犬を飼うにあたってデメリットを知らずに飼ってしまうと、結果的に愛犬を手放さなければいけない事になりかねません。
飼い主の勝手な理由で保護施設に入れられている犬は現在でも決して少ないと言えない状況です。
そういった事が無いように、事前にデメリットを知っておく必要があります。
1.犬を飼うとお金がかかる
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お金があって、同意書などの書類にサインをすれば簡単に犬は買えてしまいます。
しかも、人気犬種でも10万以内で販売しているペットショップも少なくありません。ですが、犬は買ってからの方がお金がかかるのをご存知でしょうか?
まず
・犬が安心に生活が出来るスペース「ゲージ」の購入
・生活に欠かせないトイレやごはんや水を飲む器などの購入
・ペットシーツ代
・食費
・畜犬登録費用
・狂犬病ワクチン費用
・混合ワクチン費用
・健康診断費用
・ノミダニ予防薬費用
・フィラリア症予防薬費用
・トリミング費用
これらは必ず必要になる費用です。
他にも、もし病気やケガをすると治療費がかかり動物の場合治療費は高額になります。
保険に入るにも毎月のお金がかかります。
旅行を行くのに、家を空けるのであればペットホテルに預けないといけません。
室内飼いであれば夏はクーラー、冬は暖房と、電気代もかかります。
1匹の一生涯にかかる金額は、特に大きな病気が無かった場合でも100万以上はかかると言われています。
2.旅行に自由に行けない
犬がいると、自由に旅行が行けなくなります。
犬と同伴のホテルは現在増えては来ていますが、そう多くはなく費用も普通のホテル代に比べると、高くなります。
連れて行けない場合は、ペットホテルに預けるか知人などの信用が出来る方に預かってもらう必要があります。
3.しつけが大変
犬と一緒に生活するのであれば、しつけは必ずしなければなりません。
これは、飼い主さんが生活しやすいようにという事もありますし、他人にも迷惑がかからないようにするためです。
「マテ」は必要最低限必ずしっかりと教えなければいけません。
トイレのしつけもきちんとしなければ、飼い主さんが一緒に生活しにくくなってしまいます。
こういったしつけは時間と根気強さが必要です。
4.一日一回以上は必ず散歩
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犬種によって散歩時間も異なりますが、小型犬でも1日のうちに30分以上は必ず散歩に連れて行かなければいけません。
中型犬や大型犬になると、1回の散歩では足りなくて一日2回以上の散歩が必要になります。
散歩に連れて行かなければ、ストレスが溜まり、病気を発症してしまいます。
5.介護をしなければならない
犬も年をとると、体が不自由になり介護をしなければいけません。
特に、近年犬の寿命は延びている傾向にあります。
それに伴い、認知症にかかってしまう犬もいます。
今まで自分で出来ていたことが、飼い主さん無しでは出来なくなったと言ったことが将来出てくるかもしれないという事を頭に入れておきましょう。
6.めんどくさがり屋さんや潔癖症の方はよく考えてください
犬を飼うという事は、人間にとってめんどくさいと思う事が沢山出てきます。
めんどくさいとすぐに物事を投げ出してしまう人は、犬を飼う事をおススメできません。
犬と向き合うのは、根気強さも必要です。
又、犬種にもよりますが、毛が沢山抜ける犬種もいます。
どれだけ毎日お手入れしていても毛は抜けます。
おしっこやうんちもします。トイレしつけをしていても失敗してしまう事はあります。
カーペットの上や布団の上におしっこうんちをしてしまうかもしれません。
「汚い」と思う事は沢山あると思います。
これらの、飼い主の時間が大幅に犬に奪われるという事は犬を飼う事によって日常茶飯事です。これが10年以上続く事を考えてみて下さい。
少しでもめんどくさそう、出来るかな、などと思う方は犬を飼う事をあきらめた方がいいかもしれませんね。
最後まで犬と幸せな時間を過ごせる方のみ、飼う事を決断してください!
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UCHINOCO編集部
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