餌にも様々なメーカーがあり、種類も豊富です。子犬の時は、餌を与える回数や時間、しつけなど、お世話をする事がたくさんあります。
すくすくと大きく育つように、子犬にあった与え方を心掛けましょう。
子犬の成長に合わせた食事とは・・・
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犬は、人間の倍のスピードで年齢を重ねていきます。可愛いくよちよち歩く子犬の時期は一瞬で、一年で成犬になります。将来、健康でいる為にも、子犬の時期からの健康管理を行っていきましょう。
新生児と呼ばれる期間
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犬の新生児と呼ばれる期間は、生後2週間です。この時期は母乳が重要です。母乳は栄養価が高いうえに、消化率も良いと言われています。母乳は子犬の成長には、最も重要です。
子犬と呼ばれる期間の離乳食
子犬と呼ばれる期間ですが、生後5週目〜1歳頃を目安とし、食事の内容も徐々に変化があります。生後5週目〜2ヶ月の間は、フードに興味を示す時期なのでフードを粥くらいの柔らかさにして与える必要があります。
ここで注意したいのが、 熱湯で餌をふやかすと栄養素が逃げる可能性があります
なので、ぬるま湯で必ずふやかして下さい。少し犬用のミルクを入れるのもオススメです。離乳は、生後2ヶ月が目安となります。
成長期の離乳食からドライフードへの切り替え
生後3ヶ月〜少しずつ通常のフードに切り替えていきましょう。急に、カリカリフードに切り替えていくと胃腸がびっくりしてしまいます。少しずつふやかさない状態で食べられるように硬さを調整してあげましょう。目安は、生後5ヶ月までです。6ヶ月〜ふやかさない状態で餌を与えられるように目指しましょう。
子犬の餌の回数は何回が理想なのか
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消化機能が弱い離乳期は一日に3〜4回に分けましょう。
生後2〜3ヶ月までには、1日4〜5回
生後4〜5ヶ月までには、1日3〜4回
というように与える回数を減らしていき、最終的には、生後8ヶ月を目安に1日2回になるようにしましょう。ただし、成長のペースは犬種により異なりますので、便の状態を確認しつつ、餌が子犬に合っているのか確認して下さい。
子犬に合ったフードの選び方
子犬の時期に必要な餌を選ぶポイントとして重視したい事は、4点あります。
・グレインフリー・・・穀物を使用していないということ。
・動物性タンパク質・・・子犬に最も欠かせない栄養素のこと。
・添加物不使用・・・着色料などの合成添加物が使用されていないこと。
・油脂が明確である・・・害がある酸化防止剤が使用されていなこと。
ドライフードとウェットフードの違い
ドライフードは栄養バランスが最も優れたフードの事をいいます。皆さんがイメージするカリカリフードをさしますが、水分の量は10%以下と少ない為、充分な水を与える事が必要となります。犬種や成長に合わせた栄養バランスが取れるフードが販売されているので成長に合わせて、切り替えていきましょう。
ウェットフードとは、水分量が75%と多い為、水分を補給出来るのにも最適なフードと言われています。夏など暑い時期に食欲が落ちてしまっている犬や老犬にも最適です。ただし、毎日の主食として使用するには、デメリットもあります。
食事のしつけの重要性
子犬の時期から、食事の際に最低限の躾は必要だと思います。理由としては、盗み食い防止といった予測出来ない事故を防止する事が出来るからです。
最低でも、餌を与える時に、待て!!が出来るようにしましょう。飼い主の許可が必要という習慣をつける事により、成犬になってからの問題行動を予防する事につながります。
おやつはあげていいのか
フードだけで、おやつを与える必要はないという人もいると思います。おやつはペットと飼い主がコミュニケーションやしつけをする上で役立つ食べ物だと思います。
一日のカロリーを把握して、与えすぎない程度に活用していくのが理想です。喉につまらないように、ボーロなど柔らかいおやつがオススメです。与えて良い時期も商品に記載されているので参考にして下さい。
子犬の健やかな成長のために
愛犬の『子犬』と呼ばれる時期は短いです。
しっかりと成長に合わせた餌を与えることで、健康に成長するためのサポートをしてあげましょう!
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UCHINOCO編集部
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