猫が痩せるってやっぱり病気?
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猫がやつれたように見えたとき、飼い主さんは慌てて全身をチェックしますよね?どこか痛いの?何が辛いの?そんな風に呼びかけても猫は反応しないものです。ただ、猫が痩せる=病気の兆候と考えても間違いないのです。痩せるときには同時に脱毛の症状も見られます。
定期健診などを怠っている場合には、早期に病気をキャッチすることができません。早急に全身のチェックと血液検査などをして、痩せてしまう原因を突き止めるべきなのです。
もしかしてストレス?
猫もストレスを感じると性格が変わってしまうと言います。穏やかで静かな猫が、急激に飼い主さんにまで抵抗を見せ始める場合。この背景には耐えがたいストレスが潜んでいる場合もあるのです。猫がストレスを感じたときには、必ず下痢や嘔吐が伴います。そして、いつの間にか体重が減っているというパターンです。
食べているのに痩せていく場合
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猫が糖尿病にかかると、痩せていきます。そして特徴的な症状としては、一応食欲が出てきます。こんなに食べるのになぜ痩せるの?と飼い主さんは不思議に思うことでしょう。実は糖尿病にかかってしまうと、食欲はあるのに体重がどんどん減るという傾向があるのです。
もう一つの病気は甲状腺機能亢進症にかかっている可能性があることです。猫は普段通りの生活を送るのですが、体重がどんどん減っていきます。元気な風に見えても、病気は進行しているのです。まずは動物病院で詳しく調べてもらいましょう。
食事のせい?病気のせい?
猫は合わない食事を食べることを苦痛に感じます。そうすることで、食べているのに痩せていくという感覚になるのです。もしくは本当に病気を発症しているケースもあります。この見極めは微妙ですが、猫の様子を観察して、いつもと明らかに違うと感じたら、獣医師に相談をして解決の糸口を探してください。
もしかして痩せすぎていませんか?
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肋骨の部分の骨がゴリゴリと触れる場合。これは痩せすぎのサインです。食欲があっても痩せているのか?食欲もなくて痩せているのか?この見極めをきちんとしてから次の判断を仰いでください。
品種によってかなりスレンダーな猫もいます。ほっそりとした体形の猫の場合には飼い主さんの心配しすぎというパターンがほとんどです。毎日接していると痩せているのか?普通なのか?がわからなくなりす。そんな時には動物病院に相談をしたうえで対処していくことが大事です。
痩せすぎのボーダーライン
急激に同居の猫が増えたなどという物理的な理由から、痩せてしまう場合もあります。つまりストレスです。逆に遊び相手ができて毎日の運動量が増えたということもあり得ます。遊び相手が増える嬉しくなって今まで以上の動きを見せるようになるわけです。ただ、あまりにも痩せすぎている場合には、運動を一旦中断して、獣医さんに正しく診断を仰いてください。それでも、肋骨の骨が容易に触れるような場合には、痩せすぎのボーダーラインに入っていると感じてください。
猫が痩せてくる時の対策について
まず食欲が徐々に低下している病気としては次のよなものが考えられます。
・腫瘍
・腎不全
まずはこの2つが考えられますので、対処を急ぎます。そもそも、猫の場合には、腎臓機能が弱いので比較的、腎臓病が多いのです。腎臓病にかかると、急に痩せてきます。慢性腎不全に移行する前に、対処療法も試してみてください。まずキャットフードを見直します。
口の中が痛い場合も
猫が口内炎を作ってしまうと食欲が落ちます。そして口内炎の痛みに耐えられなくなってしまいます。それ自体もストレスになるわけです。口内炎などは獣医さんに詳しく診察をしてもらう繊細な箇所ですので、慎重に取り組んでください。
猫が痩せるのは悪いサイン
猫が食事を食べたがらない場合には当然、痩せます。食事をきちんとしていても、どんどん痩せるパターンもあります。何が原因か?ここに立ち返ることがとっても優秀なのです。
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UCHINOCO編集部
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