ハムスター飼育アイテムをフルセットで購入!
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ネット通販やペットショップでは、ハムスターの飼育初心者さんに向けて、必要なものをすべてパッケージにしたものを購入することもできます。忙しい方や、買い忘れが心配という方には便利だと思います。
何度もショップに通うことなく、必要なものがすべて一度に揃うという最大のメリットを生かしてみませんか?ハムスターとの暮らしが全く初めて!という方の場合には、こちらもお勧めです。コスト的にも安価でセットが揃いますのでお得感もあります。
一つ一つのアイテムにこだわれないというデメリットも
あらかじめセットになっているので、可愛いと思うようなアイテムが入っていない場合も、それを使うほかありません。飼育セットは「可愛らしさ」や「こだわり」が反映されないという点もあります。そこには目をつぶって至便性だけを考えればお得感の方が勝つのではないでしょうか?
自分で揃えたいという方のために
ハムスターの飼育は初めて!という場合にも、忘れ物がないようにリスト形式でご紹介していきますので、一つずつ確認をしてみてください。ハムスターを長年飼育している人のブログやペットショップのスタッフに意見を聞きながら、時間をかけてこだわりのアイテムを愛情込めて選んであげるというのはいかがでしょうか?
①ハムスター飼育ケージ
ハムスター専用のゲージを準備してください。タイプには2種類あります。金魚などを飼育するような水槽タイプのものがあります。あまりにも窮屈なゲージや少しも遊べないようなケージでは、脱走を図ってしまいます。横幅は60センチ、奥行きが45センチ程度の広さのケージが理想的です。高さは、30センチは確保できるような形で考えてあげましょう。
②給水器
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ハムスターには給水器が必要です。平置きタイプの水飲み器の場合には誤って体を濡らしてしまう恐れもあります。ハムスターにとって適度な水分補給は生きていくうえで必要なことです。給水器も、ハムスター専用のものを必ず使って快適に水分補給ができるようにしてあげましょう。
③餌入れ
犬や猫のようにその場で餌を食べる食器という考え方とは少し違います。ハムスターは自分のペースで餌を食べる習性があります。餌を置いておく入れ物という考え方でエサ入れを設置します。高さや深さ、取りやすさなどを考慮したものが良いでしょう。
あまりにも大きすぎる餌入れを設置してしまうと、ハムスターがそこに入り込んでしまいます。そこを避けるためにも、ケージのコーナーに合わせた大きさのものを選ぶなど、配慮が必要です。
④巣箱
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ハムスターが安心して過ごす場所です。寝床にもなりますので素材や大きさは、ハムスターの体格に見合ったものを準備してあげましょう。例えば、木製のものは自然由来で良いという考え方もあります。ただデメリットとしては丸洗いができない点があります。紙製や簡易なものは、ストレス発散のために破損の恐れもあります。
理想的には陶器製のものがお勧めです。ペットショップなどでも陶器の巣箱が販売されているようです。自分の目で確かめて一番良いと思える素材の巣箱を準備してあげましょう。
⑤回し車
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ハムスターは1日2キロも走れるだけの運動能力を持ち合わせています。ケージの中を走り回るというよりも、回し車の中で十分な運動を行える環境が必要なのです。思い切り走れるところがハムスターのストレス発散にも繋がります。
誤って足を取られないようにするためにも、走行する面に凸凹のないタイプを選びましょう。そうすることで、事故が起きない安全な回し車になります。
⑥ハムスターが過ごす床材
ハムスターが過ごす床は寝床代わりにもなります。生活の場として足回りを快適に保つことはとても重要ポイントです。ハムスターの体を覆う程度の深さまで床材を敷き詰めても良いでしょう。季節によって使い分けるということも重要です。
例えば夏場は涼しいウッドチップを使って、寒い時期には新聞紙を床材代わりにするという方も多いようです。いずれにしても掃除がしやすいことが肝心ですので、週に1度は床材を交換することを視野に置いて、準備をしてあげましょう。
⑦トイレ
ハムスターが安心して排泄ができるように屋根の付いたタイプがお勧めです。ハムスター用のトイレは販売されていますのでできるだけ市販のものを使ってください。常に清潔な状態を保てるように、飼い主が正しいトイレを設置してあげましょう。
ハムスター仕様のグッズを揃える必要性
ハムスターは体が小さく、体温調節も苦手な小動物です。飼育に必要なグッズを人間用や犬猫用で代用するのはお勧めできません。一つ一つのアイテムにも必要な大きさというものがある程度定められていますので、吟味して準備してあげましょう。
著者情報
UCHINOCO編集部
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