猫の柄は24種類
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空前の猫ブームとなっている我が国日本ですが、猫好きの方は大体の柄を見かけた事はあるでしょう。分類すると基本となるベースの色は8種類なのはご存知でしたか?そのベースの色にトビや白混じりなどが合わさり、24種類となるのです。しっかりと呼び名も存在するのでご紹介していきましょう。
白・黒・グレー
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なんの色も混じっていない単色です。真っ白、真っ黒共にとても人気があります。グレーの単色はロシアンブルーなどで有名です。
サバトラ
名前の通り、魚のサバに似ている模様からこう呼ばれています。黒とグレーの縦模様が美しい柄で、シルバータビーともいいます。
キジトラ
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猫の元祖の柄と呼ばれています。茶色と黒の縦模様です。元祖といわれるだけあって、日本では一番多い柄になります。ブラウンタビーともいいます。
チャトラ
赤茶色の縦模様のシマシマです。レッドタビーともいいます。
ミケ
ミケとは黒・茶・白の三色の毛色からなる猫をいいます。最近では海外でとても人気が高くなっている毛色です。ご存知の方もいるかと思われますが、ミケは遺伝子の関係でメスしか生まれません。ごくまれにオスが生まれる事もありますが、これは染色体の異常という事になります。キャリコともいわれます。
サビ
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黒と茶色が混じり、全身を覆っています。ミケと違って白は混じりません。このサビもミケと同じく、オスは生まれないといわれています。トーティシェルともいわれます。
白黒・グレー白
白と黒がはっきりと分かれほぼ同じ分量の模様です。ハチワレという言葉を聞いた事があるかと思いますが、これは黒白の子の額の毛色が八の字に割れているとこう呼ばれます。末広がりで縁起が良いとされています。グレー白もあります。
サバ白・キジ白・茶白
それぞれにはっきりとサバと白、キジと白、茶と白にはっきりと分かれている模様をしています。
トビ柄
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トビ柄というのは白がベースで、ちょっとだけ模様が付くパターンをいいます。白黒トビ・茶白トビ・グレートビは二色の混じりでそれぞれに黒・茶・グレーがちょっとだけ入っている模様をいいます。
これがキジだとトビキジ、サバだとサバ白トビ、ミケだとトビミケという言い方になります。
パステルミケ
最近とても人気があるのがパステルミケです。黒・茶・白と色のパターンは一緒ですが、全体的に薄く淡い色をしている事からパステルミケという風に呼ばれています。
クリーム
茶トラが薄くなった色をクリームといいます。
グレートラ
地のパターンは違い、キジトラ・サバトラの薄い模様は両方ともグレートラといわれます。
グレーサビ
サビ模様が薄くなるとグレーサビと呼びます。
組み合わせは無限大!
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ここまで主な柄を解説してきましたが、全部の模様を数えるとその組み合わせは数千通り通りとも言われています。この様に色んな柄があるという事は性格もここから分かるのでは?と結び付けてしまいがちですが、柄と性格の違いについては現段階でははっりりとした根拠はないとされています。
今人気の柄をご紹介!
パステルミケ
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最近ペットショップでよく見かける柄です。この柄はミックスの猫よりも本種の猫に多いのかもしれません。スコティッシュのパステルミケなどはとても人気が高く、とても希少な柄といえるでしょう。
タキシード猫
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これはハチワレの白黒の猫をいいます。綺麗に模様の出ている猫は白い靴下を履いていて、正面から見るとまるで本当にビシッとタキシードでおめかししている様に見えます。本来は条件がピッタリ揃わないとタキシード猫とは呼べないのですが、ハチワレになっていれば大体この様に呼ぶようです。
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UCHINOCO編集部
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