犬の体調不良!最もわかりやすい症状は?
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犬種にもよりますが、犬の太陽不良のバロメーターは目の輝きです。そしていつ通りの動きをしているかしていないか?という点です。呼びかけても反応が薄い場合や、足元がふらついているときには、完全に体調不良に陥っている証です。犬の体調不良には必ずその犬らしいサインが発せられているのです。そこを見逃さないようにしてください。
それに気づくためには、普段から犬の体を触る習慣をつけておくことです。あまりスキンシップをしていない飼い主さんと犬の場合には、気づくのが遅くなる場合があります。熱が出ているときなどは体が熱いことですぐに気づけるのです。この機会に、普段から愛犬の体に触れる習慣を持ってください。
熱が出ている場合には必ず元気がなくなる
犬の平熱は38度台です。そこを超えて39度後半にまで熱が高くなると、かなり具合が悪くなります。いつものように遊ばないばかりではありません。食欲もなくなり、伏せの状態から起き上がるのも辛そうにします。子犬などの場合には眼振が起きる場合があります。体温計を普段から自宅でも測れるようにしておくと、発熱のサインに気づいたときにすぐに対処できます。病院に行くタイミングも早くなるのでその分、安全です。
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熱と同時に下痢や嘔吐がある場合
下痢と嘔吐がある場合には、犬としてはかなり辛い状態です。嘔吐したものをきちんとチェックをして吐血などがあるときには時間帯を待たずにすぐに連絡のつく動物病院に搬送してください。下痢の場合も同じです。嘔吐と下痢に発熱が重なると体力の消耗も激しいので、小型犬の場合には一刻を争います。あまり安易に考えずに、大事をとって病院に急いでください。
普段はきちんとトイレで排泄ができているのに、急にできなくなっているときも、体調不良のサインです。あまり時間を置かずに診察時間内に間に合うようであればすぐに、動物病院相談をして必要があれば受診をお勧めします。夜間に急に尿が出にくいという場合には尿毒症の可能性も高いので夜間の救急病院に走らなければいけない場合もあるのです。
震えが止まらない時には痛みを強く感じているとき
心理的に何かダメージを受けた場合にも、犬は震えます。特に小型犬の場合には、顕著です。それ以外のことが原因で震える場合には、問題が別になります。既に何か外傷を受けてその痛みに耐えかねて震えている場合が考えられます。外科的なことが原因で震えている場合にも、急いで動物病院に連れて行って正しい診断を仰いでください。
内臓疾患などで震える場合
外側からは原因がわからない場合も、内臓的な病気を疑います。脳や神経の異常も視野に入れてまずは採血で炎症反応などを見て体の内部にどんな異常が起きているのかを推測し、次の検査つなげていくのが獣医療の流れになります。低血糖や低体温になっても犬は震えが止まらなくなります。もしくは内分泌の異常の場合もありますので詳しく突き止めておくべきでしょう。
体調不良には必ずサインがある
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普段通りの食欲で動きも普通で元気で遊んでいる犬が体調不良を訴えることは考えにくいのです。何か一つでも自分の体に異変が起きているときには、何らかのサインを飼い主に送るのが犬の場合にはありがちなことです。また痛みや辛さをぎりぎりまで我慢してしまうという習性もありますので、外側から見てわかるサインについては察してあげましょう。理由がわからず大量不良が続く場合には、必ず動物病院でチェックをしてもらってください。
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UCHINOCO編集部
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