子犬が噛む理由
その1)要求を通したい時

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子犬は何か要求を通したい時にも噛むことがあります。これは噛む以外に吠えるという行動でもよく表れることです。1〜2カ月の子犬が要求のために噛むということはまだ少なく、通常はもう少し成長した4〜5カ月頃から見られます。そうならないために、まだ甘噛み程度のうちに噛む癖をつけないしつけをしておきましょう。
遊びを通してしつける方法もありますが、ここでは子犬だからできる、ややきつめのしつけを紹介します。子犬が手を甘噛みしてきたら、そのままグッと子犬の口に握りこぶしを押し込んでください。子犬にとっては苦しい行為ですが、これが大事なのです。これを根気よく繰り返すことで、子犬は「噛むのはよくないことが起こる」と学習していきます。
これに近いしつけ方は本来母犬の元で行われていることです。もちろんこぶしは使いませんが、母犬の場合は子犬が噛んできたらすかさず噛みます。それによって子犬は「噛んだら噛まれる」「噛むのは痛いこと」と覚えていきます。人間は噛めないので、代わりにこぶしを使うというやり方をするのです。
その2)ストレスを感じた時

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子犬はストレスを感じている時にも噛むことがあります。子犬に限ったことではありませんが、飼い主が散歩や遊びに十分に応じてあげないと犬はストレスを抱えがちです。ただし、散歩中にも嫌いな場所があったり苦手な犬がいたりすると、それがストレスになることもあります。
まずはストレスの原因を探ってあげてください。大切なのは、子犬が何を感じて何が苦手かをよく見てあげることです。仕事が忙しく、なかなか散歩できていないと感じたら、室内でたっぷり遊ぶだけでも違います。毎日は難しい場合には、休日にじっくり時間を取ってあげてください。散歩で苦手なものがある時には、コースを変えるなどの配慮をすればいいのです。
子犬や成犬に限らず、噛むのはストレスを感じている時が多いかもしれません。家族がケンカしている時にも精神が不安定になって噛むこともあります。適度に運動をさせて、楽しい環境を作ってあげましょう。
その3)遊びで興奮した時

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子犬にとって飼い主に遊んでもらっている時間はとても楽しいものです。それだけに、ついつい興奮して手などを噛んでくることがあります。「痛い」と声を出すだけでは、喜んでいると誤解してしまうこともあるので注意しましょう。
遊んでいる時に子犬が興奮してきたら、一旦遊ぶのをやめてください。少し落ち着いたらまた遊んであげましょう。また、実際に噛まれてしまった時には遊びを止めるだけではなく、一旦服従させるという方法もあります。やり方は簡単です。「オスワリ」と指示を与えるだけです。大人しくオスワリしたら「ヨシ」と言って遊びを再開しましょう。これは「飼い主の指示に従えば遊んでもらえる」と認識させるためでもあります。
子犬のことを普段からよく見ておく

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成犬になっても噛むことがないように育てるには、子犬のうちにどれだけしつけを入れておけるかにかかってきます。そのためには、口にこぶしを押し付けるなど多少乱暴なことも必要です。ただし、叩く行為や世話の放棄などはしてはいけません。この2つは犬との信頼関係を壊してしまう行為につながるからです。世話の放棄などをすれば子犬の健康にも影響しますし、動物愛護法に触れることにもなるので注意しましょう。
小犬がストレスを抱えていないかを探るためにも、普段から子犬のことをよく見ておくことです。家の中にも苦手なものがあるかもしれません。または、どこかケガをしている時にもそこに触れられないように噛むこともあります。飼い主が気づいてあげることで解消できることもあるので、普段からよく見てあげてください。
子犬が噛む理由にはいろいろあります。どれに該当するかを考えて対処しましょう。できるだけ噛まない犬にするには子犬の時のしつけが肝心です。
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  UCHINOCO編集部
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