犬が笑っているように見える4つの理由!犬が笑う意味とは?

愛犬と長く一緒に居ると、ニコっと笑ったような顔を作る時がありますよね。たまたま笑顔に見える顔をしているだけだと思う方もおられるはず…。
今回は犬の笑顔についてまとめています。 2019年09月01日作成

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犬がこっちを見て、ニコっと笑顔を見てくれると飼い主さんも、とても嬉しい気持ちになりますよね!犬は「面白い!」と思って笑う事はないと言われていますが犬の笑顔には様々な理由があると言われていますので、そちらを紹介していきます!

理由その1|飼い主の真似をしている!

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飼い主がニコっとすると、犬もニコっとしたり誰かと笑いながら話している時に犬も笑顔をみせたりする場合は飼い主が笑っているのを見て真似をしていると考えられます。
また、犬は表情が豊かな子もいれば、基本的にずーっと真顔の子もいます。
生まれつき口角が上がっている顔つきをしているため、ずっと笑顔に見える子もいます。そのため、特に何もなくても、犬本来の性格や顔の作りで笑顔に見える場合もあるのです。

理由その2|飼い主に喜んでもらいたいから

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この顔をしたことで、飼い主が喜ぶ!と分かっていて笑顔を見せる場合があります。
過去に笑顔を見せて褒められたり、自分にとって嬉しい事が起きたと覚えているのですね!愛犬の笑顔が沢山みたいのであれば、笑顔を見せてくれたとき沢山褒めてあげると、何度も笑顔を見せてくれるかもしれませんね!

理由その3|リラックスしている♪

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目元が穏やかで口元の筋肉が緩み全身が脱力しているのは、リラックスしていたり、安心している証拠なのだそうです。「のんびりしよっと」だとか「気持ちいいな」と思っているのでしょう。
また、目が穏やかに細めている場合は飼い主さんへの愛情表現とされています。飼い主に対して「大好き!」「幸せ!」と思っているのでしょう。
犬にとって大好きな飼い主さんと過ごすリラックスした幸せな時間を過ごせているということですね。

理由その4|「敵意はないよ」とアピールしている

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飼い主さんに怒られている時や、犬にとって苦手な人や犬などの前で見せる笑顔は自分に対して、大丈夫。と言い聞かせている時や、相手に、落ち着いて!何もしないよ!と、自分自身や相手を落ち着かせている行為だと考えられます。この行為によって、犬同士の喧嘩が避けらる事もあります。

このことを、Calming Signal【カーミング・シグナル】という

カーミング・シグナルとは、不要な喧嘩を避けるためや自分の気持ちを相手に伝えるため、相手を落ち着かせるためなど、自分の感情を表情や行動で伝える事をカーミング・シグナルと言います。

元々群れで過ごしていた犬はお互いの気持ちを分かりあうために声を出さなくても表情や行動で会話をすることが出来ます。このカーミング・シグナルという行為がある為に犬は【楽しい】【嬉しい】を顔でも表現できると言われていますが、この件に関しては賛否両論です。

そして、犬が遊んでいる時に出る「ハァハァ」という息遣いが笑い声だと2001年に行われた実験で言われています。笑い声を出すという事は、嬉しい、楽しいという感情も備わっているという事なのでしょうか…?いずれにしても犬の笑いについてはまだまだ謎があるようです。

犬が嬉しい時のサイン

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犬は、飼い主や他の犬と仲良く遊んでいる時、散歩の時、ドッグランで走っている時などは、「楽しい」「嬉しい」と感じているものです。このように喜んでいる時には「笑顔」で表現するというよりも、次のようなしぐさでその嬉しさを表しています。

  • 尻尾を上げて揺らす目
  • 目を細める
  • 体をくっつける
  • お腹を見せる
  • 相手の口を舐める
  • 耳を寝かせる

このようなしぐさは、犬が嬉しい時のサインと言えるでしょう。

犬の寿命は年々延びており、体格によって異なりますが、一般社団法人ペットフード協会の「令和4年全国犬猫飼育実態調査」では、2022年の犬全体の平均寿命は14.76歳というデータが出ています。愛犬の喜んでいるサインがもっと見られるように、できるだけ多くの時間を愛犬と共に楽しく過ごしましょう。そうすれば、人間も犬も寿命が延びるかもしれませんね!

参考:一般社団法人ペットフード協会「令和4年 全国犬猫飼育実態調査」
https://petfood.or.jp/data/chart2022/index.html

要注意! 笑顔に見えるのは「唸り」な事もある

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鼻にしわを寄せて、口角が上がっている表情は笑顔に見えてしまう事もありますが実は唸っている場合があります。この時に触ってしまうと咬まれてしまう可能性もあります。背を低くしながら、耳を倒している場合は警戒しているという気持ちの表れですので、笑顔に見える表情に加えて、このしぐさを見せるときは笑顔じゃなくて怒っている、軽快している時の表情かもしれません。
怪我をしない為にも飼い主さんは愛犬の表情を理解する必要があります。

人間の「笑い声」は犬にとっての癒しである

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2005年、動物行動学者の「パトリシア・シモネット」という学者さんが動物の笑いについて研究していて、人間の笑い声は犬にどういった影響を与えるのかを確認しており、保護犬120匹を6週間にわたって観察していたところ、人間の笑い声を聞いた犬たちはピタッと静かになり、遊びを始めたり、笑顔を見せる子もいたそうです。こういった行動が見られたという結果から、人間の笑い声は犬にとってストレスを軽減させる可能性があるとわかったのです。

犬を飼っている方は是非、愛犬に沢山の笑顔を見せてあげてくださいね!

厳選!笑顔に見える犬種

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最後に、特に笑顔に見える犬種を選んでみました。犬種の中でも中型犬・大型犬の子は口角を上げる表情筋が発達していることから、口を開けるだけでも笑顔に見えるのかもしれません。

  • ゴールデン・レトリーバー
  • 柴犬
  • ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
  • サモエド
  • ポメラニアン
  • フレンチ・ブルドッグ

他にもたくさんの笑顔のわんちゃんがいますよね。わんちゃんの愛らしい笑顔を見て癒されてくださいね!

著者情報

UCHINOCO編集部

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