬が噛む理由は?「歯の痒み」
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子犬が噛む理由の一つに歯が痒いということが挙げられます。これは、成長段階の中で仕方のないことです。歯が生え変わる際になんとも言えない違和感を子犬なりに感じているのです。そこで、あたりかまわず噛むことでストレスを発散しているのです。
ゲージを噛んで困るという飼い主さんはたいていの場合、噛んでも良いおもちゃを数個与えて対処しています。原因がわかっているので、時間の経過を見守ることも大事ですが、噛んではいけないものに対して、市販のスプレーを使うのも一つの方法です。
遊びに付き合う
噛んではいけないゲージや家具を噛む場合には、できるだけゲージの中から出して遊びに付き合うという方法もあります。その方が、飼い主さんとのスキンシップも含めて子犬にとっては嬉しい時間になるはずです。なんでも噛んでしなうのは、つまり退屈な時間を過ごしているということも、十分に理由として考えられるのです。
噛み癖の強い時期はずっと続くわけではありません。とことん、子犬の遊びに付き合ってあげることも、愛情表現の一つです。噛み癖を直そうと躍起になるのは仕方がありませんが、飼い主さん側の対応を少し変えることで子犬の気分も紛れるのです。
子犬が噛む理由は?「強いストレス」
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新しい環境に馴染めているようで、心理的にはストレスを抱えている場合があります。そんなときには何かを噛んでそれを自分なりに処理しようとしているのです。適切な噛むおもちゃを与えることや、遊びの時間や優しくスキンシップを行えばきっと子犬の気持ちも癒されます。
噛むことを叱りつけるだけでは、子犬自体は何も得られません。ただ飼い主さんの怖い声色を日々聞くだけでは、子犬の情緒はそれほど真っ直ぐには育たないものです。そこで、少しずつ生活環境を見直して、月齢相応の遊びや外出を増やすなどの工夫をすることが望ましいのです。
一心不乱に噛む姿を見かけたら
子犬には自分を守ろうとする防衛心も働いているのです。何かが攻撃してくるのでは?と思うと、飼い主さんや家族の手をガブリと噛んでしまう場合もあります。その場合には、きちんと注意をして、いけないことだと教えましょう。絶対に体罰をしてはいけないことも、覚えてください。大きな音を立てて脅かすなどは効果がありません。それよりも、ひとこと「ダメ」と告げて、その後の遊びを中断させて無視をするほかありません。そうやって。少しずつ子犬は噛んでしまうと、飼い主さんと遊んでもらえなくなるというルールを学ぶのです。
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UCHINOCO編集部
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