日本で人気の猫の種類を一挙紹介

まだまだ続く世界的猫ブームに乗って、今現在人気の猫の種類の中から一挙ご紹介します。ぜひお気に入りの一匹を見つけてください。

世界的な猫ブームが駆けめぐるなか、世界を股にかける猫ちゃんたちが数多く出現しています。欲しい品種を手に入れるにはブリーダーとの直接交渉、ペットショップ、保護施設、保健所などを利用すると見つかる事もあります。各地で譲渡会も開催されていますから、でかけてみるのも良い方法です。そうした中でブリーダーたちから熱いまなざしを浴びている猫ちゃんたちがいます。

2018年度現在、日本で入手できる猫の種類は100種類以上あるイエネコのうち半数以上に上っていますから、ぜひ上記の場所へ問い合わせてみましょう。定番の品種としてスコティッシュフォールドやマンチカン、ベンガル、ショートヘヤ、ペルシア、ソマリといったあたりは言うまでもないのですが、あまり見たことも聞いた事もないような名前の品種もしばしば見かけます。

かわいらしさや飼いやすさがあるものはすぐ人気が出ますから、店頭にも常時陳列されます。最新の情報が欲しい時はペットショップをのぞいてみると今年の流行も一目瞭然でわかるはずです。たとえばエジプシヤンマウは日本ではあまり目にしませんが、犬のようにしつけたり散歩にでかけたり、投げたボールをとってきたりなどの遊びも覚えますし、もちろんネズミとりも大好きです。

人間が大好きで賢い猫でもあります。短毛種で手間もかかりません。他の猫とちょっと違っている特徴として足よりも手が長いというのがあります。つま先立ちが得意で走るのはものすごい早いです。高いところに登るのは大好きですからキャットタワーを買ってあげると喜びます。留守がちな飼い主には向かない種類でもあります。

近頃”ぶさかわ”で人気急浮上中のエキゾチックショートヘアはアメリカ産の短毛種で、ペルシアの特徴を多く保有する品種です。鼻がつぶれたような顔は、どこに行ってもかわいいと評判になる事から、多くのブリーダーからの注目を浴びる事になりました。とても穏やかで優しい性格をしており、誰とでも仲良くなれるのも、エキゾチックショートヘアの魅力でもあります。

世界最小で成長しても2kｇにしかならないシンガプーラは近頃様々なところで話題に上るようになりました。国内でもじわりと人気が出ています。名前から想像できるようにシンガポール産の短毛種ですが、小さくても筋肉質でしっかりした手脚をしています。一番の特徴は一本の毛が濃淡で2色あり、光の加減では様々な色合いに変化する事です。鳴かない猫と称されるほどおとなしくて優しい子ですから、マンション飼いでも安心です。

日本でのショートヘヤ系の人気はペルシアやシャムにも匹敵するほど強く、いくつかの種類が上位に食い込んでいます。グルーミングなどの手間いらず、全体的に穏やかでおとなしい性格、環境にも適応しやすく他の品種の動物がいてもすぐ仲良くなれるなど、飼いやすさが受けているのです。その中でもとりわけ人気があるのがブリティッシュショートヘヤです。

ブリティッシュブルーと異名をとる事からもわかるように、ブルー系黒で分厚い体毛をしているところなど、ロシアンブルーを思い起こさせますが、原産はイギリスで古代ギリシャからイギリスへ持ち込まれた品種が元祖と言われています。体毛も多彩で体重は大きくなっても5kg程度です。多くの猫がそうであるようにブリティッシュショートヘヤも、ネズミなどの害獣駆除のために重宝されました。

性格は穏やかで優しくおとなしい事に加えて、ほとんど鳴きません。その分だけストレスもためやすいですから、飼い主はたっぷりの愛情を注いであげる事が大切です。運動能力も高い事に加えてほめられる事も大好きです。だっこされる事はあまり得意ではなく大変自立心が強い面もありますから、本人の気持ちにきちんと答えてあげてください。

猫は外見のかわいらしさと共におとなしい・元気が良くていたずら好き・甘えん坊・穏やかなど性格も様々です。よくペットは飼い主に似るとは言われますが、実は自分に似たペットを飼うのだという説が説得力あります。他人はどうあれ自分がかわいいと思った猫がかわいいに違いありません。相性も猫を撰ぶ時の重要ポイントです。