知っていますか?犬の睡眠時間が長い理由をご紹介

犬を見ていると、すぐに寝てしまっていたり、長時間寝ていたりと寝ている姿を見ることが多いですよね。でも睡眠時間が長い理由はきちんとありますので、お話しさせて頂きます。 2018年05月30日作成

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我が家の犬は寝てばかりと思ったことはありませんか?
でも、犬自体は睡眠時間が長い動物なので、特に心配はいりません。ですが、なぜこんなに犬は睡眠時間が長いのか、気になりますよね?そんな方の為に、犬の睡眠時間が長い理由をご紹介します。

犬の睡眠時間について

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ご存知の方は多いかもしれませんが、犬の睡眠時間は平均して12~14時間と長いです。
ですが、この睡眠時間の平均は、子犬と成犬の平均となっており、さら老犬になると平均でも18時間くらいの睡眠時間を取るようになります。

あまりにも睡眠時間が長すぎたり、すぐ寝てしまうので「どこか悪いのかな?」と不安になる方もいるかと思います。ですが、犬は平均でも人間よりかなり長時間の睡眠を犬はとりますので、一日中寝ているから心配と考えることはあまりしないでも良いのです。

犬の睡眠時間が長い理由は野生時代の名残があるから

犬はなぜ12~14時間という長時間の睡眠をとるのかという理由についてですが、それは、野性だった時代は狩り以外の時間を睡眠時間に充てていたからです。狩り以外の時間は体力を温存するために睡眠をとる習性が今でも犬の体に残っているからです。

また、 犬は小さい物音でも目覚めることが多いと思いませんか? 犬の眠りはノンレム睡眠時間が平均で全体の8割を占めています。その結果、寝ている時間のほとんどは浅い眠りになっているからなのです。 深い睡眠であるレム睡眠時間は、あとの2割位しいので、少しの物音でも起きてしまうということになっています。

レム睡眠とノンレム睡眠の見分け方

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では、犬のレム睡眠とノンレム睡眠の見分け方についてご紹介します。
これが分かることで、ノンレム睡眠の時は、ゆっくり休ませてあげようと今まで以上に飼い主が犬に対して気を使えることになります。

レム睡眠中は、寝言を言ったり、手足をピクッとさせたり、小さく吠えてみたりしている時です。

ノンレム睡眠中は、横向きや仰向けになっている時です。飼い主の近くでノンレム睡眠をしている場合は、飼い主の事を信頼している証拠ですので、飼い主側もそれを見ると嬉しくなるのではないでしょうか。

犬が安心して睡眠をとることに飼い主が出来ること

睡眠中に犬があごを床や地面につけていることが多いと思いませんか?
それにもきちんと理由があり、あごの骨伝導により、睡眠時間中でも地面を伝い近づく物の足音や気配に気づくことが出来るからです。そのことから考えると、犬が長い睡眠時間を静かな場所でとれるように、飼い主が環境を作ることが求められます。睡眠時間中の犬に対しての刺激がなるべくしないような静かなスペースを犬に用意してあげてくださいね。

犬の睡眠時間を気遣ってあげましょう

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いかがでしたでしょうか?
犬の睡眠時間はとても長いように思えますが、ほとんどの時間はレム睡眠となっています。大切な愛犬にノンレム睡眠を少しでも長くとってもらうために飼い主側の気遣いも大切になってくるのです。

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UCHINOCO編集部

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