ブルドッグとは？特徴や性格をご紹介！

まん丸のしかめっ面の顔立ちに潰れた鼻、たるんだ皮膚が最大の特徴です。耳は顔の高い位置についていて、耳はバラの花びらに似ていることからローズ耳と言われています。

ブルドッグの体重は23〜25kgです。体高は31〜41cmが平均的です。肩幅が広く筋肉質な体つきをしています。皮膚がたるみ前脚の間が離れていて、基本的に重心が低いのも特徴です。

下あごが前に突き出している「アンダーショット」というかみ合わせです。ブルドッグ独自のかみ合わせで、下の切歯が上の切歯より前に出ています。

被毛はつるんとした感触で皮膚に密着するように生えています。毛色にも個性があり、例えば、差し毛が混じったブリンドルや明るい毛色のレッド＆ホワイト、金色がかったフォーン、白地に黒のブチがチャーミングなパイボールドなど、様々な種類があります。

飼い主に忠実で、常に落ち着きがある犬種です。
素直で明るい性格をしていますので、人懐こくて友好的です。
甘えん坊なところもブルドッグの魅力ですが、少々頑固なところもあります。

元々ブルドッグは、ブル・べイティング（牛いじめ）と呼ばれる競技のために産出された犬種でした。現代では考えられない野蛮な競技ですが、実際には13世紀から18世紀までの間、イギリス国内で人気のあった娯楽でした。その時期のブルドッグの体重は60kgもありました。その後は倫理的な部分と動物愛護の観点から、1835年にはブル・べイティングが禁止されました。

その後はブルドッグの愛好家たちが、種の継承のために特徴的な顔つきを残しつつ、穏やかな性格の犬同士を交配させ、攻撃性のない温和なブルドッグを産出しました。その努力が実を結び、今ではイギリスの国犬となり、日本国内でも一般家庭でペットとして飼われています。

骨盤と大腿骨を結合する股関節が発育できない股関節形成不全を発症することが多いです。
そして、乾性角結膜炎（ドライアイ）にも気を付けるべきです。乾性角結膜炎は、何らかの原因で涙の量が減り目が乾燥する眼科疾患です。早期に治療を開始することが望ましいです。

鼻腔狭窄症や軟口蓋過長症、気管低形成といった呼吸器の病気が多いのも特徴です。いずれも気道がふさがってしまうことで、呼吸に障害が生じてしまう病気です。また、心室中隔欠損症を発症しやすい犬種です。心室中隔欠損症は、右心室と左心室を隔てている壁に穴が開いている先天性の心臓病です。将来的には、外科的な手術を検討する場合も多いです。

欠損孔が小さければ、特にこれといった症状を認めない場合もあります。欠損孔が大きい場合には、疲れやすかったり、咳をしたりといった症状が見られるようになります。また、発育不全を起こすこともあります。

ブルドッグを健康に育てる上で大切なことは、消化不良を起こさせないことと、肥満に注意しながら食物アレルギーにも配慮することです。特にアレルギー対策を考えるときには、穀物を使わないグレインフリーのドッグフードがおすすめです。

フレンチ・ブルドッグは、アレルギー性の皮膚炎にかかりやすい犬種だといわれています。食べ物によるアレルギー性皮膚炎の症状は、耳や目の周り、唇、わきの下、後ろ足のつけ根などにかゆみを伴う赤い発疹ができます。

動物性タンパク質を効率良く接種できるドッグフードも、犬の健康維持には必要です。皮膚や被毛の健康維持には欠かせないと言われているオメガ3脂肪酸や、股関節形成不全の予防に適切なグルコサミン、コンドロイチンを多く含んだドッグフードをおすすめします。

最後に、ブルドッグにおすすめのドッグフードを厳選してご紹介いたします。
皮膚のトラブルやアレルギーが多い犬種なので、グレインフリーなどアレルギーに配慮したドッグフードがおすすめです。また消化吸収の良い上質な動物性タンパク質も健康的に成長していく上で重要となります。飼い主さんは犬種の特徴を理解して、しっかりと健康管理をしてあげることが大切です。

栄養価が高く消化吸収に優れたオーシャンホワイトフィッシュを主原料とした、成犬からシニア犬まで幅広く食べられるドッグフードです。
炭水化物には低GIのポテトとエンドウを使用し、たんぱく質の供給源として新鮮な魚を使用し、魚由来のオメガ3およびオメガ6をバランスよく豊富に摂取することが可能です。

主原料には高品質のサーモンを使用したドッグフードです。ミール原料やトウモロコシ、小麦などは不使用なので、アレルギーが心配な犬にもおすすめです。
皮膚・被毛と脳の健康維持に必要なDHAを配合し、関節の健康を維持するグルコサミン・コンドロイチン、抗酸化成分であるビタミンEも増量しています。

ニュージーランド産のサバ（マッカロー）とラム肉を100%使用したドッグフードです。低温でゆっくり乾燥させるエアドライ製法で、生肉の栄養素や酵素をそのまま凝縮させています。

話題のアガリクス茸を最適な形で配合したペットフードです。
アガリスク茸はお腹の調子を整える効果が期待できるβグルカンを豊富に含んでいます。さらに上質は3種類の異なるタンパク質を配合、オメガ3、6消化酵素なども配合し、犬の本来持つ免疫機能を助け、健康を強力にサポートしてくれます。