子犬の甘噛みが酷くなってきた場合
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可愛い時期なのになぜだか甘噛みが酷いことで悩んでいる飼い主は多いものです。なぜそんなに甘噛みをするのでしょうか?あまりにも酷い場合には、飼い主が負傷する場合も多々あるほどです。許せる範囲の甘噛みと対策を練らないといけない甘噛みがあります。もはや「甘噛み」ではなく「噛みつき癖」に移行している時には飼い主が心して取り組む必要があるのです。理解してあげたいのは、子犬の本能が甘噛みを強くさせてしまっているということです。そこをきちんと飼い主が理解することから対策は始まります。頭ごなしに叱りつけても何のしつけにもつながらないのです。
甘噛みがエスカレートする場合
歯が痒い時期や飼い主とのコミュニケーションを懸命に図ろうとしている段階では子犬の甘噛みがどんどんエスカレートする場合が考えられます。基本的に飼い主が怪我をするような程の噛み癖は問題行動になります。子犬とは言え狂暴化していることに変わりがないからです。その場合には、一度運動量を見直して生活全般を考え直してみるのはどうでしょうか?おもちゃを甘噛み対策のために、噛んでも大丈夫なおもちゃに変えて、ボールを投げて遊ぶ運動などに切り替えてみるのです。試行錯誤を繰り返している間に1歳の誕生日を迎えるというのも珍しくないパターンです。
甘噛み対策の実例とは?
基本的に飼い主との遊びの最中に甘噛みを始めたときには、すぐに遊びを中断しましょう。噛むと遊んでもらえないという事実を何度も繰り返すのです。相当数同じことを繰り返す間に、子犬は徐々に学びます。飼い主が「痛い」「ダメ」と繰り返す間に甘噛みをしたらいけないということを、教えるのです。かなりの根気が必要ですしすぐには収まらないことがほとんどです。それでも子犬のことを思って何度も同じ指導を入れ続けます。甘噛みをして無視をされるという学習は10分以上続くと今度は飼い主との関係性が薄れてしまいます。しばらくしてまた子犬をかまってあげる。その繰り返しの間にまずは、飼い主との関係性が構築されます。そこを狙ってしつけを続けます。信頼している人の手を噛んではいけないという気付きのチャンスを何度も与え続けます。それが甘噛み対策の実利です。
要求吠えがどんどん増えてきた場合
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ゲージから出たい。飼い主に甘えたい。そんな要求を吠えることで伝えようとすることはしつけ面では悪い習慣です。その都度、子犬に対応してしまうと子犬の要求吠えはエスカレートする一方です。そこで注意をしないといけないのは、全てを受け入れることとしつけを行うこととは別ものだということです。甘やかして成長を促すことにっは繋がりません。そこは飼い主としても一つの試練があります。この試練を子犬と一緒に乗り越えてこそ本物の家族になれるわけです。
子犬時期に飼い主としての心得はどうすれば良いのか?
遊んであげるときには精一杯の相手をする。そしてしつけをしるときには毅然とした態度で子犬を制する。そのメリハリが子犬との暮らしの中では大切なことです。何事も子犬と飼い主との信頼関係の上に成り立ちます。そこをしっかりと心得て対応するようにしてください。
対策としては、子犬との生活の時間にごはんの時間や散歩の時間をきちんと決めて生活を見直してみてください。そうすることで、要求吠えを軽減することにつながるはずです。無視をすることで効果的に要求吠えが軽減されない場合もあります。ゲージの閉じ込められることに過剰なストレスを感じると、まるで体罰のような体制になってしまいます。要求吠えをしても自分の要求は通らないということを、時間をかけて覚えさせるほかないのです。
可愛いがゆえにしつけは強化するべき
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甘噛みも要求吠えも誰もが一度は通る道です。だからこそ、しっかり、しつけを強化して、家族の一員として長く生活するためにも、飼い主の方も努力を怠らないようにしてください。
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UCHINOCO編集部
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