雄猫の去勢の時期はいつがいい?正しい去勢の時期を知ろう!

飼っている雄猫を去勢手術したいとお考えの飼い主さんも多い事でしょう。去勢の手術はいつでもいいという訳ではなく、きちんと適した時期というものがあります。正しい知識を持って去勢手術を受けましょう。 2018年11月03日作成

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TOPIC 01

去勢が必要な理由って?

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去勢のメリットとは?

雄猫はさかりが来ると、マーキングのためのスプレー行為・放浪などの行動が見られる様になります。また攻撃性も高くなり、他の猫とケンカなんて事もしばしばみられます。

絶対という事ではありませんが、去勢をする事でこの様な雄猫にある独特の行動を軽減する事が期待できるのです。

攻撃性が低くなれば、放浪の末に野良猫とケンカして猫エイズや猫白血病などの感染症も防ぐことができますよね。

この他、去勢によって精巣を取ってしまうので、雄猫特有の病気(精巣腫瘍・前立腺疾患)などもかからなくなる事が期待できます。

去勢のデメリットとは?

精巣を取り除いてしまうので、子供を作る機能はなくなります。この他、まちまちですが鳴かなくなる・太るという事も特徴としてあげられるでしょう。手術自体は全身麻酔で行うので、そのリスクも考えておきましょう。

とはいえ、去勢によるデメリットはほとんどないに等しいといえます。発情行動そのものをする必要がなくなるので、表に出ない=運動量が少なくなる=太るという事位です。

デメリットとしてあげなければならないとすれば、食事のカロリーを気にしなければいけないという事でしょうか。

TOPIC 02

去勢に適した時期は?

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雄猫は発情の時期やサイクルは決まっていません。ですから大人の猫としての成熟時期に去勢するのが好ましいでしょう。

雄猫が大人として成熟するのは大体6~10か月の間です。この期間の猫が精神的に落ち着いている時が、去勢に一番適しているといえます。

手術費用はおよそ3万円未満程で、各自治体により免除が受けられる場合もあります。

TOPIC 03

手術時に気を付ける事は?

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全身麻酔で手術が行われるため、手術前18時間ほどは絶食の必要があります。手術当日は水も飲ませてはいけません。もしも胃の中に消化しない物が残っていると気道を塞いでしまったり、嘔吐する危険性があります。

事前に確認しておきたい事は、ワクチン接種の有無です。獣医師にワクチンの接種が済んでいるか聞かれる事があるので、有効期限が過ぎている場合は事前に接種を済ませておきましょう。

術後は麻酔が完全に冷めるまで動物病院に置かれ、消化機能が正常に戻るまで半日ほどかかるため、その後も絶食になります。

退院時はエリザベスカラーを装着した状態でお家に戻ってきます。この時も注意が必要です。雄猫は力が強いために邪魔なエリザベスカラーを外してしまう子も稀にいます。

再び飼い主が装着しようにもなかなか難しいためにそのまま放置してしまうという飼い主さんも少なくないでしょう。

ですがこれは傷口の完治を遅らせる事になり、またバイ菌が侵入する危険性もあります。

アクティブな性格の猫ちゃんであれば、あちこちに動かない様しばらくケージで様子を見る事をおすすめします。

TOPIC 04

大事な愛猫の長生きのために

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去勢手術というと、全身麻酔で身体にメスを入れるという事です。飼い主としては少し躊躇してしまう気持ちはお察しします。

ですが、この去勢手術を行う事で野良猫の雌に望まない妊娠をさせてしまったり、ケンカによる感染症を防ぐことができるのです。

手術は一瞬可哀相なおもいをさせてしまいますが、これが長生きにつながるなら真剣に考えなければいけない事でしょう。

著者情報

UCHINOCO編集部

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